香りも味も・・・自分好みのお酒を調合！ 「しゅムリエ」を貴方に！

　自分好みのオリジナルなお酒を調合するって、ちょっとドキドキな体験をしてみたいと思いませんか？
　清酒「鳴門鯛」で知られる鳴門市の本家松浦酒造場では、超音波霧化分留の開発に着手、様々な協力を得て、１２年秋には２５度の純米酒「霧造り生」の商品化を行いました。
　液体に超音波を当てると霧が発生する現象を利用し、アルコール成分を取り出すという、「超音波霧化分留」を生かしたものだそうで、この技術を使うことによって、純米酒「霧造り生」の生産のほか、日本酒の甘さや辛さ、アルコール度数、香りなどをオーダーメードできるソムリエならぬ、「しゅムリエ」の世界を実現することができたのだそうです。
　若き社長の松浦一雄さんは技術士（生物工学）です。
蔵元の胸の内に、お酒にまつわるアレコレをつづっておられます。
　お歳暮の時期でもありますし、是非飲んで見たいものだと思いますが、この「超音波霧化分留」、美味しいお酒造りだけでなく、香料の精製、バイオ燃料の精製など様々な応用展開が期待できるのだそうですよ。
　期待大、ですね！