ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

しし座公演「ポプコーンの降る街」を観て

2022-06-13 | Weblog
なんと正月以来更新していなかったねむたいむ。
編集画面にログインするのにも手間取ってしまった(-_-;)
飽きっぽい私がめずらしく2005年から続けているこのブログぐらい大事にせねば。

「ポプコーンの降る街」は、平成二年度文化庁舞台芸術創作奨励賞(まあ新人賞のようなもの)の佳作を頂いた作品。
平成二年といえば1990年。30年以上前だ。そして30年以上前、この作品を初めて上演してくれたのがしし座さんだ。
しし座さんや当時の演出の高木真理子さんからは今も年賀状をいただく。
それが今回、若手たちによって再演していただけるということで、11日と12日、おじゃましてきた。
この作品、ありがたいことにいくつもの劇団が上演してくださっている。
高校生や大学生、アマチュア劇団やプロの劇団。行けるところは観させていただいている。
自分が書いた作品を客席で観るのはいつでも楽しい。

11日には今京都で仲良くしていただいている方たちと、12日はりゃんめんにゅーろんのゆうこちゃんやならさん、東京でポプコーンを上演してくれた劇団大樹の川野さんと一緒だった。川野さんは、老人が出ていない!と驚かれてたけど、これは私が30年前にしし座のために改作した老人なしのしし座版なのだ。それを今回はしし座さんが現代にマッチするように脚色している。その脚色もとてもおもしろくて楽しかった。役者さんたちもみなさん素敵。今回もとても楽しませていただいた。
今回の私の萌えポイントは探偵さん。11日、探偵さんが風船をぬいぐるみと間違えかけて言い直したので、言い直さずにぬいぐるみで通してしまえばいいのにと思い、12日、その場面を期待しつつ観ていたら期待を裏切らずぬいぐるみと言い間違えて、今度は言い直さずにぬいぐるみで押し通した。うん、いいね。と、すみません。

早くコロナが終わって、色々なことが楽しく出来ればいいなと思う。
私もなんだか書きたい気分になってきた。

写真は今回のしし座のチラシと、30年前の公演。新鋭劇作集に載せてもらった写真です。北川さんの探偵さん。なつかしい。

コメント
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