大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

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J聯賽第24輪 大阪鋼巴 2-1 川崎前鋒 ~今季のベストマッチ!

2010-09-26 07:54:41 | ガンバ大阪
AOQLOのオフ企画である、今シーズンのベストマッチにノミネートしました、と言いたくなるくらいの、お互いが良さを出し合い、プレーがあまり途切れることのない名勝負、という試合だった。

だからこそ、こちらの2点について、誤審が云々されてしまうというのは残念ではありますけどもね。ダービーもそうだったんだけども、本当はもっとスッキリとした形で勝ことを望んでいたけども、今の川崎相手に流石にそれは無理w 結局勝敗を分けたのは本当に微妙な部分だった、と総括してしまうくらい川崎はやはり強かったと認めざるを得ない。

そんな川崎相手にやったことは、やはり前半黒津に裏を一度取られてからラインを下げて川崎の高速カウンターを消したことか。それゆえ中盤に広大なスペースが生まれてしまい、攻守の切り替えが早い展開になったのは否めないが、試合前のエントリに書いたように怖いのはジュニーニョと黒津のスピードで裏を取られることだったし、実際昨年のACLでは黒津にそれでやられた記憶が残っていたため、ラインを下げて対応したのは間違ってはいなかった。そうすると、相手には今高さがなくなりつつある中で(実際川崎はサイドからは低いクロスを入れてきたり、CKではショートコーナーをよくやっていた)、怖いのはケンゴや谷口のミドルかな、と思いながら見ていたけども、そこは武井がスペースを埋める働きを見せていたのは頼もしかった。

そういう苦しいゲーム展開で勝てたというのは本当に大きいけども、得点場面をテレビで観戦していた限りでは、1点目は確かにソータの肘が入っていたし、2点目の起点となるゴールキックの判定でも矢島のシュートがソーターの足に当たっていたことは認めよう。

ただ、ここで自分は判定を正当化するつもりはないんだけども、高山主審が下した判定については彼の位置取りと併せてその根拠を考える必要があるかもしれない。まず、最初の1点目だが、あの時点で高山主審はちょうど左45度あたりの位置から見ていた。ソータがヘディングした時点では彼はポジションを取っていたのでGKへのチャージではないという判断を下したからゴールを認めたのだろう。ただ、彼の位置からはソータの肘が入っていたのは見えづらかったのかな、と思う。

むしろ、川崎の選手らが抗議していたゴールキックの判定こそ、高山主審は真正面で見ていたはずなんだけどもなあ・・・彼がもし間違えたとすれば、彼のアングルからは、矢島の後ろから見ていたので、シュートがソータの足に当たったのが見えずに、シュートがまっすぐ上に飛んだんでゴールキックと判定したというところか。ただそれならばバクスタ側の副審がきちんと見ていないといけないということになるんだけどもね。けれども副審がCKを判定しても主審には、自分の主観を大切にするという人が結構多いし、主審には副審を4審と交代させる権限があるんよね(かつてジョージがダービーでこの伝家の宝刀を抜いた時には本当に驚いた)。まあ、その判定そのものよりもむしろその直後に川崎の選手らに少しスキが出たところをルーカスがミドルを打って、DFに当たって入ったことで結局話しが大きくなってしまったんだろうけども。

全般的にはプレーが途切れない試合展開というのはお互いのプレースタイルもさることながら、高山主審の流すレフェリングにあったと思うし、ルーカスに対してもシミュレーションを取るくらいだったので(ちょっと厳しい感じはしたけども)見えているプレーに対しては割と正確なレフェリングだったとは思う。それが、ガンバの2得点でミソをつけてしまったというところなんだけども・・・

ガンバの選手で言えば武井は今正に成長中で、明神とまでは行かなくても守備での貢献度は目を見張るものがある。宇佐美はポストに嫌われなければなあ、とぃうところまで来た。問題はショーキ。宇佐美がU-19で離脱する今が正念場。もう少しボールを収めてくれたらと思うんだけども・・・

ここまでの流れを見ると、06年にちょっと似ているかな。ダービーで勝った上に同じ時期に川崎に勝った。チームの状態は上向き。そうなると次の山形アウェイというのは逆に勝って兜の緒を締めよ、と行きたいところですね。4年前もアウェイの甲府戦で痛い目に遭わされているわけだから。

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