ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

バルセロナ・モンサンミッシェル・パリ

2015-01-04 | Weblog
年末からお正月にかけて旅行に行ってきた。
まずスペイン・バルセロナでサグラダファミリアなどに行き、フラメンコをみて、フランスに飛び、エッフェル塔、ルーヴル、ヴェルサイユ宮殿などを観たのち、バスで4,5時間のモンサンミシェルに。そのあとはまたパリに戻りフリータイムという駆け足の旅行だった。

思い出してもサグラダファミリアとモンサンミシェルは一部ごっちゃになっているし、ルーブルとヴェルサイユも人でいっぱいで、どっちがどっちか区別がつかない。

印象に残っているのは、モンサンミッシェルに行くバスの窓からの景色だ。
延々と緩やかなノルマンディ地方の丘陵地帯に牧場が続き、そこに次々と現れる茅葺屋根や凝った木組みの家のなんと美しく可愛かったこと。車窓からの写真はシャッターチャンスが合わず、そうか、動画をとればよかったんだと、あとで気が付いた。

ルーブルはツアーのコースで駆け足だったけど、オルセー美術館はフリータイムに個人的に全館を回ることが出来た。
メトロの乗り方も覚えたし、サンジェルマンデプレ界隈を散策することも出来た。
建物はどれも美しく、高い文化の歴史を感じたし、大通りのカフェや路地に建つ石造りの古いアパートも素敵だった。

スリが多いらしく、旅行社からは気を付けるようにさんざ注意され、メトロでも美術館のなかでもスリに注意しろと日本語で放送されていて、周りじゅうがスリに見えて不安でオロオロした。
そんな時、フランスの女性が日本語で話しかけてくれたのがうれしかった。

全体的に、夫のあやふやな英語よりも、私の笑顔でボンジュール+日本語のほうが通じたように思う。笑顔は世界共通語だ。

写真はモンサンミシェル。小島に建つ世界遺産の修道院だ。
島のふもとにはお土産屋やレストランやホテルが並び、要塞のような建物の階段を上っていくと回廊や洞窟のような部屋部屋が次々と出現し(建物は修道院でもあり牢獄でもあったのだそうだ)、どんどん上がっていくと開けた屋上から湾が見渡せる。
深夜までライトアップされていて、島全体がテーマパークみたいになっていた。近頃はとみに日本人の観光客が多いそうだ。

フランスにいた時は夜は早くに寝て朝は早くに目が覚めて。とても快調だったのに、日本に帰ってきたとたん一日中眠たくて、夜昼反対の生活に戻ってしまった。

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さて、今年は11月に芝居公演の企画をしています。

作:み群杏子、演出:山口浩章、出演:生田朗子、坂口修一、杉江美生、前田都貴子他。
時:11月21・22日、場所:シアトリカル應典院。

おいおいブログでも報告していきたいと思っています。
「モクレンの探偵」に続くみ群杏子渾身のプロデュース公演、ぜひぜひ、観に来てください!


そんなわけで、今年もどうぞよろしくお願いいたします。