梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

親は刃を握らせて人を殺せと

2018-08-16 09:58:39 | 雑記
自分は与謝野晶子と言う人の作品はあまり好きではない、
経歴や作品を読んでみると中々激しい性格の様な気がする、
「君死に給うなかれ、親は刃を握らせて人を殺せと教えしや」と言う句もあまり好きではない、
あの時代、あの状況でこの句を詠むのは覚悟はいる、その点は凄いと思うが誰しも好きこのんで出征する訳ではない、
異常な国の環境は教育も含めて「お国の為に死ぬは名誉」と言う空気の中で大変な勇気だとは思うが相応しくはないとも思う、
文芸の話なので元より好き嫌いの話だから勘弁してもらうおう、
終戦記念日(敗戦の日なんだが)記事を読んでいると多くの遺族がコメントを出している、
前線で死を賭して敵を殺したのは普通の人々だった、「殺せ」と命令をした職業軍人の数よりはるかに多い,
将校と言われる彼らのうち戦争を実行させたのは政権を握った戦争の犬たちだが彼らは戦場には出て居ない、
日露戦争の乃木将軍は子供達を真っ先に前線に送り戦死させているがその後の軍部将校は殆ど送り出していない、
「刃を握らせて人を殺せ」と教えたのは親ではなくこの連中だ、
どの国も同じだろう、アメリカ軍も徴兵された一般人が戦闘の全線で戦死したのも殆ど一般人だ、
敗戦の日、二度と戦争はやってはいけないと言う誓いが言われるが戦争を起こすのは一部の政治家と自らの存在意義を強調したい軍人達だ、
一般庶民がおこす戦争などは歴史を見ても皆無だ、戦争はやってはいけないではなくやらせてはいけないと誓うのが本筋で今憲法9条の見直しは「戦争が出来る国」に舵を切ると言う事に近い、

第九条
国の主権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、他国との間の紛争の解決の手段としては、永久にこれを抛棄する。

国としてはこれを抛棄する、国家間の紛争を軍事力を持って遂行しようとする国は多い、
しかしこれに同じ軍事力を持って対抗するのを第一義にしたらその先は今までの愚かな歴史の繰り返しだ、
確かに中国の覇権主義は座視してよい問題ではあるまい、あるまいがその事を材料に覇権的軍事力の保持は互いの軍事力競争に突入する、
ロシア・アメリカ・韓国も含めて外交を持って解決を目指す事が重要だろう、
それに合わせて軍事力の強化、外交による解決策に後ろ向きな政治運営は愚かな施策だと
言える、
我が子が徴兵されたらと言う事を子供の無い安倍晋三氏に理解させるのは無理かもしれないが残す子孫がない彼が何でこんなに強行に「強い日本」にこだわるのか解らない
経済的に、社会的に世界から羨まれる「強い日本」は彼の考えている国とは違うだろう、

本当に良かった

2018-08-15 15:14:29 | 雑記
4日前から行方が分からなくなっていた2歳の藤本理稀ちゃんが無事保護された、
嫌なニュースばかりの所に本当にうれしい知らせだ、
2歳の子供が3昼夜も一人で過ごすと言う事は本当に怖かっただろう、
怪我もなく多少脱水症状がある程度で会話も普通に出来ると言う、曾祖父もご両親も本当に良かった、
見つかるまでの間は本当に気も狂わんばかりの時間を過ごしたはずだがこうして無事戻って来た、
しかし、他方では同じ2歳の子供を虐待していたと言うニュースもある、
真冬に裸にビニール袋を下半身にまいてトイレに10時間も放置し重度の凍傷を起こさせた、
子供を調べたら全身に20カ所に及ぶ骨折の跡があると言う、
それを行ったの20代の母親だ、
こういう事件が後を絶たない、母性と言うのは生まれつき持っているのではない様だ、
動物園で人間に育てられた動物は子供の面倒を見ないと言う、
親から子に言葉以上に身をもって伝える事が今途切れて来たのか、
「親の愛情を受けられないと子に愛情を注ぐことが解らない」と言うが最初にお子供に愛情を注げない人間は親の愛情を受けてもそれでも喪失しているのだ、
不慮の事故で親を亡くした子供と言うのではなく一般の家庭から子を虐待する親が生まれてくる、
昔は無かったという確信はない、しかし少なくとも我々団塊世代まではこんな親はごくまれだったと思う、
何十年か前に自分の子供に保険をかけて海に突き落とした母親の事件があった、
その時警察が「母親は最初から容疑者から外すがこれで親と言う存在も容疑者になった」と言うコメントを出していたがやはり時代と言う事なんだろうか、
自分がひもじくとも子供には有るだけの食事を与えると言うのが親と言う存在だったが子供に菓子パンを置いて男と旅行に行ったと言う母親も居た、
性教育を反対する保守系の議員や教育委員会が居るが性欲は勉強して見に就くものでは無く二次性徴が出れば性欲は発生する、
動物の中で唯一繁殖期が無いのが人間だ、子供を育てるのに過酷な季節を避けると言うのが繁殖期の理由だそうだが人間は季節の悪条件を乗り越えて久しい、
そのせいかもしれないが要するに一年中発情する動物になったわけだ、
本来性欲は種の保存のための生殖欲求なのだが生殖とは無関係に性欲の解消を求めて交接する、しかし性行為は生殖行為そのものだ、
当然妊娠し出産をする、もとよりそんな事を考えて行った訳も無い、自分の自由を奪い負担だけが増える、その結果幼児虐待と言う事になる、
性欲を無くすと言うのは無理だ、野良犬や野良猫ではないからまさか去勢する訳にも今無いだろう、
自分の体の変化に気づき、自分の性欲に戸惑うのは人間と言う動物の成長過程だ、
しかし欲望に流されれば妊娠と言う結果は自明の理だろう、
性感染症の危険も充分にある、
性教育は未だその兆候が出る以前に行うのが望ましいだろう、
女子が生理の勉強をするのもその準備として無知のまま迎えない様にと言う事だ、
もっと真摯に性と向き合う必要がある、
反対をしている連中は自分が二次性徴の頃どうだったのか思い出してもらいたいものだ、特段性欲が無い連中とはとても思えない
ある程度の地位を築いた人達だろう、そう言う人達は何方かと言えば色々と艶聞を流す連中だろう、
何を考えているのか解らない、


老婆心ながら

2018-08-12 11:29:16 | 雑記
“老婆心ながら~”という言葉がある、
辞典では「年とった女性が、度を越してあれこれと気を遣うこと。」、必要以上に世話をやこうとする自分の気持ちを、へりくだっていう語。「老婆心から言わせてもらえば~」となっている、
言葉の使い方もその意味も凡そ間違い無かった、
女性は”度を越してあれこれ“いう事は特に歳を喰わなくても良くある様だ、
男としては結婚直後にあれこれと気を遣ってくれるのが面映ゆく、且つ嬉しいものなのだがやがて生た子供が幼児期を越すと亭主はその子供と同じレベル扱いになる様だ、
そうでは無いのかもしれないが周りから見ていても夫からしても“色々気に掛ける”と言うより子供をしかりつけるのと同じイントネーションになる、
男としてはそこで「解ってるよ!」とか「なんだその言い方は」とか言いたい所だがそうしたら修羅場になること,暫くは機嫌は直らないのは理解している、
「有難う」と返事をしてやり過ごす、間違っても「ハイハイ」などと返事をすればもっと修羅場になってしまう、
まあ、何度かに一度ははうっかり忘れている事もあるので助かっても居る事もあるのだが、
老婆になるとそれが亭主家族だけでなく会う相手皆にやる様になるのでこんな言葉が生まれたのだろう、
しかし女性同士だとそれで話が盛り上がっているので「老婆心」は男の言である事は間違いないだろうな、
まあおかげで他人との付き合いで余計かも知れないとがと思う時に良い前置詞になっている、
「老婆心ですが~」と使う事で多少の皮肉も嫌味も言い訳になる。
無論このブログ見出しには何の意味も無い

ライフラインを国家で

2018-08-11 07:53:30 | 雑記
生活保護家庭で電気料金滞納で通電を止められた一人暮らしの高齢者が熱中症で亡くなった、
同じ札幌では6年前の冬にガスと電気を止められた40代の女性が凍死する事件が起きているそうだ、
23区でも埼玉でも同じような事件が起きている、
電力会社は顧客の個人情報を盾に詳細は発表していないが確かに検針員にこの責任をと言うのは酷だろう、
ケースワーカーと自治体の責任もあまりに人手が少ない、
ケースワーカーは基本無給だ、昔は民生委員と言う言い方で地域の裕福な人が行う名誉職のようなものでいわばボランティアだ、
生命にかかわる国民のセーフティネットがボランティアだよりでは全く頼りない、
しかし地方自治体の財政は厳しく、人件費も直接予算も限界だろう、
生活保護家庭の増加は財政を更に圧迫する、
生活保護の予算は急激に増えて国政は抑制にやっきだが好んで保護レベルになる人は居ない、
中には虚偽の申請をして保護を受ける者もいるがその割合はおそらくそうは居まい、
この上に消費税増税は保護費から再徴収し結局被保護者を増加させ、その効果を相殺する、
生命維持に最低限必要な食品類は免除されるというがその計算は複雑になり現場の混乱と当然脱税の温床にもなる、
生活保護家庭が心無い連中から理不尽な暴言を受ける事や、評価に晒されることを考えると確かにそのプライバシーは保護される必要はあるだろう、
「ベーシックインカム」と言う理論が出ているがそれには大きな予算が必要でそれに見合った効果も未知数だ、
一律に支給する金額ならライフラインを国家予算ですべて負担したらどうか、出来れば家賃と食料も一律国家負担にするのが望ましいが取り合えず電気ガス水道は地方自治体と国が持つ事で生活保護費の効果は大きくなる、
道路や公園が税金で賄われるならライフライン自体も税金で賄うのが望ましいだろう、
企業以外の個人消費は家族規模でおよそ変わるまい、無料だからと言ってやたらに使用が増えるという事も無いだろうし、その危惧があるなら上限を設ければよい、
そうすれば電力会社の設定する電気料金は税金になるのだから国会の予算を通す必要になる、
統括原価方式も国家予算の審査を受けシビアになり、原発予算も立地自治体に支払う補助金も計上しプルトニュウムの金額も大蔵省でしっかりと審査するだろう、
原子力監視委員会も不要になればその予算ものこる、
何よりも生活保護家庭をふくめて低所得家庭からとりあえず最低限の光熱費が保証されれば命担保はできる、
貧困家庭と言われる年収が200万を切る家庭でも光熱費は同じようにかかるのだ、その割合は大きい、
光熱費がなくなれば三食取れるという家庭もあるだろう、
光熱費を止められれば調理すら出来なくなるのだから、
地方自治体の福祉費用にも多少なりとも下げられるのではないか
一考の価値はあると思うぞ。

酷暑の甲子園にこれはどうでしょう

2018-08-10 10:41:28 | 雑記
台風が通り過ぎて又猛暑が戻って来た、
西日本は休むことなく酷暑が続いている、岐阜では40度を超えて名古屋大阪も35~37度にもなっている、
気象庁でも厚生省でも「命に係わる危険な暑さ」と毎日の様に注意報を流し続け「不要不急の外出は控え、適切に冷房を使用する」「原則35度を超えたら炎天下の運動は禁止」と言っているのに子供達をグランドで運動させると言う教師が未だいる様だ
根性論は意味なく禁止されているが未だに「そんな事では強くなれない」と言う意見が罷り通っている様だ、
日大のラグビー問題、ボクシング協会の問題、更に又日大のチアリーディング部の問題と
運動系と言われる連中の時代錯誤的な話で賑わっているがどうも運動部系と言われる世界は低級な暴力団の思考法とよく似ている様な気がする、
要するに「強い」事が第一優先でその他は二の次どころか一切考慮から外されている気がする、
少年野球と言うのを河川敷などで時々見かけるが「監督」と言う大人が小学生くらいの子供に「指導」しているのを見たり聞いたりしていると(なんであんなに偉そうに叫んでいるのだろう)と非常に不愉快な気持ちで聞いている、
任意参加のチームだから嫌なら止めれば済むが学校での部活動だとそうも行かないのかもしれない、
辞めたら恐らく「根性無し」と言う事で顔を上げて歩け無くなるのではないのだろうか、
大人と子供、或いは教師と生徒と言う上下関係で理不尽な根性論と上下関係は門外漢の自分から見れば余りに下らない狭窄な世界でしかない、
まあそれでも望んでそこにのはその人の勝手だが中には親の勝手もあるかなとも思う、
夏の甲子園の問題である、
基本的に厚生省で「原則野外の運動は禁止」となっているのと夏の甲子園大会は整合性がない、
炎天下であの構造だと恐らくグランドは40度近くに気温は上昇する、ダッグアウトは恐らく更に暑いだろう、
幾ら鍛えたとはいえ医学的に「危険領域」と言われる中で強行する必要性が解らない、
確かに1年をかけて或いは3年間、更に小学校から言えば10年近くの集大成だと言うのは十分に分る、
解るがこの気象でこの時期に持って来るのは意味はないだろう、
夏休みと言うカリキュラムから外れる時間と言う事もあるだろうが学業から外した時間であればこそ高校野球連盟と言う組織は「高校」と言う名称と乖離しているともいえる、
しかし今の方法は変わる事は無いだろう、
そこて提案である、
スタジアムの構造は階段状になっていて基盤はコンクリートだ、
一番上部から足元に水を流してはどうか、
恐らく殆どはその間に蒸発してしまうが一番下に回収装置を取り付けて置けば循環利用も可能だろう、
浄水した下水を使い数段に分けて滝のようにしておけば球場全体は気化熱で温度は下がる、
ダッグアウトも天井の温度が下がる事で幾らかでも基本の上昇を抑える事ができる、
装置として時間も金額も掛からない筈である、水の供給が確保できれば移動式のポンプとホースが有ればすぐに可能だ、
せめて体力を消耗する高温を少しでも避けるために検討したラどうだろうか、
事故が起きる前に一考を願いたいものだ、