大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

負けない、ということを考えているザックは予選を戦う上で最適な監督

2011-09-07 07:40:07 | サッカー全般
ウズベキスタン戦では、ボランチである長谷部を前に上げて、北朝鮮戦での彼の前での動きに加え、守備意識を高めようとしていたけども、急造の布陣で、かつ前から取りに行こうという意識が裏目に出てはピンチを広げていってしまった。早い話が自分たちで苦しくしてしまったわけであるが、もう少し落ち着けてやった方が良かったかな・・・最後は互いにラインが下がったままで中盤がオープンになって打ち合いになってしまったわけだけども、イタリア人監督ってあんまりこういう展開を望まないんじゃなかったっけ?

あちらでの公開練習で3-4-3を敢えてウズベクの報道陣に見せておいて、攻撃的に行くと宣言していたのを見て、筆者はうまく煙幕を張っているな、と感心したりもしていたw 攻める意識というのを持っていたからこそ最後手にした勝ち点1であると考えたい。最後槙野を入れて3-4-3にしたのは、真ん中を固めるということで、仮に両サイドが下がって5バックになったとしてもそれでしっかりと守りきれということじゃなかったかと思ったりもしたんだけども・・・今回は韓国やオーストラリアみたいにパワープレーをやってこなかったのがこちらには幸いというか、相手のクロスの精度が全然大したことがなかったから地上戦しかなかったわけなんだが、それが今回5バックになっても、という考えが当たったのかもしれない。

つまり、ザックの頭の中ではウズベク相手に勝ち点を先行させないという考えがあったんじゃないかという気はするんだけどもね。それは結構大事なことで、欧州の予選でもグループで本命視されている国が苦戦したりするのも、彼らが無理に勝ち点3を取りに行ったところが格下の相手の戦術の術中にはめられてドツボにはまる、ということがあるわけで。

となると、ホームで勝ち点3をしっかりもぎ取り、アウェーで引き分けて勝ち点1を持って帰って来ることが出来るザックは今の予選を戦う上でベストな監督だと言えるかもしれない。その理屈で言えば11月の平壌での北朝鮮でも、アウェーの戦いぶりに期待しよう。

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