ラクトフェリンが疲れ目やドライアイに有効なようです。
「ラット瞬き減少型ドライアイモデルにおけるラクトフェリンの涙液分泌能への影響」
中村 滋 （慶應義塾大学医学部眼科学教室）日本ラクトフェリン学会第5回学術集会講演より。
昔は目薬のかわりに母乳を垂らしたとのことなので、さもありなん。
というわけで、ラクトフェリンの勉強会のご案内です。
https://ssl.alpha-prm.jp/jba.or.jp/pc/activitie/tip_biotechnology/guidance/001068.html
「ラクトフェリンの機能と展望」
2013年11月 6日（水） 14:00～16:50
終了後、交流会あり
会場：（一財）バイオインダストリー協会 協賛：（公社）日本生物工学会
ラクトフェリンは分子量の大きなタンパク質で、ラクト＝ミルク、フェリン＝鉄と結合、に由来して名付けられたとされます。
乳汁、涙液、唾液や血液に含まれ、赤みがかった色をしており、感染に対する防御あるいは免疫機能の増強等の生体防御反応を担っていると考えられています。
近年、免疫調節作用、ビフィズス菌増殖促進作用、抗炎症作用、脂質代謝改善作用など様々な機能が報告されています。
勉強会では、ラクトフェリンの機能と応用、将来展望について3題の講演が行われます。
「ラクトフェリンの新しい可能性」
山内 恒治氏（森永乳業（株） 食品基盤研究所 素材機能研究部 部長）
「腸溶ラクトフェリンの内臓脂肪低減効果とその作用機序について」
小野 知二氏（ライオン（株）生命科学研究所 主任研究員）
「ラクトフェリンの皮膚への作用」
鈴木 靖志氏（サラヤ（株） ラクトフェリン研究所 所長）
