ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

整理のこと、観劇のこと、P-act文庫出演のこと.

2014-10-07 | Weblog
このところ家の整理に追われている。
昔からぼやぼやしているうちに日が経ってしまって行動が追いつかないたちなのだ。
掃除したばっかりなのに何でこんなに埃だらけなんだろうと思ってよくよく考えてみると、2,3年も経っていたりする。
母親も同じようなたちだったから、家のなかが整理がつかない状態になっていた。
母親が亡くなって、憑かれたように家じゅうの整理をしている。
限られた人生すっきり暮らしたいし、ものに遠慮して暮らすのが嫌になったのかもしれない。

掃除の合間に、どうしても観たかった「火のようにさみしい姉がいて」を観に行く。
(作・清水邦夫、演出・蜷川幸雄、出演・大竹しのぶ 宮沢りえ 段田安則ほか)。
どうしても観たかったのはニナガワ演出だったからでも豪華出演者だったからでもなく、清水さんの作品だったからだ。
私が初めて文化庁の賞をいただいた時、清水さんは選者の一人だった。
ほかの選者が「この人は芝居の書き方を知らない」と言うのを、清水さん1人が強烈に押してくださったそうだ。その時の選評を私は今も忘れない。

清水さんの作品は本で読むばかりで、舞台を観るのは今回初めてだ。
「火のように~」はとてもよかった。最後は不覚にも泣いてしまった。

もうひとつ、今月出演することになったPアクト文庫の情報。
Pアクト文庫は、女優の飛鳥井かがりさん(かがりは「が」ではなくちょんちょんと書くのだけど、パソコンのどこを押したらちょんちょんが出てくるのかわからなくなってしまった。飛鳥井さんゴメンナサイ)主催の朗読会で、毎回飛鳥井さん+2名の出演者が自分で選んだ好きな作品を朗読をする。
音楽はつかない。いつもギターやらアコーディオンやらに助けられている私には荷が重いのに出演することになってしまった。私は自作を朗読させてもらう。

10月18日(土)、14時~と17時~の二回公演。入場料は500円。
場所は河原町今出川にあるPアクトスタジオ。
      (詳細はPアクト文庫

   …………………………。

小さな会場ですので、私にでもPアクトにでも、メールでご予約ください。
私はさておき、飛鳥井さんも中田さんも達者な方です。希釈の無い、声で届ける物語を楽しんでいただけると思います。もちろん、私もそれなりにがんばります。
お時間ある方はぜひ!




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