大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

麒麟杯 日本 1-0 科特迪瓦

2008-05-25 11:44:02 | サッカー全般
松井がコートジボワールの守備陣をひきつけて裏にスペースが出来たところに、今野からのスルーパスに飛び出した長谷部がクロスを上げ、大久保がマーカーを引きつけたお陰で玉田がGKの股下を抜くシュートを決めたゴールが決勝点。まあ、大久保と玉田を並べ、中盤でプレスをかけて奪ってから早いカウンターで攻めるという意図がこのゴールシーンで具現化された形ではあるけども、これは身体能力の高い選手を揃えたコートジボワール相手というものを想定した布陣とゲームプランが効を奏したというに過ぎない。

予選で闘う相手は欧州・南米・アフリカの強豪ではなくアジアのチームであることを考えると、プレッシングのスタイルは残しても戦術はかなり違ってくる。予選で対戦するオマーンやバーレーンがさして高いラインを引くわけではなく、引いてカウンターを狙う戦術を取って来るということを想定すれば、果たしてこの試合が代表の強化の為になっているのか、マッチメーキングには大いに疑問だ。

対戦相手としてパラグアイもコートジボワールも申し分ない実力を兼ね備えているけども、ビッグネームが全て出揃っているわけではない。しかも、コートジボワールは中1日で日本戦に臨んだ為、メンバーを入れ替えてきたもののやはり、途中でガス欠を起こしてきた。けど、そのコートジボワールより先に運動量が落ちる日本って何なのだろうか・・・

攻撃に関して言うと、岡田監督が意図しているサッカーは、ダイレクトプレーによる速攻ということなんだけども、全体的に攻め急いでいるような感じで、もう少しタメが作れていればよかったとは思う。遠藤と長谷部って前後の位置が逆であったら面白かったのになあ・・・

守備に関しては楢崎に安定感があり(コーチングは的確だし)、真ん中は闘莉王と中澤で固めていると守備で大崩はしないところは収穫だろう。今回はアジア杯のようなPK戦がない以上w、当分楢崎で行くんだろうなあと思う(ヨシカツの確変や経験はまだまだ捨てがたいとはいえ)、今回のメンバーで固定して戦わないといけないだろう。となると、今回遠藤にポジションに俊輔が入る感じかな。あの早いテンポの中でヤットはいろいろと展開させようとしたけども、早いテンポの中では彼のタメて落ち着かせるプレーというのがあまりフィットしていない感じはする。まあ、早い話セットプレーの飛び道具という役割を担っているのが昨日のヤットであり、次の試合では俊輔であるんだけども。


2 コメント

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Unknown (Einsamkeit)
2008-05-25 22:32:01
なによりも、コートジボワールを
中国語でこんな漢字になるんやと、、、

それが一番の関心でしたw



代表に関しては、若い年代もそうですけど
疲れてる相手や、2軍、3軍相手に勝ってもね
選手達は『これではダメ』ってわかってるみたいだけど…

見所としては長友ぐらいでしょうか?
動けない代表の中で唯一動けてたんじゃないでしょうか?
あの運動量は驚異っすね
ただ、裏にスペースがあればスピードで生きるだろうけど、
どん詰まりだと抜く力(ドリブル)はなさそうなので
逆にアジアの相手チーム相手でどうなるか、見てみたいっすね

(そう考えると、まだミチにもチャンスはあるかと…
 女装してる場合じゃないんだがw)


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Unknown (民国97年)
2008-05-26 06:50:50
>アイン君

関心はそこですかw 五輪で対戦するナイジェリアなんて、「尼日利亜」と書くのだったかな・・・

まあ、代表戦に関する雑感はそんなところですね。勿論見るべきところがなかったとは言わないですが、本番に向けてのシミュレーションになったかどうか・・・欲を言えば親善試合なのでもっと、貪欲にゴールに向かって攻めて欲しかったとは思うんですけどもね。

ミチはね・・・あのブログのエントリにはワロたけどもあんなことやってる場合ちゃうぞ、とも言いたくなります。このままじゃアンダーでもA代表でも長友の控えに甘んじてしまうな。北京五輪に召集されるのは仕方ないとしても、ベンチを暖めたままで出番がないというのがガンバ的には一番痛いでしょう。
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