中超も再開 － 長春亜泰が前半首位で折り返す

中超は自分が見に行った試合を含む、アジアカップ前に行われるはずだった第15節を終え、ようやく前半戦の日程を全て消化した。

前節の結果だが・・・まさか山東が済南でやっているにも関わらず、北京国安に1－6で敗れるとは思わなかった。去年山東がホームで優勝を決めた相手だったというのは因縁めいているけども、わがガンバも8・25等々力での川崎戦は心してかからなければならないんじゃないか（別にアタックチャンスはどうでもいいけどね）。

さて、前半戦を終了して、長春亜泰が首位で折り返した訳であるが、近年前半戦首位で折り返したチームが優勝するというジンクスが中超には存在している。まあ、これはあくまでもジンクスでしかなく、敗れたとはいえ2位に山東が勝ち点3でその後大連実徳と上海申花が猛追している状態であるから、まだまだ優勝争いは混沌としている。少なくとも一昨年や去年のような首位チームがぶっちぎりで優勝ということにはならないような気がする。

その長春だが、今月に限って言えば暑い気候の南方アウェーというのが存在しないし、唯一の強敵がホームで迎える大連だというからこれを乗り切れば当面は首位を突っ走りそうな気がする。10月になればホームで寒さを味方につけて戦えるわけで、最後まで優勝争いに絡んでいきそうだ。

大連の試合はダイジェストで見た。青島中能相手に先制されたものの、その後ヤンコヴィッチがFKを決めて追いつき、更に彼から決定的なスルーパスが飛び出してこれをもう一人の外国人が決めて2－1の逆転勝ち。やっぱりこのヤンコヴィッチが試合を組み立てている限り大連は強い。

気が早いと思われるかもしれないが、来年のACLは恐らく、長春、山東、上海、大連の中から2チームが出てくるだろう