大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

本日の大宮戦(もう一つの埼玉のチームについてもちょっとw)

2011-07-10 12:03:12 | ガンバ大阪
最近浦和のことについて色々と書いていたりすると誤解されるところがあるかもしれないので、一応書いておくと、基本的に浦和に対して特別な思い入れがあるわけではないです。まあ、職場にはレッズサポの知り合いというのが居るんだけども。ただ、自分はサッカーというかガンバへの理解を深める為にとっている手法として他チームの事例を見るというのがあって、ガンバ以外にも時間が許せばテレビで他チームの試合を見たりガンバと日程が被っていなければ、長居や西京極や神戸にも足を運ぶこともある。また、サッカーだけでなく、他競技についても一応一定の関心を払っているわけです。その中で、今季の浦和というのは色んなことを考えさせられる格好のケースにはなっているんで他サポの立場で、自分なりの推測も交えながら戯言を書いたりしています。

まあ、その浦和にしてもそんなに詳しくフォローしているわけではないので、山形戦の後のペトロのインタビューをアズーリで見て、ようやく通訳が林雅人氏であることが気づいたんだけども、林氏の存在というのが今の浦和のサッカーにおいてスカウティングとかチームビルディングとかいう点においてチームを硬直化させてしまっていないかな、と思ったりもする。オランダのコーチングライセンスを持つ同氏が通訳を務めるということは、単にペトロとの間の言葉の架け橋だけではなく、テクニカルエリアにおいて監督の分身としてゲームを分析したり監督にアドバイスをしたりといった責務もになっているかもしれないな。

ただ、それ故に気になる点もある。林氏の戦術本や指導書は何冊か筆者は持っていて、ゲーム分析の面において参考になった部分はあるけども、その一方で彼の分析や指導のベクトルというのが現状導くべき方向性とはズレているんじゃないかな、と思うことがある。例えば実践練習で、狭いエリアに選手が偏り過ぎるのがダメで、ピッチを広く使おうと言ってみたり(まあ、これはこれで大事なこともあるが)、或いはサッカー批評誌の分析においては、中盤でマークを固定していないが故に日本代表の戦術理解がオランダユース以下と言ってみたり(ヤットや長谷部への評価はエラく低い)。勿論分析というのは分析する側における主観というのが左右されるんだけども、彼といいペトロといい、向いている方向は同じであるが故にそこから導き出される対策やゲームプランというのがズレてるのかな、と思ったりもする。彼らはオランダで培ったフィルターを通して見ているわけですね(この点は杉山茂樹氏の評論にも言えることだが)。

そういったものを、Jで監督経験のある柱谷サンからすれば実に薄っぺらいと感じるかもしれないなあ・・・かといって立場上弁護しないと行けないわけだから、オフィシャルサイトにおけるコメントではそういった複雑な気持ちというのが見て取れるんだけども。

ちょっと、浦和について長々と書き続けたw 本日対戦するのはもう一つの埼玉のチームでしたね。。 見沼区の栗鼠好きさんはお元気でしょうか?w いや、浦和戦の翌日に都内某所にて開かれた漢語角に参加した際に、見沼区にお住まいだという方にお会いしてついつい思いだしてしまったわけですw ラファエルに関しては前にも書いたけども、彼は大宮でやっているのが合っている選手だと思うから、本日は仕事させないようにキッチリと抑えましょう。広島との対戦はお互い低いラインでオープンな打ち合いの様相を呈したけども、これをもう少しコンパクトに保てるかですね。とはいえ、夏場の試合となると常にそれをやるのが厳しいし、ライン高くしたら今後は石原が厄介かな、とは思うんでそこが難しいところ。大宮って、前のスタイルの方がやりにくい相手だったけども、チームが上へ行く為にスズジュンは敢えて理想に殉ずるんだろうな。その志の高さは認めたいけども。