梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

夫婦別姓と苗字の話

2021-08-17 09:53:50 | 雑記
夫婦別姓が問題になっている
夫婦同姓は世界的には少数だと言う意見が有るがまあネット上の情報なので正確には解らない、結構恣意的なものも多いので、
国数だったり人口割合だったり文化的な問題だったりで違うし「世界的に多いから」と迎合する必要もあるまい、あくまで歴史と文化の問題だ
「日本は夫婦と戸籍の問題はそれほど厳密では無かったので大抵通称だった、今の戸籍制度は明治政府が徴兵制を厳密にするために作った」と言う記事もある
平安期は通い婚が通常だと言われているがそれは殿上人の話で庶民は恐らく共同生活をしていたのだろう、
生きる為生活の為にと種の保存本能の成せることで特に戸籍なんぞは気にしていなかったのだろう、
統一国家になった頃から課税の為に設定されて、 家毎に戸税、人毎に口税が課せられたので納税台帳的には調庸租とされても女性は頭数に入っていないので逆に戸籍が無い方がらくだったのだろう、
江戸時代も農民は「何とか村の何平」であり女性は更に「何平方 何」と戸籍上はおまけであるが課税上はその方が楽である、
町民も「大工 何某方 何」であり人口税は男分だけの様だった
男女平等となって税制上も男女どう負担となったが更にジェンダーと言う意識が「自分のアイディンティティとしての呼称」が高まったのだろうか
少し前までは「子供の戸惑い」が気になっていたのだが恐らく世の中がそうなってしまえばそんなもんだし当たり前になって「自分はAだが親父はBよ」程度の話になるのかもしれない
影響が有るとすれば戸籍登録台帳の書き方かもしれないが今でも「入籍」ではなく「編入」だからさして問題は無いのかもしれないな
第一結婚すると新戸籍が出来る訳だから左程変わらないか
自分自身は我が家の姓が気に入っているがそれがそれでも(あの苗字は良いな)と言うものもあって勝手に選んでよければこっちにしたいと言う苗字も多々ある
但しそれは響きだったり字面(じづら)だったりして歴史的背景とはまた違う、
我が家の苗字はあまり多くは無いが有名な人物は何人か出ている、あまり広がらなかったので遡れば同系なんだろう、田舎の集落は全部同じ苗字性で大家には家系図が有った
調べてみると元々は大化の頃大陸から渡って来た文字を司る人間が時の天皇から一字を貰って名乗ったらしい、
歴史的には大変気に入っているのだが私を生んだ母親(両親とも死に別れ同士の再婚)の前の苗字が「翠川」だったと聞いて(いい字だな)と子供ながらに思った記憶がある、
“みどりかわ“と言うのだが他に”碧川”さんが有るがこれでも中々良い、
まあこの名字からすると中々文学的、上品な雰囲気で「名前負け」と言われそうだが今の苗字だと「変わった名前」だから「変わった奴」位で相応しいのかもしれない、

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