ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

みえないたんてい

2007-08-31 | Weblog
録音した自分の声を聴くって、不思議な感じだ。以前、ラジオドラマを書かせてもらっていた時に、少しだけゲストで出演したことがあった。ラジオで放送された自分の声は、なんだか聴きなれない感じだった。自分が聴いている自分の声は、人が聴いている自分の声とはちょっと違うのだそうだ。
松本くんと録音した「みえないたんてい」が、出来上がった。緊張感のただよう、それでいて舌足らずの自分の声。なんだかなあ、だ。でも、まあ、しかたないよね、初めてなんだからと、自分には、かなり甘い。音楽も松本くんも、とてもいい感じだ。と、これも贔屓目かもしれない。
今回の「みえないたんてい」は、「微熱の箱」にも入っている作品。
女(河村さん)と、男(本では原田くんだけど、私の舌が回らなくて浜田くんに変えてしまった)の食い違う手紙のやりとりの中で、二人の想像の世界が交差していくといったストーリー。まあ、聴いてみてください。
松本くんのHP
http://web.mac.com/weekrooms/iWeb/WEEKROOMS/WEEKROOMS.html
のPodcastというコーナーに行けば、聴くことができます。
聞く←ここをクリックするとジャンプします。
反省。もう少し、元気に声を出そう...。
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私、はじめて演じました。

2007-08-19 | Weblog
役者って、人の書いたものをおもちゃにして、なんであんなに楽しそうなんだろう。だいたい私は、いまはじめて言うのだけど、子供の時には女優ごっこをして遊ぶのが好きだったのだ。あんなへたくそだって(誰とはいいません)舞台に立てるのだから、私だってと、いつもひそかに思っていた。でも誰も、み群さんは役者に向いてますよとは言ってくれない。そりゃあちゃんとした舞台となると、それなりに訓練が必要なのだろうけど、りゃんめんのメンバー達を見ていたら、ネットで小さな作品を流したり、カフェでおしゃべりまがいのライブをしたり、あんなのだったら私にだって出来るんじゃないのと思ってた。でも、誰も誘ってくれない。ミクシーだとか、何とかバトンだとか、みんなで楽しそうに遊んでいるようだけど、そんなのにだって、誰も私を仲間に入れてくれない。
そこにひっかかってきたのが、りゃんめんの新人、松本くんだ。書いたものに音楽を入れて、朗読して、ネットで流したいんだと言ってきた。チャンス到来。「私の書いたものを使って遊んでみる?相手役は誰にする?決まってなければ私がやってもいい?」と、有無を言わせず遊び仲間に入れてもらった。
二人とも素人なので、どれだけ稽古をしたら気がすむんだというくらいに稽古を積んだ。そして、やっと昨日、10分足らずの作品を、8時間かけて録音した。あとは、松本くんがなにやら機械を操作すれば、8月末ごろにはインターネットで聞けるようになるらしい(そのときはまたこのブログでお知らせしますね)。
感想?それはもう、とても楽しかった。私、役者やっていけるんじゃないのと思ったりした。ネット朗読をシリーズ化したいとも思った。でも、松本くんは、み群の相手はしんどい、もうこりごりと思ったかもしれない。
松本くん、新しいマイク、買ってあげるから、嫌がらずにまた付き合ってね!


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