梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

幼児に寛容な社会と社会性

2016-01-13 08:40:58 | 雑記
新聞に子供の泣き声に文句を言うのは間違いだと言う論調の発言が多数のって居た、
どうやら何日か前に掲載された発言に対するコメントが多かったので特集した様だ、基になる投稿を読んでいないのだがどうやら子供が泣き止まない事に対して「うるさい!黙らせろ」言った発言が有りその事に関してらしい、「降りろ」と言われたと取れる投稿もあったが概ねと言うより全投稿が母親擁護であった、言ったのは文面から想像するに「年配の男性」の様だが「歳をとると孤立感から他者に対して攻撃的になる」と言った物もあった、確かにそういう面もあるかもしれないが偏見的でもある、
確かに乳幼児は泣くものである、その事に対して廻りは寛容でありたいし協力もしたいと思う、子供のむずかりは微笑ましい事でもある、しかしそれはあくまで「微笑ましい」行為であって他人の迷惑はお構いなしの行動に関してはやはり親の責任で教育して戴きたい、
乳幼児は其処までの理解力は無いと言うかもしれないがどの程度からなら家の内外で違うルールを教育するか、
本当に基本的なルールは理屈だけでなく幼児が言葉を覚える様に「理由以前」に反復して教える事が重要なんだろうと思う、むしろその方が子供にとっても自然に身に着く筈だ。
「人を不快にしてはいけない」と言う家族を含めた社会的なルールは理屈ではなく感覚として身に付けて欲しい、中々無くならない「虐め」の根本的な問題もこの感覚が付いていない為ではないかと思う、武士道とか騎士道と言うものにも最も許されないとされる「卑怯な行い」は今の日本人にはほとんど見られないがつい数十年前は人が人である為の重要な規範だった筈だ、それは親から子に喉が乾いたら水を飲む、血が出たら止血すると言った位理屈以前、常識以前の感覚として伝えられてきた筈だ、
産まれて1年弱の乳幼児を育てるのは大変だ、大衆の中に居ると更に大変だと言うのは解るし廻りは寛容であるべきだが手放しに「子供はこう言う物だから何をやっても許されるべきだ」と言うのは少し違う気がする、大変かもしれないがそれが親と言う責任なのだと考えるべきだろう

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