梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

8月15日

2014-08-15 16:41:40 | 雑記

終戦の日である、何の為に「終戦記念日」を制定したのか、膨大な犠牲者を出した戦争と言う愚かな過去を戒め、手に入れた平和の有難さを再認識する為に置かれたのではないのか、靖国神社は言わば戦没者慰霊碑だとしたら「軍神」などと言う言い方は相応しくないだろう、
戦争を起こした者は誰だ、そして戦ったのは、いや戦わされたのは誰だ、戦争をしたかった人間達は戦いには行かなかった、戦争などしたくなかった人達は否応なく銃を持たされて殺しに行き死んでいった、しかし彼等は決して「軍神」等とは言われなかった、
「天皇の為」「御国の為」にと洗脳され、死を持って誇りとすると教育されてもだれもそんな事は考えていなかった、恐らく小学生位が戦争ごっこで盛り上がっていただけだろう、
「天皇ヒロヒト」と言う本を読んだ限りでは昭和天皇は開戦は最後まで反対だったと言う、
「御国」は国民の物で万世一系の天皇家で有っても「民は寶である」と言っていた筈である、確かに当時日本を取り巻く世界情勢は厳しいものがあり追い詰められた事は有った様だが基本的には海外覇権を国際世論から糾弾されエネルギー事情が逼迫したのは「戦略物資」の枯渇でしかなかった、
当時の記録を見れば一目瞭然だ、韓国を併呑し中国を侵略して満州と言う国をでっちあげて失脚した清朝の皇帝を傀儡として占領した事はどう見ても間違いない、
大東亜共栄圏等と言っても東南アジア諸国の賛同は全く得られていない、ヨーロッパ列強の植民地からの独立戦争に手を貸した結果として日本がその位置に変わって座っただけだ、
反省すべき点は明確にし、謝罪する処は謝罪するべきだろう、もっともポッタム宣言で日本は「無条件降伏」をしているのだからその時点で日本の過ちは指摘されそれを日本は承認している、戦争の保障に関してはそういう意味ではけりが付いているはずだろう、しかし犯した過ちは補償問題とは別だ、二度と同じ事を犯さない為には常に過去の過ちを反芻し戒めなければならないだろう、
平和憲法はその礎だと思う、なぜ今、何の為に過去の反省分を破棄しようとして居るのか、安倍政権は何が欲しいのか?どうしたいのか?国家は天皇の手から国民の手に移った、政府は舵取りを任されているだけだ、国家の行く末は国民が決める事だ、選挙で選ばれた議員、政府でもこの重要なかじ取りの承認はしていない、「解釈の変更」等と言う姑息な手段で何とか出来る話ではない、このままいったら同じ過ちを犯しかねない、
確かに中韓露と日本を見下す様な政情は続いているがそれは国際世論に訴える外交手腕に任せるべきだろう、「交渉事が苦手だから暴力で」と言うのではチンピラが酒場でする喧嘩と同じだ


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