今日は、昔NBAファンのオフ会でお世話になった方と久しぶりに連絡を取り、一緒にホムスタへなでしこリーグ見に行きましたが、すんごい人やったね。メインスタンドの待機列がぐるっと半周してバクスタのところまで最高尾が行ってたもん。あらためてW杯優勝効果の凄さを思い知らされました。ただ、見に来た人たちの大半は、どれちょっと見てみるか、という人たちが大半には違いないわけで、こうした人たちに、自分を含めて固定客として定着してもらうには、勿論プレーする側が努力していい試合を見せるとか、運営の方が営業を頑張るということもさることながら、見る側の意識というのも変えないといけないかな、という気もした。男女の体格・体力差というのはどこの競技にもあるわけだからレベルを比較することは出来ないんだけども、女子サッカーの場合男子と比べるとやはり見た目スピード感が落ちるのは否めないわけで、それを昔どこかの地方議員がブログで指摘していたっけ?
ただ、今日の試合を見て解ったけども、男子との体力差があるゆえ、女子のサッカーならではの戦術というのも見受けられた。例えば千葉は前半1トップを前に残して4-2-3-1(後半は4-4-2で点を取りに来たが)で神戸の4-1-4-1の噛みあわせを抑える狙いが見て取れたんだけども、代表に7人送り込む神戸との個の能力差は真っ向勝負では埋めがたい。ただ、そんな相手に対してもボランチまで引いて、ボックスの中で自由にさせない引いた守備を徹底する。まあ、これが男子だったらバイタルがポッカリ相手ミドルをズドンなんだけども、女子ではそこまで馬力がない。また、サイドからのクロスにしても流れることが多く、アーリークロスだって入ってこない。まあ、それによって攻撃におけるボールの奪いどころが低くなって、それで後半から入った丸山が孤立するんだけども、前半は最悪でも1失点で抑えようという意図が見て取れた戦術だったように思える。
そう考えると、女子の場合力の差がはっきりしていても、守備戦術如何によっては格上の相手とそこそこ戦える術というのが見い出せるんじゃないかという風に思えた。まあ、惜しむらくは、千葉の左サイドバックのところからのバックパスを再三かっさらわれてピンチを招いたことでそのうち一失点が神戸の先制ゴールに結びついていたところかな。もう少し耐え切れたら勝負としては面白い展開だったとは思うけども、相手のミスを見逃さずに奪って決めた大野忍はやはり抜け目ないというか。
あ、沢姐さんは相変わらず視野が広くてアンカーらしくボールを散らしてましたね。後半は大野とポジションチェンジして攻め上がる場面が見られたんだけども、W杯から終わって戻ってきて、チーム練習もこなしながら日帰りで上京して取材を受けるとかいう強行軍の中で上手くペース配分考えて動いてましたし、相手の反撃の芽を摘むスライディングなんかもやっていたのは流石ですね。
まあ、バスケットなんかでは、女子の試合なんかで男子みたいな豪快なダンクなんて誰も期待しないわけで、女子らしくコンビネーションとパッシングで崩す戦術を見たいわけで、WNBAというのはそういうところで人気を博しているわけです。だったら、サッカーにおいても女子のサッカーの試合は男子とは見るポイントが違うことを意識した上で見れば女子サッカーの面白さというのが見えてくるかもしれない。それが一過性で終わらせない為に、見る側と見せる側が意識することじゃないかという気がする。
ただ、今日の試合を見て解ったけども、男子との体力差があるゆえ、女子のサッカーならではの戦術というのも見受けられた。例えば千葉は前半1トップを前に残して4-2-3-1(後半は4-4-2で点を取りに来たが)で神戸の4-1-4-1の噛みあわせを抑える狙いが見て取れたんだけども、代表に7人送り込む神戸との個の能力差は真っ向勝負では埋めがたい。ただ、そんな相手に対してもボランチまで引いて、ボックスの中で自由にさせない引いた守備を徹底する。まあ、これが男子だったらバイタルがポッカリ相手ミドルをズドンなんだけども、女子ではそこまで馬力がない。また、サイドからのクロスにしても流れることが多く、アーリークロスだって入ってこない。まあ、それによって攻撃におけるボールの奪いどころが低くなって、それで後半から入った丸山が孤立するんだけども、前半は最悪でも1失点で抑えようという意図が見て取れた戦術だったように思える。
そう考えると、女子の場合力の差がはっきりしていても、守備戦術如何によっては格上の相手とそこそこ戦える術というのが見い出せるんじゃないかという風に思えた。まあ、惜しむらくは、千葉の左サイドバックのところからのバックパスを再三かっさらわれてピンチを招いたことでそのうち一失点が神戸の先制ゴールに結びついていたところかな。もう少し耐え切れたら勝負としては面白い展開だったとは思うけども、相手のミスを見逃さずに奪って決めた大野忍はやはり抜け目ないというか。
あ、沢姐さんは相変わらず視野が広くてアンカーらしくボールを散らしてましたね。後半は大野とポジションチェンジして攻め上がる場面が見られたんだけども、W杯から終わって戻ってきて、チーム練習もこなしながら日帰りで上京して取材を受けるとかいう強行軍の中で上手くペース配分考えて動いてましたし、相手の反撃の芽を摘むスライディングなんかもやっていたのは流石ですね。
まあ、バスケットなんかでは、女子の試合なんかで男子みたいな豪快なダンクなんて誰も期待しないわけで、女子らしくコンビネーションとパッシングで崩す戦術を見たいわけで、WNBAというのはそういうところで人気を博しているわけです。だったら、サッカーにおいても女子のサッカーの試合は男子とは見るポイントが違うことを意識した上で見れば女子サッカーの面白さというのが見えてくるかもしれない。それが一過性で終わらせない為に、見る側と見せる側が意識することじゃないかという気がする。