ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

東京、行ってきました

2018-07-19 | Weblog
会場は新宿御苑駅すぐのパペラというインド料理のお店。
おいしい食事付の朗読会は、沢山のお客様でとても盛況だった。

アコーディオンの生演奏とともに朗読された「微熱の箱」の懐かしい小品たち。
「都忘れ」の男のまっすぐなまなざし。「林檎演奏家」の女のかろやかな語り。「カバンの中の夜」の男の表情から感じ取れる複雑な気持ちの変化…。それぞれがとても素敵で、楽しい時間だった。
アコーディオン奏者の鳥海涼子さんと主催者で演出家の金沢まことさんとのスリーショット
持参した14冊の本(中途半端な数だけど私が運べる最大数だった)も完売で、みなさん、ほんとうにお疲れ様です。ありがとうございました!

夜は銀座に移って、声優の巴せいこさんと待ち合わせ。私はアニメのことはよく知らないけど、忍たま乱太郎の食堂のおばちゃんとか、たくさんのアニメ作品や洋画の吹き替えをされている方だ。

銀座の街角の可愛いエンジェルを、大好きなのぉとおっしゃっていた巴さん、可愛い方です。
太宰治が通ったという古いバーは満席だったのであきらめて、かわりに古いビアホールに連れて行っていただいた。

明日は劇団大樹の川野さんとお会いすると言うと、あ、私も行く!とおっしゃって、次の日は巴さんと川野さんと三人でまたまた楽しくお話。今回もなかなか実り多き東京行だった。

枯渇したと思われた私の創作意欲も刺激されて、帰ってからすぐ、おし!書きはじめる。
資料を調べたり、本を読み返したり、暑さに負けずゆるゆると楽しくいきましょう。
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東京で、微熱の箱

2018-07-10 | Weblog
「微熱の箱」という戯曲集を出すことになった時、舞台作品の他に、ぜひ入れたいと思ったのが、KissFMで三年間放送された小さなラジオドラマの数々で、好きなように書かせてもらったのでとても楽しい仕事だった。
ラジオで放送した後、本になる前にそのころ所属していたりゃんめんにゅーろんでも上演し、本になってからもいくつかの劇団で朗読やお芝居の形で上演してもらっている。

16年も前に出した本なのに、今でも上演していただいたり、読みたい、本はどこで売ってるんですかとFBやブログから問い合わせてくださる方もいたりして、本当にありがたいと思う。

で、今回は東京。私も観させていただくことにした。微熱の箱に収められている15作品のなかの、どの作品をどんな形で上演してくださるのか、興味津々だ。

せっかく東京まで行くのだからと、去年やはり東京で微熱の箱を上演してくださって、私の日程の都合でそちらはゲネしか見られなかった劇団の主宰者の声優さんもお誘いしてみた。彼女は14日は残念ながらお仕事。でもその夜「お時間あったら、銀座で飲みません?」とのうれしいお誘い。日帰りのつもりだったけど、おし!と奮発して銀座のホテルを予約する。いろいろ楽しいお話が聞けそうだ。
次の日は劇団大樹の川野さんも予定を空けてくれたので、帰阪前に東京駅あたりでお会いする約束もして、一泊二日のうきうきの旅行気分なのだ。

本は出版社がつぶれた後、売れ残っている分を私が引き取らせてもらったので手元にある。
作品を上演するたびにその劇団で売っていただいたりして、あと残りも少なくなってきた。
たまにネットの古本屋で100円くらいで売っていたりすると、なんだか本がかわいそうになって、私が買ってやる!と思うのだけど、買っていない。誰か買ってやってくださいな。

7月14日(土)、新宿御苑前、インド料理レストラン「パペラ」。11時30分~15時30分。お邪魔します。

演出の金沢さん、出演者の皆さま、楽しみにしています!
本も何冊か持っていきますので、こそっと買ってくださいませ!










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