ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

いざ始動!

2023-07-23 | Weblog
昨日、11月の朗読公演のチラシの打ち合わせに梅田まで行ってきた。
チラシをお願いしたえつこさんと制作のゆうこちゃんと私の三人で会議。会議室は借りてないので落ち着いた広い喫茶店を探して、
グランドビル30階のカフェキーフェルへ。
札幌で三人の朗読家の方たちの素晴らしい朗読を聞いて朗読のスイッチが入り、昨日の打ち合わせで素敵なチラシの絵を見せてもらって、
公演に向けてのスイッチも入った。
ゆうこちゃんが夜の言箱に所収されている「一通の手紙」のその後を読みたいと言ったのがきっかけで書いた今回の作品、「月舟屋のはなし」。
11月はまだまだ先ですが、一回きりの公演、客席数にも限りがあります。予約制。
予約開始は10月ごろ。このブログのコメントを予約開始後は許可設定にする予定。
み群のブログ、FB、星みずくのページ、なつしろぎくのページ、ゆうこちゃんのFB、出演者の知り合いがいる方はその方へ、
など、どこからでも受け付けます。

さて、今のところ決まっている情報は以下の通り。
これから順次情報を開示していきますので、どうぞよろしくお願いいたします!
………………………
 星みずくリーディング公演「月舟屋のはなし」

● 日時   2023年11月25日㈯ 一部 15時~、 第二部 17時~
       (第一部は朗読会。朗読は第一部のみで、第二部は出演者とおしゃべりしたり食べたり飲んだり)。
● 料金    第一部 1500円(飲み物付)
        第二部 1000円(おつまみ、軽食付き)
       (*第二部の飲物は別料金。Barコーナーで個々に注文していただきます。)
●  場所   京都市山科区 ミュージックサロンYOSHIKAWA
● 作・演出   み群杏子
● 宣伝美術   spica*
● 制作   西川祐子
●  出演    川野誠一 加藤和子 み群杏子 水谷延子 タミー 福田麻美子
         ギター演奏:吉川学
●  概要    第一部は、朗読「月舟屋のはなし」。100年の間、出されずに引き出しの中に眠っていた一通の手紙をめぐって、
        大正から昭和、そして現代と、その手紙に関わっていく女たちの物語。
        東京からみ群作品を多数上演してくださっている劇団大樹の川野誠一さんをお迎えし、
        ギターの生演奏を交えつつ5人の女性朗読者と共に贈ります。
        第二部はその場に残っていただいてのおしゃべりとお茶会。
        Barコーナーでお好きな飲み物を注文していただいて、ちょっとしたおつまみや軽食はこちらでご用意。
        作品についてのお話や役者さんたちとの交流も楽しんでいただきます。
        第一部と第二部の両方参加も、それぞれどちらかの参加でもOKです。
          *見出し写真は会場のミュージックサロンYOSHIKAWA。わざと秘密めかしてボケボケです(笑)
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11月25日のこと。7月15日のこと。

2023-07-03 | Weblog
前の投稿から半年以上も経ってしまった(-_-;)。
こんな状態だから次はいつのことになるかわからないので(なんて言いながら、気が向けば続けて書いたりするのかもしれないけど)、
まずは5か月後の朗読公演のお知らせです。

一昨年出版した「夜の言箱」の中に、一通の手紙という短編が入っている。
それはその何年か前の朗読劇「オルゴールの船」の一部を独立した物語にしたものだけど、
今回はその一通の手紙から発展させて、また別の物語を作ることにしたのだ。
一度書いた物語を別の結末にするということは初めての試みだったけど、今回、結末を書き上げた時は、ちょっとした感動だった。
起承転結の転の部分から登場人物は前とは別の道を歩み始め、「こんな方向に行くんだ!」と自分でも驚く。
それから新たな視点での物語が見えてくる。それは、自分自身の色んなことの落とし前がつく瞬間でもあるのだ。
私が書いていて楽しいと思うのはこの時かもしれない。
自分の心の落とし前がつく時。
落とし前をつけるというと、失敗したことの後始末をつけるという意味のようだけど、ここでは負の意味ではない。
私はいろんな出来事に自分なりの落とし前をつけて生きてきたような気がする。
落とし前をつける相談相手は自分自身だ。そして自分自身をわかっていくのは、私の場合、いつも書いている時なのだ。

今回は作品を書く前にまず公演場所を予約した。

京都山科の我が家の近くに、築100年以上という庄屋さんのお屋敷がある。
そこが夕方からBarになる。色々ライブなどもしているようで相談してお座敷を使わせていただくことにした。
せっかくならそこが舞台にもなる物語をと、明治生まれの女性を書こうと思い立ち、そこで、一通の手紙の瑠衣子を思い出したのだ。
来てくださるお客さんが臨場感を持ってこの物語を味わってくださることと思っている。

出演はPアクトで知り合った4人の女性たちと東京でいつも私の作品を上演してくださる劇団大樹の川野さん。
そして、Barのマスターである学さんにはギターの生演奏をお願いしている。
楽しい会にするためのあれこれを考えていて、今からワクワクしている。
チラシが出来上がるのは9月ごろ。予約サイトもその頃に立ち上げます。
私のFBやこのブログからも案内しますし、制作のゆうこちゃんからも案内があると思います。
一回だけの公演ですし、沢山は入れない空間なので早い者勝ちです!(^^)!。どうぞお楽しみに!

さて、近い所では、7月15日、札幌に行ってきます。
渡辺淳一文学館で、万華鏡という朗読グループの方たちが、「微熱の箱」から私の小品を読んでくださるというのです
(写真、横向きでスミマセン)。
いい時期なので、旅行を兼ねて観させていただきます。
「夜の言箱」の販売もしていただく。サイン付。買ってくださるとうれしいです。






















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