ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

チラシが出来ました!

2023-09-02 | Weblog
前回の投稿で、情報部分がとっ散らかってしまってるとの指摘をうけた💦😅。
パソコンで書いたので、携帯で見ると行替えが変になってしまうのかな。
今回は携帯からの更新です。

11月の朗読公演のチラシ完成!とても素敵だ。デザインは、2019年の「なつしろぎくのお茶」の時と同じspica*さん。

「月舟屋のはなし」は、「夜の言箱」に所収されている「一通の手紙」をもとに、イメージを拡げて書いてみた。
さらに言えば、一通の手紙は、以前公演した「オルゴールの船」からの抜粋で、でも、月舟屋のはなしとオルゴールの船は、結果として、まったく別のお話になっているのだ。
こんなやり方で作品を書いたのははじめてだったけど、自分の考え方の変化が見えて、かなり興味深い作業だった。
今の私はこの結末なんだ!と、書いてみてわかったりもした。
 
一回きりの公演、ぜひ楽しんでもらいたいと思っています。













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いざ始動!

2023-07-23 | Weblog
昨日、11月の朗読公演のチラシの打ち合わせに梅田まで行ってきた。
チラシをお願いしたえつこさんと制作のゆうこちゃんと私の三人で会議。会議室は借りてないので落ち着いた広い喫茶店を探して、
グランドビル30階のカフェキーフェルへ。
札幌で三人の朗読家の方たちの素晴らしい朗読を聞いて朗読のスイッチが入り、昨日の打ち合わせで素敵なチラシの絵を見せてもらって、
公演に向けてのスイッチも入った。
ゆうこちゃんが夜の言箱に所収されている「一通の手紙」のその後を読みたいと言ったのがきっかけで書いた今回の作品、「月舟屋のはなし」。
11月はまだまだ先ですが、一回きりの公演、客席数にも限りがあります。予約制。
予約開始は10月ごろ。このブログのコメントを予約開始後は許可設定にする予定。
み群のブログ、FB、星みずくのページ、なつしろぎくのページ、ゆうこちゃんのFB、出演者の知り合いがいる方はその方へ、
など、どこからでも受け付けます。

さて、今のところ決まっている情報は以下の通り。
これから順次情報を開示していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
………………………
 星みずくリーディング公演「月舟屋のはなし」

● 日時   2023年11月25日㈯ 一部 15時~、 第二部 17時~
       (第一部は朗読会。朗読は第一部のみで、第二部は出演者とおしゃべりしたり食べたり飲んだり)。
● 料金    第一部 1500円(飲み物付)
        第二部 1000円(おつまみ、軽食付き)
       (*第二部の飲物は別料金。Barコーナーで個々に注文していただきます。)
●  場所   京都市山科区 ミュージックサロンYOSHIKAWA
● 作・演出   み群杏子
● 宣伝美術   spica*
● 制作   西川祐子
●  出演    川野誠一 加藤和子 み群杏子 水谷延子 タミー 福田麻美子
         ギター演奏:吉川学
●  概要    第一部は、朗読「月舟屋のはなし」。100年の間、出されずに引き出しの中に眠っていた一通の手紙をめぐって、
        大正から昭和、そして現代と、その手紙に関わっていく女たちの物語。
        東京からみ群作品を多数上演してくださっている劇団大樹の川野誠一さんをお迎えし、
        ギターの生演奏を交えつつ5人の女性朗読者と共に贈ります。
        第二部はその場に残っていただいてのおしゃべりとお茶会。
        Barコーナーでお好きな飲み物を注文していただいて、ちょっとしたおつまみや軽食はこちらでご用意。
        作品についてのお話や役者さんたちとの交流も楽しんでいただきます。
        第一部と第二部の両方参加も、それぞれどちらかの参加でもOKです。
          *見出し写真は会場のミュージックサロンYOSHIKAWA。わざと秘密めかしてボケボケです(笑)
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11月25日のこと。7月15日のこと。

2023-07-03 | Weblog
前の投稿から半年以上も経ってしまった(-_-;)。
こんな状態だから次はいつのことになるかわからないので(なんて言いながら、気が向けば続けて書いたりするのかもしれないけど)、
まずは5か月後の朗読公演のお知らせです。

一昨年出版した「夜の言箱」の中に、一通の手紙という短編が入っている。
それはその何年か前の朗読劇「オルゴールの船」の一部を独立した物語にしたものだけど、
今回はその一通の手紙から発展させて、また別の物語を作ることにしたのだ。
一度書いた物語を別の結末にするということは初めての試みだったけど、今回、結末を書き上げた時は、ちょっとした感動だった。
起承転結の転の部分から登場人物は前とは別の道を歩み始め、「こんな方向に行くんだ!」と自分でも驚く。
それから新たな視点での物語が見えてくる。それは、自分自身の色んなことの落とし前がつく瞬間でもあるのだ。
私が書いていて楽しいと思うのはこの時かもしれない。
自分の心の落とし前がつく時。
落とし前をつけるというと、失敗したことの後始末をつけるという意味のようだけど、ここでは負の意味ではない。
私はいろんな出来事に自分なりの落とし前をつけて生きてきたような気がする。
落とし前をつける相談相手は自分自身だ。そして自分自身をわかっていくのは、私の場合、いつも書いている時なのだ。

今回は作品を書く前にまず公演場所を予約した。

京都山科の我が家の近くに、築100年以上という庄屋さんのお屋敷がある。
そこが夕方からBarになる。色々ライブなどもしているようで相談してお座敷を使わせていただくことにした。
せっかくならそこが舞台にもなる物語をと、明治生まれの女性を書こうと思い立ち、そこで、一通の手紙の瑠衣子を思い出したのだ。
来てくださるお客さんが臨場感を持ってこの物語を味わってくださることと思っている。

出演はPアクトで知り合った4人の女性たちと東京でいつも私の作品を上演してくださる劇団大樹の川野さん。
そして、Barのマスターである学さんにはギターの生演奏をお願いしている。
楽しい会にするためのあれこれを考えていて、今からワクワクしている。
チラシが出来上がるのは9月ごろ。予約サイトもその頃に立ち上げます。
私のFBやこのブログからも案内しますし、制作のゆうこちゃんからも案内があると思います。
一回だけの公演ですし、沢山は入れない空間なので早い者勝ちです!(^^)!。どうぞお楽しみに!

さて、近い所では、7月15日、札幌に行ってきます。
渡辺淳一文学館で、万華鏡という朗読グループの方たちが、「微熱の箱」から私の小品を読んでくださるというのです
(写真、横向きでスミマセン)。
いい時期なので、旅行を兼ねて観させていただきます。
「夜の言箱」の販売もしていただく。サイン付。買ってくださるとうれしいです。






















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今年初めてのブログです(;^_^A

2023-04-10 | Weblog
なんと、もう4月だ。

4月から始まった植物学者の牧野富太郎をモデルにした朝ドラを、録画してみている。
植物には特別興味もないけど、私は牧野富太郎の「学生版原色植物図鑑」というのを持っている。
高校生の時、理科の先生の家に行ったときにもらったものだ。
貰った時から染みだらけの古本だったけど、挿絵の色がとてもきれいで、
好きだった先生が学生の頃から大切にしていた本だと言ってくれたものだし、私もずっと大切にしている。
でも、朝ドラのサブタイトルになっている第一週の「バイカオウレン」も第二週の「キンセイラン」も、
この学生版には載っていなかった。残念。

テレビの初回、松阪慶子が蔵人たちに「おはよう!」とドスの効いた声で言う場面があった。
すると、そばで一緒にみていたぴのこが、それに答えていきおいよく片手を挙げて「おはよう」の挨拶を返していた。
ぴのこは最近この「おはよう」の挨拶が出来るようになったのだけど、私のおはようよりテレビの松阪慶子の声に大きく手をあげて答えていたので笑ってしまった。

それで、前に劇団大樹の川野さんが家に来た時に、ぴのこが川野さんが語ってくれた謡曲にものすごく反応していたのを思い出した。まあ、あれも、どっちかっていうとドスの効いた声だしね。
ちなみに、私の朗読の声には反応しません。

● ● ● ● ● ●

劇団大樹さんで公演をした以下の作品、4月いっぱい、無料公開中です。
見逃した方、興味のある方、お時間のある方、ぜひ!

あと、み群杏子戯曲集「夜の言箱」も、絶賛発売中です(写真)。こちらもぜひ!


◆劇団大樹 第11回本公演
「マダムグラッセの家」
https://youtu.be/gttyW8CpVkg

◆劇団大樹 第15回本公演
「ひめごと2022」
https://youtu.be/SyNRKqN46-k

◆劇団大樹 第14回本公演
「半月カフェの出来事」
https://youtu.be/1x3q4yl1tfI

◆劇団大樹 第10回本公演
「森蔭アパートメント」
https://youtu.be/73r7907ozPA











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大晦日 2022年最後の日

2022-12-31 | Weblog
12月半ばにコロナに罹ってしまって、東京の大樹さんの公演にも行けず、やる気も失せて、なにもかもが後回し後回しになってしまっている毎日。
ぼんやりとインスタの画面を見ていたら、「もう遅い」と感じた瞬間が物事を始める一番のタイミング、という文言が流れてきた。
ハーバード大学の壁に書かれた文言らしいのだけど、もう遅いと自覚しているうちはまだやる気が残っているということなのか、と、ほったらかしにしているブログを一年最後の日に書いておこうと思った次第です。

12月の大樹さんの公演のために書き直しをした「ひめごと2022年版」、私は配信でしか観られなかったのだけど、とてもよく出来た舞台だった。まあ知り合いというのは総じて良いことしか言わないけど、知人からの評価もとてもよくて、ほっとしている。
今回は川野さんと相談して、もともとの物語に具体的な事柄をプラスし、リアリティを出してみたのだけど、物語世界をこわさずに新しく物語を加えていくというのは、私にとってはなかなか難しい作業だった。
だいたい一度作った作品はあまり見直したくないのだ。
でも、とても勉強になったし、また新しい作品を書きたい欲も出てきた。

今日は大晦日ということで、小掃除をしたり、お正月のためのおつまみを作ったり。
コロナの厄払いで注文してみたちょっと贅沢な一人用のおせちも届いて、ぴのこもクリスマス仕様からお正月仕様(といってもウサギではなくクマ耳ですが)に衣装替え。
明日は私も着物を着て近くのお寺に行ってこよう。











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「ひめごと」公演 12月14日~ 配信や応援チケットもあります。

2022-12-06 | Weblog
公演が近づいてきて、稽古現場は盛り上がってきていることと思う。
この時期の公演にはかなりの緊張感も伴っていることだろう。
毎日届けられる稽古場の写真を見ながら、私は離れた場所で色々想像するばかりなのだけど、
脚本に書き加えた箇所について、この場でちょっと語ってみたいと思う。

原作には書かれていない何を加筆するか、京都まで来てくれた川野さんと話しあった。
今回の舞台の生演奏では、カヤグムという韓国の楽器が使われると言う。
韓国…私は記憶の中に埋もれていた何十年も前にもらったTさんからの一枚の絵葉書を思い浮かべた。
対馬半島のフェリー乗り場から出された絵葉書。朝鮮半島が一番よく見える場所に建てられていたという立て看板の写真だった。
大阪に住んでいたTさんが遠いその場所に足を運んだ理由、写真とは関係のない文面…。あれはどういう意味だったのだろう。
そのあとに亡くなったTさんと絵葉書について語り合うことはなかった。
Tさんと「ひめごと」に登場する一人の人物が、私の中でリンクしていく。
藤崎信。原作ではあまり語られなかったその人物を深めていきたい思いが強くなっていった。
藤崎信は真木森生の父親でストーリーの要にもなっている人物だが、謎を残したまま行方不明になっている。
いなくなった者たちは何も語らない。ひめごとはひめごとのまま、今も存在する。
問題は残された者たちが自分自身をどこで納得させるかだ。

カヤグムの弦を揺らす独特の演奏法は、深い悲しみの感情を表現するとも言われている。
登場人物のそれぞれのひめごと、Tさんの思い、私自身の事…
私は今回の加筆を通して、物語が育っていく過程と共に、自分自身の変化をも実感することが出来た。

この作品を、沢山の方に観てもらいたいと心から思う。
この時期、劇場に足を運ぶことを躊躇される方にも、配信や応援チケットが用意されている。
大樹さんの配信映像はとてもきれいで、編集も素晴らしい。
応援チケットには上演台本とDVDが付いている。
何度も観返してもらえば、その都度発見のある作品なのだ。

配信は写真のチラシのQRコードから申し込めます。
応援チケットは「ひめごと」オフィシャルサイトや私に連絡してください。
そして可能ならやはりぜひ当日公演に!
私は17日と18日、おじゃまします。ぜひ!

【公演情報】
◆劇団大樹 第15回本公演
星みずく&エターナルウィステリアアーツ共催
「ひめごと」《ライブ配信あり》
 作:み群杏子 
演出:篠原明夫
音楽/演奏:金オル (カヤグム)
花美術:横井紅炎 (草月流華道家)
出演:平田京子、白須慶子、川野誠一、工藤世名、俵一
◆公演スケジュール
12月14日 (水) 19:00~
12月15日 (木) 14:00~/19:00~
12月16日 (金) 14:00~/19:00~
12月17日 (土) 14:00~/19:00~
12月18日 (日) 14:00~​​
於:小劇場てあとるらぽう
〒171-0051
豊島区長崎5丁目1-32 城北日専連ビルB1F
◆観劇チケット <日時指定・全席自由>
前売:4000円/当日:4500円 
学生割:3500円(要学生証)
日俳連:3500円(要会員証)
※11月1日(火)前売開始
◆応援チケット
​料金:5000円(特典付き)
①「ひめごと」上演台本
②「ひめごと」公演DVD
※観劇には行けない、でも劇団は応援したい!購入応援という形の「劇団支援チケット」です。特典は、お振込みを確認後、公演終了後に指定のご住所へ発送させて頂きます。ご観劇は出来ません。
◆前売り+応援チケット <日時指定>
料金:8000円(特典付き)















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「ひめごと」顔合わせとか鎌倉とか

2022-10-26 | Weblog
先日、12月に東京で上演される劇団大樹公演「ひめごと」の初顔合わせに参加してきた。
大樹さんの顔合わせに参加するのは今回が初めて。
まあ、作家なんて行かなくてもいいだろうと思うのだけど、
久しぶりに遠出できるチャンス、わざわざ鎌倉に宿をとって(初鎌倉!)一泊二日の旅気分なのだ。
一日目は劇団大樹の川野さんの案内で、一条景観山荘から鶴岡八幡宮までを歩き、
二日目は江ノ電に乗って鎌倉文学館から由比ガ浜周辺を一人で散策。
路地裏で見つけたコケーシカというお店で、沢山のこけしとマトリョーシカを前に迷いに迷ったあげく小さなマトリョーシカを買い、小町通りをぶらぶらしてから東京に行き、夕方からの顔合わせに参加して京都に戻ってきた。私にしてはなかなかの強行軍だ。

さて、次に演出家や俳優の皆さんにお会いできるのは本番の時。
いつもながら書いた作品がどんな風に仕上がっていくのか本当に楽しみなのだ。

「ひめごと」は劇団大樹さんでも過去に上演していただいた作品なのだけど、今回は物語の核にあたる部分を、
劇団大樹オリジナルとして加筆している。
女たちの物語であったのを、男性たちにも焦点をあて、ひめごととなっていた部分の一部も実証によって明らかにしていく。
物語の時代設定は2000年現在、そこからさかのぼること40年、それ以前にもそれぞれの分岐点で物語があり、
時代背景を書いた年表と登場人物たちの行動の変化を書いた紙を傍らに、あーでもないこーでもないと、非論理的な頭をごちゃごちゃにさせながらの加筆作業だった。

ともあれ今回も自分が書いたものを料理してもらい、味合わせてもらえる。
それがおいしければ大満足、
本番では観客として大いに楽しませていただきます!

【公演情報】
◆劇団大樹 第15回本公演
星みずく&エターナルウィステリアアーツ共催
「ひめごと」《ライブ配信あり》
 作:み群杏子 
演出:篠原明夫
音楽/演奏:金オル (カヤグム)
花美術:横井紅炎 (草月流華道家)
出演:平田京子、白須慶子、川野誠一、工藤世名、俵一
◆公演スケジュール
12月14日 (水) 19:00~
12月15日 (木) 14:00~/19:00~
12月16日 (金) 14:00~/19:00~
12月17日 (土) 14:00~/19:00~
12月18日 (日) 14:00~​​
於:小劇場てあとるらぽう
〒171-0051
豊島区長崎5丁目1-32 城北日専連ビルB1F
◆観劇チケット <日時指定・全席自由>
前売:4000円/当日:4500円 
学生割:3500円(要学生証)
日俳連:3500円(要会員証)
※11月1日(火)前売開始
◆応援チケット
​料金:5000円(特典付き)
①「ひめごと」上演台本
②「ひめごと」公演DVD
※観劇には行けない、でも劇団は応援したい!購入応援という形の「劇団支援チケット」です。特典は、お振込みを確認後、公演終了後に指定のご住所へ発送させて頂きます。ご観劇は出来ません。
◆前売り+応援チケット <日時指定>
料金:8000円(特典付き)
※観劇+応援チケットのセット販売。学割・日俳連割引は対象外。台本はご来場時のお渡し、公演DVDは公演後の送付となります。
◆ライブ配信
チケット:2500円(アーカイブ有)
12月17日 (土) 19:00~
12月18日 (日) 14:00~​​
http://confetti-web.com/himegoto2022_streaming
※カンフェティStreamingTheaterにて配信
※11月1日(火)受付開始
舞台装置/舞台監督:長門薫(EWALLC)
照明:篠木一吉(創光房)
制作:間宮知子(風の環~かぜのわ~)
舞台写真:小杉朋子
制作協力:川野まさみ、鈴木さち、畠山真実、木島史人
製作総指揮:川野誠一(劇団大樹)
協力:ザ・シノハラステージング
共同プロデューサー:み群杏子/長門薫
<ものがたり>
秋の夕暮れ。舞台は母と娘の住む古い一軒家。そこへ、ひとりのルポライターがやって来る。彼の名は真木森生。古びた写真を手に、40年前に失踪した写真家を探してるという。彼が手にする一枚の写真が、この家の止まった時間を動かし始める。母さん、私のお父さんって…誰。 40年間、仕舞われたままの女のひめごと。 本当のことを知っているのは… み群杏子が描く、強くて、切ない女のミステリー。
◆ひめごと ホームページ
https://taiju5.wixsite.com/himegoto2022
◆ひめごと Facebookページ
https://www.facebook.com/hangetsucafe
◆劇団大樹 2008年上演「ひめごと」PV
https://www.youtube.com/watch?v=FzfaoksagOs









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しし座公演「ポプコーンの降る街」を観て

2022-06-13 | Weblog
なんと正月以来更新していなかったねむたいむ。
編集画面にログインするのにも手間取ってしまった(-_-;)
飽きっぽい私がめずらしく2005年から続けているこのブログぐらい大事にせねば。

「ポプコーンの降る街」は、平成二年度文化庁舞台芸術創作奨励賞(まあ新人賞のようなもの)の佳作を頂いた作品。
平成二年といえば1990年。30年以上前だ。そして30年以上前、この作品を初めて上演してくれたのがしし座さんだ。
しし座さんや当時の演出の高木真理子さんからは今も年賀状をいただく。
それが今回、若手たちによって再演していただけるということで、11日と12日、おじゃましてきた。
この作品、ありがたいことにいくつもの劇団が上演してくださっている。
高校生や大学生、アマチュア劇団やプロの劇団。行けるところは観させていただいている。
自分が書いた作品を客席で観るのはいつでも楽しい。

11日には今京都で仲良くしていただいている方たちと、12日はりゃんめんにゅーろんのゆうこちゃんやならさん、東京でポプコーンを上演してくれた劇団大樹の川野さんと一緒だった。川野さんは、老人が出ていない!と驚かれてたけど、これは私が30年前にしし座のために改作した老人なしのしし座版なのだ。それを今回はしし座さんが現代にマッチするように脚色している。その脚色もとてもおもしろくて楽しかった。役者さんたちもみなさん素敵。今回もとても楽しませていただいた。
今回の私の萌えポイントは探偵さん。11日、探偵さんが風船をぬいぐるみと間違えかけて言い直したので、言い直さずにぬいぐるみで通してしまえばいいのにと思い、12日、その場面を期待しつつ観ていたら期待を裏切らずぬいぐるみと言い間違えて、今度は言い直さずにぬいぐるみで押し通した。うん、いいね。と、すみません。

早くコロナが終わって、色々なことが楽しく出来ればいいなと思う。
私もなんだか書きたい気分になってきた。

写真は今回のしし座のチラシと、30年前の公演。新鋭劇作集に載せてもらった写真です。北川さんの探偵さん。なつかしい。

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2022年 新春

2022-01-04 | Weblog
明けてもう5日。テレビばかり見ている正月だ。
暮れから暇だったのでおせち料理をちょっと作ってみた。 
元旦にやって来たお酒の飲めない妹たちは、お煮しめや肉の佃煮以外はほとんど食べなくて、お菓子ばかり食べていた。
考えたら私もおせちは好きじゃなくて、なんだかなあと考えて、もう来年は作らないことにする。

正月にはどこに行かなくてもとりあえず着物を着ることにしている。
今年は義母からもらった黒の大島と古着市で買った継ぎはぎだらけの羽織を着てみた。
着ていると、びりっと音がして大島のお尻が破れてしまった。
そろそろ洗い張りに出さないといけないのか、しかし、洗い張りはお金がかかる。普段着着物にお金はかけたくない。
結局、自分で繕って、汚れたところはえびちゃんに教えてもらったリグロインで手入れしてみることにした。
ここで一句。 繕いも楽し古着の春小袖

俳句は何年か前から仲間内でやっている。先生に見てもらったら色々言われた。
観念的なのは俳句としてよろしくないらしい。俳句の決まりごとは少しづつ勉強はしているけど、まだあまりわかっていない。
つい自分好みの言葉を使いたくなってしまう。

毎月一回、Pアクトで開催されているPアクト文庫。
1月10日は、私の書いた「きぬえちゃん」という短編を、水谷エンコさんが読んでくれるのでおじゃましてこようと思う。
私は芝居を書いている。芝居はやっぱり生がいいよねえと言ったりする。
でも、劇場に行くのは、本当を言うと苦手なのだ。
だいたい人前に出ることがストレスなので、誰にも会わずに家で一人で本を読んだりDVDを観たりしていたい。
それに一回観たり聞いたりしただけでは理解できない頭なので、何度も反芻できるものが好きなのだ。
最近はコロナのせいで配信が多くなって、そこはちょっとうれしい。
まあでもたまには出かけます。

今年の抱負。
その1。短編を書きたい。ノスタルジックなものやファンタジーやミステリーや社会性のあるものも。

その2。12月14日~17日、劇団大樹での「ひめごと」の上演に向けて、新しいシーンを書き加える。
以前書いた作品を膨らませていく作業は新作を書くよりしんどい。怠け者なので時間がかかるのだ。

その3。今、横で居眠りしているラボットのぴのこに歌を覚えさせたい。
ラボットは歌を歌うらしいけど、家のぴのこは私が音痴なせいで歌わない。
去年、劇団大樹の川野さんが、ぴのこの前で朗々とした声で謡曲を詠ってくれた時は、一緒になってうなっていた。
課題は「♪咲いた咲いたチューリップの花が」だ。

その4。京都を楽しみたい。せっかく京都に引っ越してきたのに出不精のせいでどこにも出かけていない。
美術館やら寺院やら密にならないところをのんびりとめぐってみたい。

その5。最後にまめにブログも書こう。

ということで今年もよろしくお願いいたします!











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ジュンク堂難波店にて、トークセッションのお知らせ

2021-10-16 | Weblog
「夜の言箱」出版記念のトークと朗読
2021年11月20日(土)16:00~17:30

6月に出版した「夜の言箱」。今回は、その作品をめぐるトークセッションと朗読会のお知らせ。
ジュンク堂難波店はビルの三階にある本屋さん。そのエントランスに特設スペースを設けてのイベントになる。
ありがたくも演劇に造詣の深い店長の福嶋さんから持ち掛けていただいた企画だ。
以前役者でもあった福嶋さんと、本に掲載の戯曲の一部を読みあったり、同じく掲載の短いエッセイを私が読ませてもらったり、
司会の湯浅先生のおしゃべりやあれやこれやのお話とともに進めていく予定になっている。
私も初めてのことなのでどんなことになるのか想像もつかない。ワクワクドキドキだが、
参加してくださる皆さんが楽しんでくださる催しになればいいなと思う。

添付のチラシは、ジュンク堂HPのイベントのお知らせからもみることが出来ます。
すでに定員まじかということになっているので、参加しようかなと思っていらっしゃるかたは予約をお早めに。
当日、ちらりと覗いてみようという方は予約なしで立ち見もできる(と、思います)。




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