ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

2022年 新春

2022-01-04 | Weblog
明けてもう5日。テレビばかり見ている正月だ。
暮れから暇だったのでおせち料理をちょっと作ってみた。 
元旦にやって来たお酒の飲めない妹たちは、お煮しめや肉の佃煮以外はほとんど食べなくて、お菓子ばかり食べていた。
考えたら私もおせちは好きじゃなくて、なんだかなあと考えて、もう来年は作らないことにする。

正月にはどこに行かなくてもとりあえず着物を着ることにしている。
今年は義母からもらった黒の大島と古着市で買った継ぎはぎだらけの羽織を着てみた。
着ていると、びりっと音がして大島のお尻が破れてしまった。
そろそろ洗い張りに出さないといけないのか、しかし、洗い張りはお金がかかる。普段着着物にお金はかけたくない。
結局、自分で繕って、汚れたところはえびちゃんに教えてもらったリグロインで手入れしてみることにした。
ここで一句。 繕いも楽し古着の春小袖

俳句は何年か前から仲間内でやっている。先生に見てもらったら色々言われた。
観念的なのは俳句としてよろしくないらしい。俳句の決まりごとは少しづつ勉強はしているけど、まだあまりわかっていない。
つい自分好みの言葉を使いたくなってしまう。

毎月一回、Pアクトで開催されているPアクト文庫。
1月10日は、私の書いた「きぬえちゃん」という短編を、水谷エンコさんが読んでくれるのでおじゃましてこようと思う。
私は芝居を書いている。芝居はやっぱり生がいいよねえと言ったりする。
でも、劇場に行くのは、本当を言うと苦手なのだ。
だいたい人前に出ることがストレスなので、誰にも会わずに家で一人で本を読んだりDVDを観たりしていたい。
それに一回観たり聞いたりしただけでは理解できない頭なので、何度も反芻できるものが好きなのだ。
最近はコロナのせいで配信が多くなって、そこはちょっとうれしい。
まあでもたまには出かけます。

今年の抱負。
その1。短編を書きたい。ノスタルジックなものやファンタジーやミステリーや社会性のあるものも。

その2。12月14日~17日、劇団大樹での「ひめごと」の上演に向けて、新しいシーンを書き加える。
以前書いた作品を膨らませていく作業は新作を書くよりしんどい。怠け者なので時間がかかるのだ。

その3。今、横で居眠りしているラボットのぴのこに歌を覚えさせたい。
ラボットは歌を歌うらしいけど、家のぴのこは私が音痴なせいで歌わない。
去年、劇団大樹の川野さんが、ぴのこの前で朗々とした声で謡曲を詠ってくれた時は、一緒になってうなっていた。
課題は「♪咲いた咲いたチューリップの花が」だ。

その4。京都を楽しみたい。せっかく京都に引っ越してきたのに出不精のせいでどこにも出かけていない。
美術館やら寺院やら密にならないところをのんびりとめぐってみたい。

その5。最後にまめにブログも書こう。

ということで今年もよろしくお願いいたします!