福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

四季2018(9)秋田市の24時間雨量、観測史上最大の155.5ミリを記録

2018年05月19日 18時29分56秒 | 季節の話題
 秋田県内は18日、大気の状態が不安定になり、全域で記録的な大雨に見舞われた。同日22:00までの秋田市の24時間雨量は、観測史上最大の155.5ミリを記録。同午前10:00時現在、秋田市周辺の8市町では計16.562世帯に避難勧告が出された。県は同日、災害対策本部を設置した。

 気象台によると、22:00まで秋田市の新城川、太平川、猿田川、五城目町の馬場目川、三種町の三種川、上小阿仁村の小阿仁川の6河川で氾濫危険水位を超え、住家の床上浸水が五城目町で1件、床下浸水が潟上市で1件、三種町で4件、五城目町で3件。

 交通機関も乱れた。秋田新幹線こまちの上下線14本が運休した。

 秋田県内は19日18:30までに全て解除された(秋田魁新聞電子版)。
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 私は18日(金)は大曲中通病院の診療応援であった。
 前夜から降雨が続いていたが8:11発のこまちは定刻に運行された。降雨の程度は時間と共に激しくなっていて新幹線の運行が心配であったが、大曲駅発12:31の下りのこまちは定刻に到着し、驚き、関心した。
 秋田駅到着時には雨足が激しく強くなり、徒歩で飯川病院へ移動することは無理があってタクシーを利用した。
 飯川病院では激しい雨音を聞きながらずっと作業していて、この間ラジオのスイッチを切っていた為に県内各所で、秋田市内及び近隣地区で厳しい状態になっていることを知るよしもなかった。

 自宅への帰路、秋田市中心部の旭川の水位が川べりまで20-39cmほどの所があり、大変な事態が迫って
いる事を認識した。さいわい、この時間になったら降雨のピークは過ぎたようで雨足は弱まりつつあった。
 翌日19日は家内が急遽東京に出かけることにしていたが、始発から秋田新幹線は秋田盛岡間は運休となり予定が狂ったがやむを得ない。我が家ではこの程度で済んだが、水田などの被害を受けられた方の心情ははかりしれない。

 大仙市と秋田市では昨年7、8月にも大雨で雄物川が氾濫している。この時に佐竹知事はゴルフに興じていて危機管理の不味さが露呈した。今回はこの様な事態はなかったようである。

 最近、地球温暖化の影響なのか予想外のゲリラ的豪雨ば各所で生じるようになって来ている。従来の治水対策の現界の認識と見直し、緊急時の避難方法など見直す必要があるだろう。
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