ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

東京に行った日

2019-09-05 | Weblog
一泊二日の東京行きはとても楽しかった。
行きはタミーさんと京都から新幹線。おしゃべりしているとあっというまに東京だ。そのまま12時~のサントーサガーデンでの朗読会へ向かう。
サントーサガーデンは新宿御苑前駅すぐにあるインド料理のお店。今回は食事つきのライブということで、チキンカレーのセットをいただく。お料理はおいしかったけど、新幹線の中でなんだかんだと食べていたのでライスを半分も食べられなかった。ナンにすればよかった。
おなかがいっぱいになったところで、芸優所属の生徒さんや役者さん19名の練習の成果を観せていただいた。

演出の金沢さんがセレクトしてくださったのは、「微熱の箱」には収集されていない作品ばかり。
朗読にしろお芝居にしろ、それぞれが作品と真摯に取り組み向かい合った結果を、客席で観させてもらうことはありがたくて幸せなことだ。
それぞれの特技・特性を生かした演出で、パペットあり、ギターあり、バイオリンありで、短い作品が次々とバトンタッチされていく。書いた段階では見えなかったものがふと見えてきたり、新しい作品へのヒントがあったりで勉強になる。

今回もいろいろな場面が記憶に残ってたのだけど、ギターを弾きながら語っていた生徒さんが印象的だった。歌うのではなく語る。文字通りの弾き語り。抱えているギターも表現する言葉の一部で身体の一部のようだ。とても新鮮だった。
ピアノやアコーディオンを自分で弾きながら、おしゃべりするように作品を語れたら楽しいだろう。
私は猫ふんじゃったしか弾けないけど。

朗読会には、来年の4月に上演する「半月カフェの出来事」の関係者の方たちも観に来られていた。

作品にインスピレーションを与えてくれる素敵な役者さん達との出会いも楽しい。
その日は打ち上げにも参加させてもらって、新宿御苑前にあるホテルに泊まり、次の日、劇団大樹の川野さんと東京駅近くで待ち合わせて、来年4月の公演に向けてのとめどないおしゃべりとランチのあと、大阪に帰る。

東京駅はいつみても素敵だ。

さて、次の私のミッションは11月のPアクトの朗読会。苦手な出演が待っている。練習を沢山しなくちゃ。と、その前に、まずは作品を書かなくちゃ。