ねむたいむ

演劇・朗読 ゆるやかで懐かしい時間 

終わりました。ありがとうございました!

2016-09-16 | Weblog
Pアクト文庫、無事終了。
心配していたお客様も予想外にたくさん来てくださって、ほっ。

出演させてもらったのは三度目で、今までも自分の書いたものを読んでいたのだけれど、出演者三人の読む作品をすべて提供したのは今回がはじめてだった。
共通点はあっても、同じ色にならないように作品を選んだ。
三作品ともおおむね好評だったようで、うれしい。

飛鳥井さんは、稽古を始めた頃、「カスタネットの月」を読みながら主人公に重なって私の声が聴こえてきて、それを払拭するのにずいぶん苦しんだそうだ。
でもあるとき、ふっと、ほんとにふっと、飛鳥井さんなりの主人公の声がおりてきて、そこから作品世界が広がっていったのだと言う。
すごいなあと思う。
あの「カスタネットの月」は、ほんとうに飛鳥井さんの「カスタネットの月」だった。

作品世界に、私は自分が書いているくせに読んでいて入り込むことができない。
書くときは入り込めるのに、読むとなると読み方だけが気になってしまう。
ここで強調しなくちゃとか、高く出なくちゃとか、いつ顔をあげようかとか、あ、またアクセント間違ったとか(笑)、そんなことが頭に渦まいて内容に集中できない。まあ、まだまだ素人です。

観に来てくださったお客様、ほんとうにありがとうございました!
私自身、誘われても不義理をしてしまってなかなか行けないから身に染みて感じてしまう。
若い男の子で、予約なしで来てくださったお客様が、終わった後で話しかけてくれた。
三年前、彦根東高校で「ポプコーンの降る街」を上演してくれたときの出演者で、ネットで見つけて観にきてくれたのだという。
あ、2013.3.18日のブログに書いた「お城のなかの高校」だ。
すごくうれしかった。

いろんなことが小さな励みになって、
もうちょっとがんばろうとかまたやりたいなとかそういう気持ちになるんだろうな。
まずはお礼と報告まで!

(舞台写真がタミーさんが撮ってくれたピンボケの写真しか今手元になくて、かわりに衣装のパッチワークのスカートの写真です)











コメント
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