福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

当HP「これからの医療の在り方 徒然日記」 22年目の雑感(2) 

2022年11月02日 04時34分45秒 | 近況・報告
 昨年の雑感とほぼ同じ。毎年大きく生き方が変わるはずもない。
 雑感(1)とも重複するが・・・。

 なぜロクに読まれもしない駄文を綴り続けている?
 それにはなかなか止められない私だけの事情がある。

 それを中心に考察する

 ■継続は力なり
 私はこの言葉が好きで、継続している第一の理由がこれなのだが、気が小さく、いじけた自分が拠り所とする砦での一つでもある。自分への評価と満足感の充足が目的。自分だけ納得できればいつでも止められるが、自分に恥ずかしくて止められない。これをやめる時が私の人生が次に移る時であろう。

 ■記録に頼らねば記憶が保持できない
 私の記憶装置、すなわち脳みそが劣化して記憶の蓄積や保持が困難になった。記録がないと全て忘れる。忘れてしまえば、自分は無為に生きたことに等しい。このHPは、徒然日記は、私が生きて来た証しになっている。

 ■忘却防止のため
 思うだけ、考えるだけではすぐ霧散する。だから気になったことはメモを作り、その中の一部を文章化しておく。文章化することで考えが固定される。点を線に変え、さらに面に変える行為である。それらはハードディスクにデータとして蓄積する。そのための作業を連日続けている。その代わり頭は空っぽ。

 ■生活記録、小文は自史資料としても貴重
 私は日々の記録を蓄積するのが好き。文章、画像、音楽など、読後の感想など。覚えきれないからほぼ全てを電子的に蓄積している。これがとても有用。
 新聞スクラップに関しては2008年から1日もかかさず作業しているから30万枚ほどある。紙ベースでは到底不可能な量。しかも、検索ですぐ出てくるのがいい。
 何か調べたいことがあると、まず自分のデータに検索をかける。

 ■自分だけの、毎日の小さな積み重ねを楽しむ
 今は嘱託医として細々と外来診療を続けている。読書などに使える時間が増えた。読書量も増えた。それによって芋蔓式に読みたい書籍が増えていく。読後感想文の蓄積も増えた。購入した図書はすぐに自炊するから書棚には並ばない。パソコン、iPadの電子書棚に並ぶ。

 ■孫を含む家族達の動向、飼いネコたちとの日々を楽しみ、畑作や園芸を通じて自然現象の移ろいを味わう。

 ■興味の対象は歴史、文化、政治・経済、国際問題、自然・・、と今でもまだ広がっていく。先人達の足跡は偉大である。それらに少しでも多く触れてみたい。新聞、文献、書籍を通じて味わう日々は最高。

 ■自分の弱気、意欲低下、体力低下に抗する毎日
 私は人と競争・抗争は好まない。対話も好まない。だから、引きこもり状態である。最近は意欲の低下からなんでも安易な方向に流れる傾向がある。それに抗するのが大変になってきた。もちろん、背景には老化による身体上の問題点、例えば下肢の衰え、バランス感覚の減弱も意識する。気力を維持できる時間も短くなった。
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 自分に残された時間はそう長くはないのではないか、と思う。幼少・少年時代にも、そんな考えがあった。だからこそ残された時間、それがどれだけかわからないが、愛しく思う。大事にしたいものである。
 このHPの更新はいつまで出来るか分からないが、私の気力、体力の総合的バロメーターである。
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