goo blog サービス終了のお知らせ 

梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

国民が対抗できるなら道州制も良いかもしれない

2012-05-13 09:16:51 | 雑記
アメリカの高額所得者から「私に税金を掛けろ!」と言う声があがったと言う、貧困問題と失業者のデモに参加しての発言だ、無論一部かもしれないが去年も米国長者番付100人の大半が資産の半分を国家に寄付したと言う事も有った、これに対して未だアメリカの政府がどうすると言う話は出て居ないが少なくとも経済格差は是正しなければならないと言うのは貧困層だけでなく米国民の大きなうねりになりつつある、
日本の政府は年金額を下げ、消費税を上げる事に政治生命を掛けるらしい、永い歴史を持つ日本は戦後本当におかしな国になってしまった、その前の太平洋戦争開戦は軍部の暴走だと言うが戦後の日本は米国のスタンダードを押し付けられて永い歴史が崩壊してしまったのだろうか?日本はその程度の歴史文化だったのか、
しかし敗戦直後から立ち直る過程においては日本政府の取った政策は間違ってはいなかったのではないか、国民の怨嗟を覚悟して押し切った政府も何度かあったが結果的にはGDPで世界のトップに押し上げて来た、しかしその安定が政治家の質を落としてしまったのではないのか、
自民党の永すぎる政権に国民がNoを突き付けた前回の選挙だったが今の政府は堕落した自民党政府にすら満たない、大きな問題は永い政権で官僚との狎れ合いで神輿になり下がって居た自民党政権が政治実務を官僚任せにした事に大きな原因があるだろう、彼らは政府の事務方の筈で政府が決定した事を粛々と行うのが本務だが気に入らない政府政策には全く協力しないと言う、此れは無論正規報道ではないが(さも有りなん)と言う政策が目白押しになっている、天下り規制も仕訳にも幾ら国会で決定しても強制力は無いからと全く従っているとは思えない、
ギリシャ、スペインの緊縮政策に対するデモもアメリカの格差是正デモも日本では起きにくい様だ、
「お上の言う事は間違いない」と言う悪しき伝統は其れなりに江戸幕府(地方分権に近いが)では善政がひかれていた、民の不満は支配大名の責任として幕府から処分が有ったし完全文献に近いので農民逃散も有った、税収も含めて予算配分を地方に渡せば今言われている地方分権の趣旨とは違う意味で良いのかもしれない、その際は地方公務員と言う連中を完全把握してからにしないとミニ日本政府が出来てしまうが実効力の多くを地方に移せば国家公務員の内所謂高級官僚の支配力は減衰するだろう、