ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

Pアクト文庫終了しました!

2019-11-30 | Weblog
Pアクト文庫は今回で79回目。月に一回の開催と単純に計算して6年も前から続いている。
考えたらこの企画が始まる前から、私はPアクトで行われている飛鳥井かゞりさん主催の朗読クラスに通わせてもらっている。

8年前になるか、「モクレンの探偵」で演出をしていただいた幸さんが、福井県にある一滴文庫で人形劇の演出をするというのを聞いて何人かで観に行ったことがあった。
このブログの過去の記録をたどると、2011年5月24日に、その日のことを記録した「一滴文庫」というタイトルの記事がある(ここにその記事をひっぱってきたかったのだけど、やり方がわかりません。お暇な方は過去の記事を辿って読んでみてくださいませ(-_-;))。
その人形劇というのがなんとも素敵なお芝居で、そこで登場人物すべての役の語りを担当されていたのが飛鳥井さんだった。なんてまあすごい女優さんだとびっくりして、そのあとネットで調べて飛鳥井さんが京都のPアクトで朗読を教えていらっしゃることを知り、通わせてもらうことに決めたのだった。
Pアクト月一の朗読公演をするというお話を聞かせてもらった時、いい企画だな、でも、毎月出演者が集まるのかなと思ったものだけれど、朗読したい人はたくさんいるみたいで、いままでずっと続いてきたのも、そういう人たちと、飛鳥井さんやそれを応援する人たちのがんばりだと思う。

私が読ませてもらうのも、5回目になった。
Pアクト文庫はやりたいと思いついたら一人で身軽に参加できるというのがいい。
今回の物語の主人公は中学一年の女の子。私の中学一年の担任は山尾先生という背の高い男の先生だった。山尾先生に頭をたたかれたくて、わざと宿題を忘れていったりしたことを思い出した。
おじいちゃんのことやおばあちゃんのこと。書きながらいろんなことを思い出していた。
今回は初めて大阪弁で書いてみた。大阪弁で朗読していると、いつもより自然に感情が入りやすい気がした。大阪という土地にはいつまでたっても馴染めないけど、それでも長い年月を過ごした大阪は私の中にしみ込んでいるのだろう。

そういう発見をした公演でもありました。
観に来てくださった方、応援してくださった方、ありがとうございました!









Pアクト文庫 11月24日 本番です!

2019-11-11 | Weblog
Pアクト文庫は、京都の小空間Pアクトで月一回行われている朗読公演だ。
今回で79回目。79回!なんだかすごい。

公演は、三人の出演者が自分で選んだ作品を好きなように朗読する。トータルで一時間ほど。
音楽も照明もなく、ただ、出演者の声だけのシンプルな構成。
毎回出演しているのは、アクトPの主宰者であり、朗読の名手でもある俳優、飛鳥井かゞりさん。
飛鳥井さんは長めの作品、あとの2人はその都度変わり、それぞれ自分で選んだ短めの作品を読む。
出演の条件は、過去にPアクト文庫を2回以上観たことのある人(だったかな)。
私はいつも自分の書いた作品を読むことにしている。
Pアクト文庫は稽古も一人で出来るし、作品を書くきっかけにもなる。
だいたいがなまけものだから、きっかけや締切がないと書けないのだ。

今回の私の作品の主人公は中学生の女の子。
その年頃のドキドキ感、ワクワク感、嬉しかったり腹が立ったり情けなかったりのさまざまな感情が、10分ほどの短い作品のなかでころころと変わる。

一人で稽古していてもらちが明かないので、朗読の師、飛鳥井さんのもとへ。
作品は、おもしろい!と褒めてくださる。
問題は読み手だ。「そんなだらだら読んでたら意味が伝わらん」「誰のセリフかわからん」
「もっとお客さんに語りかける」「もっとおなかから声を出す」
なんだかんだ言われてレッスン終了。先は長い((+_+))。
本番までにはもう少しましになっていますように。

11月24日(日)、13時~ と 16時~
出演は、都築洋子さん(まだお目にかかってない)、み群杏子、飛鳥井かゞりさん。
場所は、添付のチラシに(最寄のバス停は河原町今出川)。
入場料は、500円。
要予約(チラシ掲載のところか私まで)。

紅葉狩りのついでにでも、ぜひお立ち寄りを!