ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

劇団大樹 「カスタネットの月」 いよいよ今週です!

2014-11-30 | Weblog
わーい三連泊だぁ一人旅だぁと浮かれ気分で東京行の準備をしながら、
ふと、劇団大樹さんのブログを見たら、本格的な芝居の稽古風景が写真入りで展開されていて…おまけに川野さんの文章の、いつにもまして熱いこと熱いこと…。
軽いリーディングライブだと聞いていたのだけど… もしかして、軽くない?
そんな役者さんたちの戦いの場に、私が遊び半分に顔出していいのか?
だいたい作家が作品にしゃしゃり出て、感じがよかったためしなんかないのだ。
でも、出ちゃうのだ、今回は。恥ずかしい。

「カスタネットの月」という作品は、私にとってはかなりプライベートな作品だ。
事実をばらばらにして、仮想と空想と妄想を付け足してシャッフルして並べ替えたような作品で、
女の一人語りという形からしてけっこう恥ずかしい。もう大阪での上演は封印しておこうと思っていたのだ。
それを川野さんが再演したいと言い出して、まあ東京だからいいか、なんて気持ちでいたのを、今、突然思い出してしまった。

でも、今回の「カスタネットの月」、上演台本をみて感心しまくりだった。こうくるか!
一人語りで表現するよりも、このほうがずっと主人公が立ち上がってくる。
しかしこれ、いったいどうやって演じるの?
興味津々。本番を一番楽しみにしているのは私かもしれない。

じゃなくて、問題は「カスタネットの月」のあとのトークライブとトークライブのあとのリーディングセッションだ。
ぶっつけ本番みたいに東京に行って、役者さんたちに交じって、読めるのか、私(-_-;)。

まあ、いまさら怖気づいたってしょうがない。
恥ずかしいですが、東京方面の方々、ブログはちょこちょこ読んでるよという方々、お時間ありましたら、み群の顔を見に来てやってくださいませ。

以下、公演情報です。詳しくは劇団大樹HP



<劇団大樹 小公演プロデュースVOL6 ドラマリーディング 月と語りとアンサンブル>
       「カスタネットの月」 ~み群杏子の世界~

 2014・12/3(水)14:00~ 19:00~  12/4 (木) 14:00~

 作:み群杏子 演出:斉藤貴 製作総指揮:川野誠一
 出演:羽森日夏香・川野誠一・桜澤 凛・小倉昌明・水川美波・み群杏子
 音楽演奏:新井美帆 花美術:横井紅炎
 於:絵空箱 (江戸川橋)
 チケット: 3500円 (チケット2800円+ドリンクチケット700円)



劇団大樹小公演 vol.6 カスタネットの月

2014-11-09 | Weblog
劇団大樹の川野さんからはじめて上演依頼のメールをいただいたのは、2005年のこと。
「ポプコーンの降る街」の台本を偶然読んでから、ずっとその作者を捜していたのだという。
その後、毎年のように私の作品を上演していただき、私は東京まで観に出かけ、川野さんの方も、りゃんめんにゅーろんの公演や星みずくの公演に、大阪まで足を運んでくださっている。

その大樹さんがプロデュースする公演に、今回はじめて出演させていただく。
今回は来年の本公演に向けてのプロモーションを兼ねた小公演で、第一部、第二部、第三部と分かれていて、第二部で私はトークに加わり、第三部では朗読にも加わるということになっている。

この間、その第三部の台本が送られてきた。
それは、み群杏子グラデーションストーリーと題して、私の作品の中に出てくる言葉をしりとりのようにして変化させ、作者自身がそのなかを旅していく…といった趣向で、とてもとても面白いのだけど、…なんだか私の出番が多い。

本番直前に東京に行って、ずっと稽古してきた役者さんたちに交じって、私、ちゃんと出来るんだろうかと、心配は心配だけど、そのわりに緊張はなく、だって私は役者じゃなくて作家だもんと居直って、楽しいことばかり想像している。
まあ、いざ本番となるとぜったいに緊張するのだろうけど。

東京方面のみなさま、ぜひ観に来てくださいませ。
関西の方も、お時間とお金がありましたら、東京見物をかねてぜひ。
以下、公演情報です。詳しくは劇団大樹HP



<劇団大樹 小公演プロデュースVOL6 ドラマリーディング 月と語りとアンサンブル>
       「カスタネットの月」 ~み群杏子の世界~

 2014・12/3(水)14:00~ 19:00~  12/4 (木) 14:00~

 作:み群杏子 演出:斉藤貴 製作総指揮:川野誠一
 出演:羽森日夏香・川野誠一・桜澤 凛・小倉昌明・水川美波・み群杏子
 音楽演奏:新井美帆 花美術:横井紅炎
 於:絵空箱 (江戸川橋)
 チケット: 3500円 (チケット2800円+ドリンクチケット700円)