みけん・み~すけのやさしい技術士ブログ

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「食メディア」&「食とバーチャルリアリティ」&「パーソナル感性分析」のセミナー

2017-05-02 05:19:03 | 国際連携

デジタル&IoTに関する斬新な切り口のセミナーが開催されます。 

まずは、「食メディア」&「食とバーチャルリアリティ」&「パーソナル感性分析」
といった、ユニークなキーワードで織りなす新しい食の世界のご紹介です。

講師は、テレビ東京のワールドビジネスサテライト、「トレンドたまご」などでも
斬新な発想とプロダクトを紹介されている、明治大学の宮下芳明先生、
バーチャルリアリティの世界で不思議で魅惑的な研究をしておられる
鳴海先生をはじめ、気鋭の研究者が講演されます。
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 ■"未来へのバイオ技術" 勉強会「デジタル&先端メディアと人工知能が拓く新しい食の世界」

 本セミナーでは、デジタル&先端メディア&人工知能をフィールドとして、感性に基づいた創造的社会の実現を目指し多様な活動を行っておられる研究者をお招きし、食の世界に新しい風を吹かせたい。

2017年6月20日(火) 14:00~17:00 終了後、交流会あり

会場(一財)バイオインダストリー協会 会議室 (地下鉄日比谷線「八丁堀駅」下車すぐ)

定員 60名

主催 (一財)バイオインダストリー協会

協力・協賛 (一社)情報処理学会、NPO法人日本バーチャルリアリティ学会、

(一社)人工知能学会、(公社)日本生物工学会(いずれも予定)

 

「食の世界に先端メディアサイエンスは何をもたらすか」

宮下 芳明氏(明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 教授・学科長)

演者は、先端メディア・コンテンツ表現を探求し、社会を変容する多様な研究を進め

ている。本講演では、そのうち、飲食コミュニケーション、電気味覚による味覚変化

と視覚コンテンツの連動、食メディアにおける味情報提示手法、調理レシピプログラ

ミング言語、など、食と五感に関わる新しい試みを中心に紹介いただく。

 

「クロスモーダルデザインで広がる食と香りとバーチャル世界」

鳴海 拓志氏(東京大学大学院 情報理工学系研究科 知能機械情報学専攻 講師 )

演者は、バーチャルリアリティや拡張現実感の技術と認知科学・心理学の知見を融合

し、限られた感覚刺激提示 で多様な五感を感じさせるためのクロスモーダルインタフェ

ース、五感に働きかけることで人間の行動や認知、 能力を変化させる人間拡張技術

等の研究に取り組んでいる。 拡張満腹感、Meta Cookie、おばけジュース、視嗅覚ディ

スプレイシステムなどユニークな食の研究のほか、クロスモーダル知覚を生かしたもの

づくりやサービスデザインの方向性について紹介いただく。

 

「食分野に活用 人工知能「SENSY」の可能性」

渡辺 祐樹氏(カラフル・ボード株式会社 代表取締役CEO/人工知能科学者)

演者は、慶應義塾大学、千葉大学を共同研究パートナーとし、「感性」を学習する

人工知能「SENSY」を開発。SENSYが持つ「パーソナル感性分析」のアプローチを

味覚に応用することで、ユーザーレビュー(飲食後の感想)からひとりひとり異なる

味覚をデジタル化して捉える。これにより、個々人がまだ食したことのない食品で

あっても、味覚を予測して提案することが可能になる。

この技術を活用し、三菱食品と提携し、酒類におけるアプリケーションとして

「SENSYソムリエ」を開発した。

 

講演会参加費    JBA法人会員:無料、協賛学会会員:無料

JBA個人会員(アカデミア所属):無料

但し、JBA法人会員でない企業(事業者)に所属する個人会員は5,000円(税込)

非会員:10,000円(税込)

<https://ssl.alpha-prm.jp/jba.or.jp/pc/activitie/tip_biotechnology/guidance/002559.html>

うまく表示しない場合は、

<http://www.jba.or.jp/pc/activitie/event/> からお申込みいただけます。

 

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■"未来へのバイオ技術" 勉強会「デジタルとIoTが広げる新たな食の可能性」

デジタル&IoTをフィールドとして、新たな食の可能性を追求したい。

 

2017年6月 2日(金)14:00~17:00 終了後、交流会あり

会場(一財)バイオインダストリー協会定員 60名

主催 一財)バイオインダストリー協会

協力・協賛

(一社)情報処理学会、(公社)日本生物工学会、(公社)日本農芸化学会(予定)

 

「食品工場の更なる安心・安全に向けたIoTソリューション」

黒沢 潤 氏(横河ソリューションサービス(株) インダストリアルソリューションセ

ンター2部 Gr長)

 食品製造業においては「品質確保」「コスト削減」が課題であり、両者を実現する

ことで食の安心安全を支える環境が生まれる。IoTの技術を活用することで、食品製

造現場でどのような取り組みが可能かを、事例を含めて紹介する。

 

「食品用3Dゲルプリンタを用いた個別化メニューの提供 ~高齢者や嚥下障害の方に

食べる楽しみのある未来を」

古川 英光 氏(山形大学大学院理工学研究科 教授)

 演者らは、食品用3Dプリンタを用いて、個人ニーズに対応したオーダーメイド食の

創成を目標とし、ゼリー食用の様々なフードインクを開発した。温度制御によってゾ

ル-ゲル変化を制御できるように、寒天とゼラチンを用いる。納豆インクから納豆

を、米粉インクからご飯を、そしてピザやハンバーグを作るためのピザインクや、ハ

ンバーグインクも作り、メニューごとにインクカートリッジを作って、3Dプリンタに

セットすればよい。

 実際に、高齢者や嚥下障害の方に食べる楽しみを届けるために、見た目も美しい3D

ゼリー食品も開発した。体調や好みにあった硬さ、形状、食感、見た目の食品を、介

護施設や家庭で気軽に作ることができれば、その方に合ったパーソナルメニュー、個

別化メニューを提供できるようになると期待される。

 

「生鮮食品のフードバリューチェーンを強化するIoTソリューション」

橋本 司 氏((株)スカイディスク 最高経営責任者CEO)

 契約農家などの生産者から一般家庭やレストランなどの消費者までの生鮮食品物流

品質をIoTで監視し、情報を可視化して人工知能で生鮮食品を管理するシステムを開

発した。物量においてはトラック内の環境を温湿度、衝撃、GPSでの位置情報などを

リアルタイムに可視化する。農業においてはビニールハウス内で、温湿度、照度、

CO2センサなどを用いてビニールハウスの環境を可視化し、見回り頻度の最適化や

データ蓄積による育成予測などを行う。農業&物流における鮮度管理を行うことで、

生鮮食品の破棄率の低下などが期待される。

申し込みは

<https://ssl.alpha-prm.jp/jba.or.jp/pc/activitie/tip_biotechnology/guidance/002551.html>

うまく表示しない場合は、<http://www.jba.or.jp/pc/activitie/event/>

からお申込み下さい。