技術士第二次試験筆記の発表の日が刻々と近づいてきていますね。
本当にドキドキです。でも、腹をくくって待ちましょう。
結果が出るまで、まだこれから一週間が長くてつらいですね。
それまで、口頭試験の想定問答をやってみるといいと思います。
口頭想定問題100とか作って解答を書いてはいかがでしょうか。
み~すけはパソコンでどんどん打ち込みました。
みけんさんは確かノート1冊使い切っちゃんじゃなかったかな?
さて、口頭試験、業績論文で、ご自身のお仕事をうまくアピールできた方は、
どうぞ安心して臨んでください。
ブレイクスルーした点、背景と技術的改善点、成果と将来展望などを
きっちり書けたならば、どうぞ安心して。
どんな人が試験官にいるの?とよく聞かれることがあります。
そのような方には、
「学会でお会いになった技術者の方に、ご自身の業績を説明するくらいの感覚で、
丁寧に、真摯に対応されれば、何もご心配いらないと思いますよ。」
と答えるようにしています。
技術士第二次試験の趣旨を再度お読みになり、技術士法の技術士の定義を
お読みになれば、専門的応用能力をはかる試験であれば、
「試験官もそれ相応の方」であると推測するのが自然と思います。
仮に、学会やその他の会合でご存じの方がお見えになっても、決して
慣れ慣れしい態度はとらず、かといって卑屈にもならず、自然に謙虚に、
クライアントに対応するように口頭試験に臨むことが大事だと思います。
基本的にチェックすることとして、
技術士法第4章、3義務2責務、技術士倫理要綱(10個)、
公益確保と秘密保持義務が競合した時にはどのように対処するか(具体的に
事例を挙げて)、たとえばもし生物工学で受験される方ならば、
食品会社にお勤めならば(そうでなくともなくとも)一連の食品会社をめぐる
諸問題に、ご自分ならどう対処するか(各事件の背景をおさらいしておく)、
食品履歴の問題、添加物の表示の問題などに対するご自身の見解をまとめておく、
海外での活動経験の有無、 学会発表や特許出願経験、
環境への配慮やPA(いわゆる社会的受容)に対する考え、CPDの進め方、
APECエンジニアなど資格の国際整合性に関係する事情をある程度は知って
いるか、そして再度、ご自分の業績でブレイクスルーした点はどこであったか、
ISO9000s、ISO14000、HACCPへの対応、
最近の法律、省令、条例、ガイドラインなどの改正への理解、
今後の技術者としての(人生)設計は??
企業倫理と技術者の倫理についてどう考えるか(具体的に事例を挙げて)
といったところを準備しておけばよいと思います。
参考になる書籍としては、
口頭試験で失敗しないために 技術士 口頭試験 徹底攻略-事例集つき
これは、監修:奥田孝之 氏 A5判・176頁のコンパクトな本です。
本書の事例集を参考に、予想問題を作り、事前対策を抜かりなくやって、
無事栄冠を勝ち取って欲しいと思います。手軽でポイントをついた本です。
「技術士ビジョン21」は目を通しておくべきと思います。
なお、総合技術監理部門の口頭試験対策については、
『事例に学ぶ トレードオフを勝ち抜くための総合技術監理のテクニック -リスクマネジメントのすすめ 第2版』
の、“自分を伝えるための総合技術監理-面接・口頭試験を勝ち抜くために”をご覧いただくと参考になります。
あと、気分転換には、
「はじめての技術士チャレンジ!」が、おすすめ!!
技術士になったら、どう活動するか、についてこれといった具体的なビジョンが(技術士ビジョン21を読んでも、、、)湧きにくいなあ・・・という方には特におすすめ。
物語仕立てで進行しますが、イラストは、美女、美少女。
イケメン揃い!口頭試験対策に出てくる青年もいけてます。
あ、そりゃ、口頭試験も、むさくるしーカッコでなく、さわやかにスマートにこなしてくるほうが、いいに決まってるもんね!