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大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

中超に居場所を求める元Jリーガー

2011-03-09 06:39:13 | 中国サッカー
来週中国へ遠征する関係で、色々と情報をネットで調べて行くと、二人の元Jリーガーが中超のチームの練習に参加したというニュースが目を引いた。まあ、あちらはリーグ開幕が4月だから、それまでに国内リーグで戦う為の選手補強には動けるわけですがね。

まずは、元横浜FCの金裕晋。この人三ツ沢で見た甲府戦で確かホールディングPK取られたんじゃなかったっけ?あの出来事って、日高主審だけでなく、この人の人生も変えてしまったかもしれない・・・

一応ソースを貼っておきます:

http://news.7m.cn/news/20110306/239936.shtml

ただ、この人のポジションが中盤だと紹介されていたけども、本職はCBじゃなかったっけ?ただ、彼が練習に参加してから、守備が格段によくなった、というから持ち前の対人能力の強さを発揮したということだろう。となるとDFでの起用になるのではないだろうか。記事によると最近契約にサインしたと書いているけども・・・

遼寧って筆者が視察した試合では、山東にホームで大勝し、カウンターが見事のハマったんだけども、もしこのチームがACLに出てきたら結構手ごわいかもしれないな。それは去年の北京国安に似た、縦に早いチームと言えば分かりやすいかもしれない。


もう一人が、楽山孝志。この人はなんとトルシエ率いる深センに練習参加している。
ソースは↓

http://sports.sina.com.cn/j/2011-03-08/21455480692.shtml

この人の持っている経験と言えば、千葉でオシムサッカーを、広島でミシャのサッカーを経験したということか。トルシエのサッカーとは全然違うけども、トルシエがチームに規律を求めるのであれば彼のような選手というのを入れた方がいいとは思うけども。ちなみにトルシエは練習での出来を見て決めると言っているらしく、外国人枠を巡って他国の選手らとの競争が待っている。上手く決まればいいですけどもね・・・

マジですか?! あののど輪王子が今年は天津にいるなんて・・・

2011-02-06 22:36:11 | 中国サッカー
いやあ、こんな悪い冗談やめてくれ・・・夢なら覚めて欲しいわ、というタイトルを付けて恐縮ですが・・・

今年ACLで対戦する予定の天津泰達に来よったんですわ。あの退場王が。天津のオフィシャルを開いてみたら、ちゃあんと公示されとりましたな。で、実際に旧正月中に行われた賀歳杯にもユニを着て出場しております。。

なるほど。サッカーではまともに勝負にならないから、カンフーによる異種格闘技戦に持ち込んで試合を無効にしてしまう魂胆ですか(オイオイ)。本当に燃料投下してくれますなあ・・・まあ、こういうシチュエーションって言うのは却って望むところではあるんだけどもね。

ところで、お隣りの皆さんらはACL初挑戦ということもあって、なにやらDJ氏が主導で色々と現地で企画をしているらしいです。その中で試合が終わってからなおも、相手をリスペクトするような幕を掲げようとかいうのをDJさんが言い出しておられるようです。別にそれを止めるつもりはありませんよ。ただね、君らが今度行くところは、こちらの善意とか言うのが通用しない、ということを中国アウェー経験者としてアドバイスしておきますので、覚えておいて下さい。その善意が解ってくれる人間って少なくともスタジアムにはまず居ない。だからあれは誰に対してやろうとするんだろうなあ・・・多分かつてなでしこジャパンがやったことの二匹目のドジョウ狙いだけども、あれはきちんとアップで映ったということと、好意的な反応を示したのはスタジアムには来ていない一部の中国人らで、それを日本のメディアが少し誇張して報じたに過ぎないからね。

中国国足が珍しくカンフーではなくサッカーをやっていた(あれでもまだマシな方ですw)

2011-01-09 12:04:44 | 中国サッカー
アジア杯の開幕戦である中国対クウェートの試合を見た。日本のB組は決勝トーナメントにおいてA組の1位2位と当たるわけだから、この中国のグループをしっかり見ておこうとも思ったので、PCでは中央5台のネット中継を見ながら、iphoneで北京体育広播の放送も聞いていたわけだけども、中国にしてみれば珍しくカンフーではなくサッカーをやっていたという印象かな。まあ、後半相手のシュートを中国のGK楊智(ヤン・ジー)がキャッチした場面は微妙ではあったけども、ボールはゴールラインギリギリではあったのでノーゴールの判定は妥当。後半の卓翔(ドン・ジュオシアン)の2点目のFKはゴラッソであった。

相手の退場場面のところだけを見るとカンフーが強調されてしまいがちだけども、試合を全体的に見るとそんなに汚いプレーばかりはやってはおらず、4-4-1-1でガオリンに当てて二列目からの飛び出しを攻撃パターンにする。守備においては相手に敵陣でもたれたらしっかりと前からプレスをかけてディレイさせ、自陣においては4-4の守備ブロックを形成する。これだけハードワークできたらきちっとサッカー出来るんだということを証明した。やはりA代表は監督次第ということですな。高洪波(ガオ・ホンボ)は最近の中では比較的マシな監督だとは言える。

この組で言うとウズベク相手にどれくらいできるかでしょうね。まあ、日本が1位通過ならば2位の中国と当たる可能性はあるか。この試合見ていると中国人の声援がやたら響いていたんだけども、そうなると、なんか中国でやっているような気分になるだろうな。

今の中国国足をもう少し見てみたいとは思うのだが、国内では相変わらず審判が助けたなんていう屈折した見方がある。なんか中国人が素直に自国の代表を応援出来なくなっているのは、日頃から中国サッカーの汚い部分を目の当たりにしているからだろうか?この試合に関しては言うほどではかったし、だいたいクウェートと言えばハンドボールではさんざん中東の笛の恩恵を受けてきたところなんだから、彼らがこの試合の笛に文句垂れるのは筋違いな気はするな。


今回のアジア大会は少林サッカー劇場だった?!

2010-11-10 23:17:48 | 中国サッカー
いやー、アジア大会って確か12日に開会式が開かれるわけだから、サッカーの試合だけは前倒しして試合を行うのは五輪と同じなんだけども、それにしても中国サッカーはいろんな意味で盛り上げてくれるなw どうせ大会が始まればいろんなところでドーピングの成果が見られるけども、サッカーには少なくともそれがない。だからこそ持っている技術や戦術の差というのが如実に現れるのが面白いところ。今回のアジア大会は個人的には中国の少林サッカー劇場をネタとして楽しんでいるわけです。

今日は日本対マレーシアの試合は仕事中で見られなかったが、少なくともマレーシアは中国よりは強いということがハッキリしたでしょうね。その後に心斎橋の串カツ屋さんでiphoneのアプリを通して中国対キルギスの試合を北京のテレビ局の中継で見ていたのだが、腹抱えて笑ってしまう程中国が決定機を外しまくっていたw この至近距離から決められないんか、っていうような場面もあったけども、この試合ではバーやポストもキルギスに味方していた。

まあ、それでも前半先制されながら後半2点を入れて逆転(しかも決勝ゴールは後半ロスタイムでのミドル)して辛うじて開催国としての面目を保ったわけだけども、逆転した後になぜか中国の呂鵬(ルー・ポン)が後方からカンフータックルを仕掛けてあえなくレッド。試合終了間際にわざわざやるプレーかと呆れてしまう。ところがその呂鵬も「何で俺にレッドやねん」と逆ギレしていたんだけども、あれやったらそら退場になるだろうし、そもそも終了間際で守備陣も普通に守っている状態でやるべきプレーであるかを・・・判っていたらもっと中国は賢くプレー出来るわなw

面白いのが試合後のネットでのアンケート結果か。中国のポータルサイトの新浪によると、今回の試合では約42パーセントの人が不満を示していた。つまり、勝ったからといって内容には満足していないということだろう。そしてなんと7割もの人が今回のチームには何も期待しないと回答している。

よく、中国は他競技ではあれだけ強いのになぜサッカーだけはダメなのかといぶかる人が多いんだけども、そもそも中国が成功している一部のスポーツエリートを育てる英才教育方式が上手く行ったのは個人競技が殆どで、実は団体競技で金メダルを獲得したのは女子のバレーボールしかないと書くと皆さん意外に思われるだろう。その女子バレーも確かに長身でパワフルなアタッカーはいるものの近年の戦術の変化にすっかりついていけてないくなっているんだが、そうした変化へのキャッチアップを怠ったのは郎平やスマイリー陳といったかつての監督なわけだけども、って話がそれてしまった。

そう考えると世界で最も競技人口の多いサッカーにおいて競技人口がわずか3万人程度しかいないとなると国内での競争に揉まれてサッカーをプレーする技術も頭も備わっているとはお世辞にも言いがたいだろう。この点においては学校体育でサッカーが取り入れられ、地域のサッカースクールや、学校の部活でプレー出来る日本の方がまだピラミッドの裾野を広げているとも言える。

だからまあ、そう考えると中国のサッカーって明るい未来というよりは国の教育のあり方を変えないと、今崖っぷちに追い込まれているところから更にこの先崖から真っ逆さまに落ちてしまうんじゃないかと思うんだが、皮肉なことに他競技において活躍しているスポーツの逸材(この中にはヤオミンだの、飛び込み女王だのハードル王だのも含まれている)が見せる活躍が植えつける世間一般のイメージのお陰で助けられているだろう。つまり他競技の逸材の活躍が、中国はサッカーでも伸びる可能性があると思われているということなんだが。

日本の「2軍」は本当に2軍なのか?-中国メディアの屈折した心理

2010-11-10 06:58:43 | 中国サッカー
日中戦の後の中国メディアや中国網民の嘆きぶりというのは、「今回は日本の2軍にさえ勝てなかったどころか、アジア大会でも過去最大の得失点差をつけられての完敗だった」という主要な論調に集約されるだろう。今回の日本のU-21の代表においては大学生とJリーグの控え選手主体で、練習時間も満足にとれていない(というか練習時間を与えなかったのは君たちの方じゃないか?)という状況はあちらにも伝わっていたらしい。でも、これって自国の不甲斐なさに対して怒りたいがために引っ張り出してきている理屈のように思えて、どこかしら屈折した心理というのが垣間見えるんだけどもね。

ここで彼らに慰めの言葉をかけてあげるとしたら、今回の日本の主力選手たちも十分磨けば数年後には輝くポテンシャルを秘めた才能豊かな選手たちだということと、今回呼ばれていなかった、宇佐美、大迫、権田、椋原、原口それに米本といった選手たちと極端に実力の開きがあるわけではないということだろう。十代の早いうちにブレイクした選手たちとの間に少しは開きがあるかもしれないが、日本って欧州と違って大器晩成型の選手も居るわけだから、今呼ばれている選手たちが数年後には呼ばれていない選手たちを逆転する可能性というのはあるかもしれない。だから、2軍というのはあくまでもJリーグで常時出場している選手たちが出ていないことによる現時点での比較して無名の選手らが出ているということでしかないのだが、だからと言って実力的に極端に落ちるということではないだろう。

中国人が理解しにくい部分があるとしたら、大学生が出ているということだろう。かの国には、部活というシステムが存在せず、スポーツを手段にして進学していくという仕組みがない。運動能力に秀でた子供たちは早いうちから国家のアスリート養成のシステムの中に放り込まれる。そこから外れた一般の子供たちは中学高校とひたすら大学進学の為に勉強一辺倒を強いられるわけです。だから、サッカーで大学まで進学でき、卒業後にはJリーグへ「蹴」職するという仕組みが彼らには理解できない。だから、大学生というのがプロの道から外れたアマチュアが趣味でやっているみたいに思われてるんじゃないだろうか?それ故大学生を含む日本に負けたという屈辱感が大きいんだけどもね。

だからこそ、2軍の日本、という風に言われている今回のチームを我々日本人がきちんと評価しないいけないのかもしれない。今回のチームだって十分に強いし、我々の代表なんだ、ということを理解して応援していこうじゃありませんか。

中超もいよいよ最終節-残り一つのACLの椅子を杭州緑城が取れるか?

2010-11-03 09:04:38 | 中国サッカー
優勝の山東魯能、2位の上海申花に、3位の天津泰達までは順位は変動なく、この3つのチームの来季ACL出場は決まった。カップ戦を行わない中国においてはリーグ4位までがACLの出場権を手にする事ができる。

で、その4位争いが今大変なことになって、一時期大連が4位浮上したかと思えばその後ズルズル失速し、今週末の残り1節を前にして、杭州緑城が4位、5位の北京国安とは勝ち点2差をつけている。最終節に杭州がアウェーで青島中能に対して「引き分け以上」の結果でACLへ行けるようになる。

引き分け以上、というのはどういうことかと言うと、杭州引き分けで、北京が勝てば勝ち点では並ぶ。その場合、中超の規定により勝ち点が並んだ場合には、

1.当該チームの直接対決での勝ち点
2.勝ち点が同じ場合には、直接対決での得失点差
3.それでも同じ場合には初めて総得失点差がモノを言う

ということになってしまうからである。今季の対戦成績を見てみると(左がホーム)、

5月26日 北京国安0-2杭州緑城
9月29日 杭州緑城1-2北京国安

という成績で、2試合合計で3-2と杭州が勝ち越している。だからこそ、最後に直接対決の結果というのがモノを言うのであるけども。

もっとも、北京の逆転の可能性ってないわけでなく、杭州がやらかしてしまう可能性はなくはないんじゃないか、という気はするんですがねw 何しろアウェーであって、「引き分けでもOK」という中国勢が過去ACLで何度も痛い目にあったシチュエーションを迎えるわけだから。

個人的には、ACL行くとなると北京って実は一番ラクではあるし、サッカー以外の観光も考えると面白いんだけどもね。ただ、杭州って言うのもある意味面白そうかなと思ったりもする。最近は上海の虹橋から新幹線が開通したわけだから、杭州まであっと言う間に行けるんだけども、新幹線でなくとも、バスでも普通の列車でも大体3時間くらい。鉄道の旅というのも結構楽しいもんですからね。杭州までの直行便って決して毎日ではないから上海までの便を押さえて、陸で移動する方がスケジュールを立てやすい。
現地着いたら、西湖の観光もオプションに入れてみよう。元々「上有天堂,下有蘇杭(上に天国あれば下に蘇州杭州あり)」と言われているくらいの伝統ある美しい町であり、「無錫旅情」じゃないけども、日本人には多かれ少なかれ古い昔の中国に対する憧れを満たしてくれる場所ではある(それと現代の中国に対する感情は別なんだけども)。

サッカーのスタイルという点で言えば、杭州の試合を見ていないんでなんとも言えないけども、北京が出てくると結構イヤだったりもする。河南でのあのロスタイムの失点がオフサイドだったら北京と当たる可能性があったんだけども、ラウンド16で当たっていたらどうだっただろう、と今でも思うわけですが。

そう考えると、日本勢にとっては北京よりは杭州に来てもらう方がいいかな、と思って最終節を見守りたいと思う。くれぐれもやらかさないようにw


中超最新動向-山東はリーグ優勝お預け、大連がいよいよACL圏内に

2010-10-26 06:58:58 | 中国サッカー
中超の上位戦線だが、1,2位はほぼ山東魯能と上海申花で決まりか。上海申花が頑張って山東の優勝を少しでもズラしてやろうという意地が伺えるところだけども。天津も3位をモノにしつつある。ACLアウェーで行くなら、ご当地の乗り物は一応押さえておきたいとは思いますね。上海だと空港からのリニア。

最近は頻繁に飛行機乗ったり、送り迎えしたりする地元の人たちは料金高いもんだからリニアに乗らなくなったわけですね。代わりに上海の浦東空港まで開通した地下鉄とか、自分の住んでいるところの近くに止まる路線バスなんかを利用しているらしい。ただまあ、実を言うと自分は中国でも北ばっかり行っているもんだから上海から南はあまり行けていない。だから上海申花とACLで当たるんならリニアは乗っておこうと思うわけです。あと上海のチェックポイントは豫園で食べる小龍包とか、外灘(ワイタン)とか・・・外灘の夜の雰囲気は割といいかな。もし来年ACLに出るとなった場合、中国アウェーで一番自分が不慣れな場所は上海なわけ(汗)でも、現地に行けばある程度なんとかなるだろう。ただ、北京や大連みたいに自分の庭みたいに歩ける自信はありましぇーん。

天津までの直行便は大阪からはなく、現地に工場持っているトヨタのお陰で名古屋からしか飛んでいいない。ただ、大阪から名古屋へ行ってから直行便に乗るよりは、北京へ先n飛んで、そこからモノレールと地下鉄使って北京南駅から新幹線で30分ぐらいだけども、天津へ行くのが安上がりかな・・・新幹線の切符はタッチパネルの券売機で簡単に買えるわけだし。天津着いたら、狗不理包子は有名だけどもあんまり自分の口には合わなかった。むしろ、いろんな種類の餃子が楽しめる、「天津百餃園」の蟹黄(シエホアン、つまりカニミソ入り)餃子がご当地最高のグルメなんだけどもね。

まあ、何も天津だけでなく、北京経由ということで、北京を観光する楽しみというのは天津アウェーにも付いてくるわけだけども、その北京のクラブである北京国安はというと、ついに5位転落。その代わり上がってきたのが安貞桓擁する大連実徳というわけですね。大連のスタジアムは金州からかなり離れているんじゃなかったっけ?大連の町自体は個人的には好きだけどもね。あ、06年のアウェーの借りを返さないといけないんだっけ?

ということで、今年の中超もいよいよ大詰めを迎えて参りました。ACLに一番強いスタイルである北京国安がピンチだけども、ここが出てくるかどうかが来季ACLの北京観光じゃなかった、日本勢のACLの成績を左右しそうな気がする。川崎相手にはあれだけカウンターがハマったんだけども、逆にそういうスタイルって国内では引いた相手に弱点をさらけ出してしまうんだろうね・・・

中超最新情報 -大連実徳がACL出場権争いに名乗り

2010-09-26 21:48:04 | 中国サッカー
さて、こんな時期に中国サッカーについて書くのは気が引けたりすることはある。その一方で、だからこそ、中国人らを黙らせることが出来る身近な手段というのはサッカーしかないとも思うわけですね。我らが宇佐美君が、中国行ったらブーイングを志願しているようだけども、その意味では04年のアジアカップの時の反応を思えば、随分と中国に対する見方が変わったし、日本の選手たちも随分耐性が着いたんじゃないだろうか?

ついでに言っておくと、中国サッカーでは国内の試合でも対戦相手のチームに対して結構汚い言葉を浴びせていたりしているわけで、それは何も日本人相手だけではないというのが事実なんですわ(この間ゴンティでやっていた、北京上海の試合なんてさぞすんごかったでしょうなあ)。まあ、サッカー観に来る観客ってそうした感情をストレートに出し易いし、これがACLになると日中対決という図式で見てしまうから、それが過去の歴史の記憶とからみ合ってしまうということなんですね。

メディアってどうしても一部分だけを切り取って大げさに報道する嫌いはあるけども、だからこそもっとその報道の中に隠されたもの、あるいは報道されていない部分というものに目を行き届かせる必要があるんじゃないかと思って、当ブログではサッカーを通じた中国ウォッチングを心がけているわけです。

前置きが長くなったけども、最新の中超の順位表を見ると、遼寧宏運が後退して、代わりに大連実徳がなんとACLを射程距離内に収めて来たんですな・・・大連実徳なんて06年にガンバと対戦したけどもそれ以降メッキリ力が落ちて一時は残留争いにも巻き込まれたことがあったはず。ACLの4位まで勝ち点差1としており、今後の状況次第ではACLに出てくることもありうる。まあ、それでも4番目の椅子を巡っては杭州、北京(この間なんと監督が解任された)との争いになるので微妙ではあるけども・・・この間大連行ったけども、正直完全にノーマークやったな。日曜日に金州で試合があることは知っていたけども、瀋陽で遼寧と山東の試合を見ることを優先してもうたからね。

そうなると最後の4位争いがどうなるかですがね。中超では勝ち点が並んだ場合は、当該チームの直接対決での勝ち点や2試合の総得失点差を優先することになるから、大連がこの間ホームで杭州を2-1で破ったのが最後どう響いてくるか?優勝はほぼ山東に決まった現状を考えると、4位争いの方こそ目が離せなくなってきました。

中超最新順位-天津にもACLの芽が出てきたか

2010-09-14 07:02:16 | 中国サッカー
天津泰達が3位に浮上か。優勝争いは山東が2位上海を大きく突き放していて、偶数年は山東というジンクスをまざまざと証明したため、こちらからするとあとはACL出場権を獲得出来る4位までの争いが熾烈に成って来て、こちらの方が目が離せなくなって来ている。

天津がいつの間にか3位に浮上し、以下遼寧宏運、北京国安そして杭州緑城と続く。この中で唯一スタジアムに行っていないのが杭州ということになるんだけども。あの都市は何年か前に西湖の日帰り観光に行ったきり。まあ、実際ACLで行くとなると、最近では上海南から動車組(新幹線)で一時間半で行けるようになり、近いうちには虹橋から高速鉄道も出来るようになるとか。これだと杭州までの直行便さがすよりは上海経由で行く方が便数も多くて便利ではあるけどもね。

天津のスタジアムは、山東遠征に行く前に川崎の試合で寄ったけども、あそこへ行ったガンバサポは私と「脚と角」の管理人の脚氏の二人だけ。私は、行きは中山門からモノレールで移動したけども、市内から離れたところにあるため、帰りに市内のホテルまでタクシーで二人で帰ったけども、1時間ぐらいかかった記憶がある。専スタであるけども、日本人は全員2階に押し込まれてそれが試合後のトラブルの原因になったんよね。川崎の試合の時には現地集合で良かった(我々の山東アウェーもそうだった)が、最近ではあらかじめ指定されたホテルに集合してからバスで移動というパターンになってきている分、天津だとどうすんのかな、とも思ったりもするわけです。

それは、遼寧宏運が出てきた場合の瀋陽にも言えるわけなんですがね。遼寧宏運のスタジアムも瀋陽の郊外にあるわけだけども、こちらだと市内に集めてから移動というパターンが取りやすい。天津は逆にモノレールがあり、天津の空港からは逆に近い分、中途半端なアクセス、つまり良くはないけど悪すぎでもないというところがありますからね。

基本的に中国サッカーの情報はガンバが来年ACLに出るというつもりで書いていますけども、それ以外に他サポの方たちもACLに出た場合の中国アウェー情報を参考にして貰いたいという気持ちでも書いています(万が一出場が途切れたら、彼らに託すという気持ちでもある)。

今年の中超視察を終えて-中国サッカーに必要な戦略とは?

2010-08-26 23:23:24 | 中国サッカー
大連、瀋陽、ハルビンと廻って昨日帰国しましたけども、なかなかいい避暑の旅ではありました。そして恒例の中超視察も有意義なものではあった。

残念なのは瀋陽からハルビンまで移動する飛行機の中で遼寧宏運のジャイキリがスルーされていたということか。まあ、瀋陽にはもう一つ下のカテゴリーのチームがあってあちらは五里河の奥体中心を本拠地にしているわけだから、遼寧宏運が瀋陽に根をおろすことが出来るかはこの1,2年に掛かってくるか。なんとなく街の中心から外れているところにホームスタジアムを構えたところがガンバに似ているという気がしないでもないけども・・・

機内で読んだ遼寧日報によると、中国卓球協会の蔡振華会長がサッカー界へ立て直しの為に転進してから、「サッカーは単に一スポーツの範疇にとどまらない云々」という談話を出していたけども、彼が持たないと行けないのは現状の認識とそれに対する、短期的な戦略と長期的な戦略との峻別かなという気はする。まあ、これは今の日本が世界における立ち位置を考えて見据えないといけないのと同じことなんだけどもね。

それはすなわち、長期的には底辺の拡大とか育成組織を充実させて、その中で世界の先端を行く技術戦術を叩き込むという手法が必要だけども、短期的には、自国のレベルと対戦相手国の代表やクラブとの力量差を冷静に見極めた上での対策が必要だということである。この意味で、短期的な戦略を一番理解しているのが、遼寧宏運の馬監督と、北京国安かな、という気はしますけどもね。蔡振華氏にもし近づけることがあったら、自分の拙い中国語を使ってそのことを伝えてあげたいとは思うんだけども。

実は中国サッカーに対する評価では内外でネジレが起きている。それはどういうことかと言うと、多くの中国人は自国のサッカーに対して全く評価していないどころか蔑視と行っていいくらいの屈折した感情を持ちあわせている。しかし、これに対して外国人から見た中国サッカーは(これは全く外からの印象に過ぎないのだが)永遠のホープであるという評価なのである。それは結局のところ、13億の人口を擁して、優れた人材が無尽蔵に中国全土に存在しており、五輪などで他の競技で目覚しい成績を挙げたようにサッカーでも力を入れたらすごいんじゃないかという考えから来ているんだけども。

実際のところ、中国が五輪で成果を出しているのは、かつての旧共産圏が用いた手法た通用した個人競技においてが殆どであり、団体の球技で唯一金メダルを取ったのが女子のバレーボールだけだという風に言うと意外に思われるかもしれない。ましてサッカーに至っては中国国内の競技人口がわずか3万人程度に激減したという現実を目の当たりにするとどうだろう?まあ、こうやっていくら説明したところで、多くの外国人らにとっては、金子センセイと同程度の対中国サッカー観が揺らぐことはないかもしれないが・・・

余談になるけども、経済発展に対する見方も中国人と外国人との間にズレがあるわけで、中国人は国だけが豊かになってるけども民の生活はちっとも良くならないという、かつての日本でもよく議論されていた話を持ち出したりする。これは瀋陽の空港に行くタクシーの中で運ちゃんと喧々諤々と議論した話題なんだけどもね。

で、話を元に戻すと、筆者はこの相反する対中国サッカーの評価を巡る、自国民と外国人との間のネジレ現象を見るにつれて思うことがある。中国サッカーは確かに外からは課題評価されているかもしれないが、内から過小評価されるほど絶望的ではないんじゃないか、と。日本や韓国との間に実力差は確かにあるけども、その差は決して大きいものではなく、やり方によっては埋めようがあるものではないか、と。そうした差を埋める為に短期的な戦略-すなわち自分たちの弱さというか現在の立ち位置を認めた上での現実的な手法を選択するというところか。山東なんかはマリノスとやった時にはそうした戦い方をしたとは思うんだけども、まともにサッカーやることを覚えてもうたかな・・・まあ、現在では北京や遼寧などにはリーグとは違ってACLでは弱者と認識して戦うというマインドセットの切り替えが備わっていると言える。

ところで、イヴァンコヴィッチを早く日本に寄越してくれないかなw 山東では年俸50万ドルの2年契約か・・・これなら日本のクラブもしくは代表監督としてはよりよい条件で迎えられると踏んでいるんだけども(ちなみに上海申花のブラゼヴィッチはその倍貰っている)。もっとも、年俸はその程度であっても、今度は日中間の生活費の格差という問題が横たわるわけであって、中国で5千万円貰うというのは日本で置き換えると5億円貰うようなものなわけ。在日中国人の間で日中の生活費の格差は10対1とされており、それだけ日本では固定費が高いということなんだけどもね。

だから日本代表監督に呼ぶんなら、協会が住居などにおいて面倒見てあげる必要があるかな、と言う気はするけども。