大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

補強についての考察~なぜ補強しないのか、と苛立つ前に

2013-08-15 07:49:48 | ガンバ大阪
ここまでの今季のガンバを振り返ってみると、今のレアン家長離脱してから、登録の関係での空白期間は仕方ないとは言え、ウサロチャを連れて来たフロントには文句はない。ユース出身者で脇を固めて人件費を極力抑え、足りない部分、特に決定機に関してはお金を出して買う、というチームの編成がしっかりと出来ている。

その2トップを軸にして作る為に前に重心を置くか、歩いは失点しないことを第一に考えて後ろに重心を置くかは別にして、その二つのいずれかをやるにしても今の怪我人の状況考えると、人出不足なのは否めない。だからこそ、今月は何とか今のメンバーで持ちこたえて、天皇杯で離脱組を試運転出来るようになれば、という所ですかね。多分もう補強はないでしょうから。

この時期にあえてフロントに対してお願いするとしたら、これ以上誰も居入れる予定が今のところないのだとしたら、大塚の時のように移籍期間終了間際に誰もとらずに、中にいる別の誰かを出すといったことはやめて欲しいということぐらいか・・・まあ、登録期間ももう終了間際ということであればそれはないんだろうけども。

この間出た武井なんかでも、今この時期は貴重な戦力ではあるし、ベンチ入りすらしていない星原や沼田なんかでも、練習試合や、戦術確認の紅白戦を行うにはやはりポジション上は居ないといけない選手なわけで、試合に出ていなくてもチームに貢献しているのを忘れてはいけないだろう。

まあ、梶居さんって、自分の前の上司を反面教師にしているような人なんで、そこら辺解っているんだろうとは思うんで取り越し苦労かもしれないが。でも、入る予定が立ってないのに先に先週を出してしまったという事をやってるチームもあるわけで…それはズバリセレッソなんだけどもw

まあ、お隣さんの場合、今の状況を好意的に解釈すれば、ヒゲの名強化部長さんは、誰かを入れるつもりで先に出す選手を決めておいたのが、入れる話がポシャったのか、或いは話がなかなかまとまらないで、ここまで引っ張ってるかのどちらかでしょうね…もし後者だとしたら、それはそれで登録ウィンドウが空いてるにも関わらず、空白期間を作ってもうた、というのが批判対象になるのかもしれないが…

ただ、自分は別にここでお隣の強化部長さんを責めようという気はない。寧ろ、この人に対しては、仕事してないという目で身内から見られている分大変やね、という風に見ているわけです。

それ程までにシーズン途中での補強というのは難しいものだからだ。それを成り立たせるには、

1. 資金の問題
2. チームの編成状況
3. オファー出した選手から見て移籍先のチームがどう見られているか
 (出場機会を求めて出るという選手たちはどのチームなら出られそうかを見ている

と言った点をクリアしておかないと行けない。2,3については弊ブログの長年の読者の皆様なら私が何を言わんとしているかはお判りだとは思う。だからまあ、ウチで言えばなんで加地さんのバックアップ穫れないのか、なんてことに苛立つ人は弊ブログの読者であるガンバサポの皆さんの中にはいないんじゃないでしょうかw

例えば、資金の問題というのは、何も年間予算の多寡といったことだけではない。寧ろ、年間予算はシーズン開始から決まっているわけで、シーズン途中からの補強となると、誰かが売れるなり、スポンサー等の新たな財源確保ぢない限りできるものではない。この点についてはJ1、J2に関係なく、上位よりも寧ろお尻に火のついた下位チームなんかの方が、懸命にやりくりして補正予算を組んで補強には動いている。上位チームは今のところこのままでいい、と考えているところが多い(神戸なんかはレアン獲得資金用意していたものの、その話が流れると他に誰もとる動きは見せてはいない。まあ、今年は2位以内に入るればいいと考えるとそれでいいのかもしれないが)。

まあ、その意味じゃ、お隣の梶野さんも色々と言われて大変やね、と思ったりもするんだけどもね・・・