さて、実際にどのようなケースが多いでしょうか?
身近な方の例を挙げますと、大学、大学院では機械工学科で学び、技術士第一次試験に合格、技術士補(機械部門)に登録。
メーカに就職。よくあるケースかもしれません。
職場では原材料調達・生産・販売システム最適化といった業務に5年以上従事しました。現在、
サプライチェーン統合のお仕事をしています。
第二次試験は、機械部門で受験するよりは、情報工学か、経営工学で受験されることになるのでしょうか。
大学では、<生物系、化学系、環境系(いろんなケースがありますが)>のいずれかの学科で学び、技術士第一次試験に合格あるいは免除(これから第一次試験にチャレンジするケースももちろんありますが)。
技術士補登録をせずに<メーカー、環境分析会社、○○。。。>に就職、従事、
仕事は環境計量、分析だが、さて技術士第一次試験は、<生物工学、化学、環境、衛生工学、応用理学>のどれで受験しよう?
職場には技術士もおられるようだが、その方の技術部門にあわせるべきか、
業務に一番役立つ技術部門にすべきだろうか?
こういう場合は、職場の技術士の方に相談してみるのもよいでしょう。
業務のうえで、より役立つ技術部門もあるからです。
ただし、それは技術士第二次試験の場合。
技術士第一次試験の受験にあたっては、より合格の可能性の高い技術部門を選ぶのが定石です。
というわけで、まずは過去問題を見てみましょう。
あるいは、過去問題を集大成、分析した書籍も手にとってみるとよいでしょう。
たとえば、奥田孝之 監修,技術士第一次試験 基礎科目 徹底解析,株式会社テクノ,2,200などもおすすめ。