文部科学省委託事業
「ターゲットタンパク研究プログラム」第5回
高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所
見学と講演会
構造生物学研究の解析拠点はここだ!
日 時:12月2日(金) 14:00~16:30予定
(終了後、名刺交換会16:30~17:00)
場 所:高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所
構造生物学研究センター
(〒305-0801 茨城県つくば市大穂1-1
Tel:029-879-6178)
アクセス:http://www.kek.jp/ja/Access/
http://pfweis.kek.jp/
集合場所:(構造生物学実験準備棟会議室)
講演会会場:同 上
見学会会場:同 上 および 放射光施設実験ホール内
講 演
14:00~14:40「高難度タンパク質をターゲットとした構造生物学の現状と展望」
高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所
構造生物学研究センターセンター長 若槻 壮市先生
演者らは、これまで困難であった10ミクロン以下の微小結晶からの構造解析を
可能とし、またラベルしないタンパク質結晶からの構造解析を可能とするた
め、理化学研究所播磨研究所(SPring-8)、北海道大学、京都大学、大阪大学
とともに、微小ビームビームラインの開発およびその周辺技術開発を行ってき
た。また、構造生物学研究センターでは、結晶化の難しいタンパク質複合体や
膜結合タンパク質へとターゲットを拡大し、細胞内輸送の詳細を分子レベルで
解明する事を目的として研究を行っている。講演では、ターゲットタンパク研
究プログラムで得られた上記研究成果を紹介する。加えて、西播磨で利用が始
まったX線自由電子レーザーや、高エネ機構で目指しているエネルギー回収型
ライナック等、次世代光源を用いて可能となる構造生物学の展望を述べる。
14:50~16:30利用説明と見学会
構造生物学研究センターでは、タンパク質結晶構造解析を支援するための
様々なシステムの開発を行っている。
大規模タンパク質結晶化システム PXS
サンプル交換システム PAM
低エネルギー微小ビームビームライン BL-1A
など最新鋭のシステムの見学を行う。各サイトでは構造生物学研究センターの
スタッフが説明にあたる。参加人数により2-3グループに分かれて移動し、
少人数で各サイトを見学する。ユーザー実験中なので見学に多少の制約がある
ことをご理解頂きたい。
16:30~17:00 名刺交換会
参加費:無料(ただし申込み多数の場合は、JBA会員優先)
参加希望者は12月1日(木)までに、事務局メールアドレス(miraibio@jba.or.jp)
(@を半角にしてください)
まで、メール件名を「ターゲットP第5回参加希望」として、JBA会員/
非会員の別、所属・役職、氏名、連絡先(TEL、FAX、E-mail)を明記して
お申込下さい。