❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「悲願橋」 永井裕子                    ★9月特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》

2018年09月27日 | 9月書き下ろ詞 特集《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》
四季の期間、季節の区切りでは、秋は9月・10月・11月
今月は 《秋を感じ、秋にちなんだ書き下ろ詞》 を特集してきました。
いよいよ終盤です!
女歌
●今日のインスピレーション ―秋― は 『ヒガンバナ→彼岸→悲願』
●想定した歌手は 永井裕子さん。
永井

「悲願橋」
ヒガン3
雨のすだれを 押しのけて
心ばかりが あなたに走る
待つも待たせも きらいな良人(ひと)
来ないと決めて 五時打つ鐘の
日暮れに消えて ゆくのでしょうか
逢わせてください 悲願橋
ヒガン2
右も左も ぎりぎりに
枝葉のばして 水面をかくす
まるで二人の 葉隠れ恋を
見ているようで よろける足が
窪みに取られ 足もとぬらす
どなたが名付けた 悲願橋
悲願橋
ほうら 来たよと 目印に
橋のたもとに 石ころひとつ
胸をうたれる やさしさ憎さ
さすがにそれは 憐れと思い
(きびす)を返し 戻るでしょうか
あなたが恋しい 悲願橋


ひとこと:おおっぴらに会うことのできない男と女
両岸に樹木を伸ばし流れる小さな川
傍目に目立たぬように掛けられた橋を逢瀬の場所ときめて
女は待つ。男は来るのか来ないのか
ビミョーな心の綾に女はすがる。まさに悲願、哀願を
その橋に託すかのように・・・
 *ヒガンバナと悲願をかけました (画像をお借りしました)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。