ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

ここ一ヶ月の間に、読んだ本

2010-05-21 | Weblog
三月の末に公演が終わり、新作を書き始めたのだけど、後半に差し掛かったところで手が止まり、気分転換のつもりで読み始めたのが「1Q84」の第一巻。止められずに、二巻、三巻と、三冊続けて一気に読んでしまった。まあ、村上作品は、読み出すといつだって途中でやめることが出来ないのだけど。読んだ感想としては、「三巻目はなくてよかったのに。余分じゃないか」だ。
私は活字中毒なので、いつでもなにかしら本を読んでいる。斜め読みで内容をちゃんと把握していないことも多い。図書館に行くと10冊くらい借りてくる。出不精なので、たまに街に出て本屋に寄ると、あれもこれも欲しくなり脅迫観念に駆られて雑誌や新刊をたくさん買ってくる。でも読みたい小説は、発行が古かったりして本屋に置いていないことも多いので、アマゾンでの注文になる。
好きな本は何度も読む。ミステリーは原則一回しか読まないのだけど、例外がトマス・H・クック。暗くてねっとりと叙情的。登場人物はたいてい哀しい。悶々と読む。でも、最後に救われる。よかった、といつも思う。
知り合いの女優さんのブログを覗くと、一ヶ月に読んだ本のリストを上げていた。読んだ本の感想を書くのは面倒だけど、リストアップなら私にも出来るかな。
新作も第一稿を無事書き上げて、風邪を引き、外出も出来ず読書三昧。ということで、ここ一ヶ月ほどの間に読んだ本です。雑誌は除く。順不同。

よろづ春夏冬中 長野まゆみ 文芸春秋
1Q84(1・2・3) 村上春樹 新潮社
夜明けの淵をさ迷う人々 小川洋子 角川書店
カラーひよことコーヒー豆 小川洋子 小学館
待つこと、忘れること? 金井美恵子 平凡社
私の家では何も起こらない 恩田陸 メディアファクトリー
MAZE 恩田陸 双葉文庫
千年樹 荻原浩 集英社文庫
写真と紙で作るコラージュ雑貨 井上陽子 雷鳥社
ウォーキング京都 いいね!小さな発見50コース 京都新聞出版社
過去を失くした女 トマス・H/クック 文春文庫
夏の吐息 小池真理子 講談社文庫
玉虫と十一の掌篇小説 小池真理子 新潮文庫
鼓笛隊の襲来 三崎亜記 光文社
あやし うらめし あなかなし 浅田次郎 双葉文庫
女性探偵家たちの履歴書 大津波悦子・柿沼瑛子 同文書院
ハヅキさんのこと 川上弘美 講談社
これでよろしくて? 川上弘美 中央公論社
九つの、物語 橋本紡 集英社
花の下にて春死なむ 北森鴻 集英社文庫 
台所の音 幸田文 講談社文庫
ペンギンと暮らす 小川糸 幻冬舎文庫
遠くの町と手としごと 三谷龍二 アノニマ・スタジオ
京都てくてくはんなり散歩 伊藤まさこ
岸辺の旅 湯本香樹実 文芸春秋

以上です。つくづく暇人。他にも読んだ気がするけど、忘れてしまった。