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再生医療と医療機器へ応用する~「折り紙工学」「ビーズ」「ひも」「カルタ」

2015-04-22 23:20:42 | バイオ

折り紙工学、という言葉を聞いた時、これだ!!と思いました。

こういうのを求めていたのだと。

是非、たくさんの人に知ってほしいなあ。

"未来へのバイオ技術"勉強会

「医療を変革する細胞作製と画像クラスタリング~折り紙、ビーズ、ひも、カルタ」(6/16)

http://www.jba.or.jp/pc/activitie/event/

折り紙、ビーズ、ひも、カルタ・・・。

“伝統”を発想の起点のひとつとして、あるいは、細やかな“匠”の技を核として、医

療を変革するダイナミックなチャレンジについて紹介します。

 

14:10~15:00

折紙工学の挑戦~医療器具と再生医療への応用

繁富(栗林)香織氏(北海道大学大学院保健科学研究院 特任助教)

 演者がこれまで行ってきた折り紙工学の医療分野への応用研究について、ステントグ

ラフトという医療器具への応用と、細胞の立体構造を作製し再生医療に応用する研究を

中心に、日本人が親しんできた折り紙が医療分野に応用できることを紹介する。 

 

15:00~15:50

「細胞ファイバー」を基軸とした3次元生体組織の構築と移植医療

尾上 弘晃氏(慶應義塾大学理工学部機械工学科 専任講師)

 演者らは、様々な種類の細胞を直径およそ100マイクロメートル、長さ数メートルのフ

ァイバー状の組織に成形する方法を開発した。そのファイバー形状の細胞組織をあたか

も「ひも」のように扱い、織ったり巻いたり束ねたりして組み上げることで、細胞の機

能を維持した状態でセンチメートルサイズの3次元的な人工組織を構築する方法につい

て紹介する。また糖尿病疾患治モデルマウスへの膵島細胞ファイバー移植の事例をもと

に、細胞ファイバー技術の移植医療応用についても紹介する。 

 

16:00~16:50

能動学習型ソフトウェアCARTAを用いたライブイメージング~細胞活性評価、がん細胞

周期判定

松永 幸大氏(東京理科大学理工学部応用生物科学科 教授)

 演者らは生物医学画像データを自動分類できる能動学習型ソフトウェアClustering-Ai

ded Rapid Training Agent(CARTA)を開発した。CARTA は生物学、医学、数学と情報

科学が融合した学際的な次世代ソフトウェアであり、生物医学画像の自動分類や定量解

析の有力な支援ツールである。判別が難しい2 種類のがんについて核磁気共鳴画像法で

画像を取得し、CARTA を用いて分類したところ、2 種類のがんを由来別に、高精度で分

類することができた。日本伝統の遊びである「かるた」の読み札に合わせて絵札を取る

様子に似ていることから名付けられた「カルタ」のダイナミックな応用事例について紹

介する。発展系として、植物や農学への応用例も紹介する。 

 

17:00~18:00

交流会 

 

 

 

 

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