みけん・み~すけのやさしい技術士ブログ

あなたと、技術プロフェッショナルな人々をリンク! みけん、み~すけのコラボレーション・ブログは技術士への扉です!

技術士の受験資格について

2008-08-03 08:25:01 | 技術士試験
「技術士試験を受けられるかどうか」
最もよくいただく質問です。


公的機関で二十年研究・教育活動に従事しております。
博士(工学)も持っております。
技術士資格をとりたいのですが、第一次試験を受けねばならないでしょうか。
受かったら翌年すぐに第二次試験を受けられるように思っておりますが、まちがっているでしょうか。

回答:
正しいです。
来年第一次試験に合格されたら、翌年第二次試験を受験できます。


この方は、長年教育活動に従事しておられるので問題ありませんが、
大学院博士課程をでられたばかりでしたら、いささか条件が異なります。
大学院在学期間のうち二年間は実務経験としてカウントされますが、
それ以上は組み入れられません。

しかし近年、大学院に在籍しながら大学発ベンチャーの研究開発に従事する、
といったケースもあることから、フレキシブルな対応も望まれます。
技術士試験センターで確認してください。


技術士第一次試験はなんてことはありません。

はじめての技術士チャレンジでも、このあたりは
説明してあります。

はじめての技術士チャレンジ! 第2版<試験改正対応版>

2008-07-25 06:17:53 | 技術士試験
7月29日配本。
「さあ、あなたも技術士への扉を開けよう!」を合い言葉に、技術士そのものと、その試験対策を一番やさしく解説した本の第2版。平成19年試験改正に対応して、内容を見直すと共に、「より優しく」「よりわかりやすく」なったもの。問題集などで勉強する前にぜひ読んでいただきたい本です。くわしくはこちら

生物工学のキーワード

2008-07-23 00:02:45 | 技術士試験
下記の単語の技術的背景、現状と課題、将来展望を書いてみてください。

バイオエタノール
メタボロミクス
抗体医薬
グライコミクス
ケミカルバイオロジー
オミックス
生物多様性条約カルタヘナ議定書
セルロソーム
アーミング酵母

技術士第二次試験受験者必読 生物工学部門メーリングリストのお誘い

2008-07-18 22:43:04 | 技術士試験
もうすぐ今年の技術士第二次試験ですね!

技術士第二次試験(生物工学)受験者のおひとりからのお誘いです。
必見です!!


技術士生物工学部門受験生の皆様へ
~技術士二次試験勉強会(ML)のお誘い~

08年度二次試験受験生のCATAと申します。
二次試験の勉強会をメーリングリストで企画しております。

試験までもう何日もありませんが、受験生同士で情報交換をしたり、
互いに予想問題を作成したり、受験日の直前に自主ゼミをやるなど、
色んな意味で意義のある活動ができると思っています。

参加をご希望の方は、次のアドレスにご連絡下さい。
adelobasileusあgmail.com(あ→@ に変えてメールしてください。)

ML管理人:CATA
08年技術士生物工学部門二次試験受験生

技術士試験 技術部門の選び方

2007-03-19 08:01:30 | 技術士試験
さて、実際にどのようなケースが多いでしょうか?

身近な方の例を挙げますと、大学、大学院では機械工学科で学び、技術士第一次試験に合格、技術士補(機械部門)に登録。
メーカに就職。よくあるケースかもしれません。

職場では原材料調達・生産・販売システム最適化といった業務に5年以上従事しました。現在、
サプライチェーン統合のお仕事をしています。
 第二次試験は、機械部門で受験するよりは、情報工学か、経営工学で受験されることになるのでしょうか。

 大学では、<生物系、化学系、環境系(いろんなケースがありますが)>のいずれかの学科で学び、技術士第一次試験に合格あるいは免除(これから第一次試験にチャレンジするケースももちろんありますが)。

 技術士補登録をせずに<メーカー、環境分析会社、○○。。。>に就職、従事、
仕事は環境計量、分析だが、さて技術士第一次試験は、<生物工学、化学、環境、衛生工学、応用理学>のどれで受験しよう?
 職場には技術士もおられるようだが、その方の技術部門にあわせるべきか、
業務に一番役立つ技術部門にすべきだろうか?

 こういう場合は、職場の技術士の方に相談してみるのもよいでしょう。
 業務のうえで、より役立つ技術部門もあるからです。
 ただし、それは技術士第二次試験の場合。

 技術士第一次試験の受験にあたっては、より合格の可能性の高い技術部門を選ぶのが定石です。
 というわけで、まずは過去問題を見てみましょう。

 あるいは、過去問題を集大成、分析した書籍も手にとってみるとよいでしょう。
 たとえば、奥田孝之 監修,技術士第一次試験 基礎科目 徹底解析,株式会社テクノ,2,200などもおすすめ。

 

技術士はまず、第一次試験から・・・。

2007-03-18 07:15:41 | 技術士試験
 毎年この時期、よくいただく質問がありますので、回答をアップしますね。

 技術士になるには、まず技術士第一次試験にチャレンジする必要があります(JABEE認定コース修了生は第一次試験は免除)。
 そこで、どの技術部門で受験するか、を検討せねばなりません。
 学生さんの場合は、自分の今、学んでいる専門課程に近い部分で受験するのが自然ですが、社会人の場合、業務に近いところで受験すべきか、学生時代に学んだ専門課程で受験すべきか(両者がまったく一致している場合は問題はないのですが、そういう方ばかりではありません)、悩みが発生します。
 
 まずは過去問題を見てください。
 資格をとるのは、自分の業務に役立てるためですから、今の業務に近い技術部門の過去問題を見て、学生時代に学んだこととは必ずしも一致してなくても、今ある知識で十分合格を狙えそう、ということになれば、今の業務に近い部門で受験すれば無問題。
 職場にその技術部門の技術士がおられるなら、第一次試験合格後、その方を「補助する技術士」として、「技術士補」登録すればよいですね。
 
 もし過去問題を見て、これは歯がたたない、むしろ学生時代に専攻した技術分野で第一次試験を受験するほうが、合格しそうだ、ということになれば、今の業務と少し隔たりがあっても、学生時代の専攻で受験してください。

 合格しても、その技術部門の技術士が職場にいないし、ということになっても、
技術士第二次試験の受験に「技術士補」であることは必須ではありませんし、
第一次試験で合格した技術部門とは「別」の技術部門で、第二次試験を受験することができます。
 技術士補登録したいなら、職場の外で、同じ技術部門の技術士を探して、その方を「補助する技術士」として、技術士補登録してもよいです。技術士補として4年を超える実務経験をもって、第二次試験にチャレンジすることができます。

 職場に技術士がいらしても、技術部門が異なったら技術士補登録はできません。
 しかし、職場の技術士や直属の上司に、「すぐれた指導者」として、日常業務をこなしつつ指導いただき、4年を超える実務経験をもって、技術士第二次試験にチャレンジすることができます。

 こわがることなく、第一次試験の受験申し込みをしてください!!