梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

子供に留守番をさせたら虐待として罰則をかす?頭は大丈夫か

2023-10-11 14:35:08 | 雑記
埼玉県自民党県議団がこんな条例を出した
「小学3年生以下の子供を自宅などに残して外出したり、公園などに放置したりすることを禁じた「留守番禁止」「放置禁止」の規定」
当然大反対をされて取り下げる事となったが「内容として瑕疵はない」と言っているらしい
自民党の県議団と言うと恐らくほとんど男性でかつ平均年齢は60代から70代だろうか
かぎっ子と言う言葉が有る、
両親が共働きで留守のため、常に鍵を持たされている子供。昭和38年(1963)から昭和40年(1965)の流行語。
県議団の連中もこういう時代を知らないわけはない、それが現実の社会生活と言う事だ
しかも現在はもっと厳しく、ワーキングプアと言われる世帯を形成しダブルワーク・トリプルワークを強いられてそれでも三食に事欠く事もあると言う
小学校3年生と言えば9歳である、どの親が好き好んで子供を暗くなるまで一人にしていると言うのか
それを虐待だと言うなら虐待をしないで済むような社会を作るのが議員の政治の責任だろう
普通に新聞を読んで、ニュースを見ていればそれが非現実的だと言う事は理解できる
しかるにこんな条例をまじめに考えて上程できると言う事はまったく世間知らず、浮世離れの連中だと言う事だ、
さいたま県議だけでなく自民党国会議員団も発想は変わらない事は確かだ、
諸物価が二桁で上昇し給与所得はまったくそれに追いついていない、
「異次元の改革」と企業に賃上げ要請をして「労働者の味方」を標榜し労組を取り込もうとしているが日本の給与所得者の7割近くは中小零細企業で働いている
国際収支や為替差益を享受している様な大企業は給与増額が十分できる内部留保が有るが外注経費の削減と正規雇用の削減で受皿の中小以下の企業にはその体力はない、
しかし国会議員にその事を実感として理解できる連中が何人いるのか
「地盤・カバン・看板」と言う日本の政治世界で安定的与党を続けている自民党は粗全員が世襲議員だ
生まれた時から「おらが村さの先生様」のおぼっちゃまで親の地盤を引き継いでいる連中にとって有権者は票を支えるだけの存在で票にならない人間達を鑑みる事はない
自民党議員がどういう頭をしているか今回のさいたま県議団を見て良く解るだろうが自民党支持者たちはどう思う思っているのか
少なくとも今回の事で次の地方選挙では「この連中に任せて置いたら火の粉は自分にかかって来る」事を考え
無関心ではこんな連中のこんな事を容認しているのだと言う事を肝に銘じて望んでもらいたいものだ

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