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福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

「爆笑お笑い祭り in 能代2018」

2018年07月22日 04時01分23秒 | スポーツ、相撲、芸能など
 7月21日「爆笑お笑い祭り in 能代2018」なる催しものがあった。


 同様の催しは2015年6月にもあった。この時は2014年新語・流行語大賞を受賞して大ブレークした「日本エレキテル連合」を中心に、「ヒロシ」、「ウエストランド」、「響」、「コウメ太夫」が出演した。
「爆笑お笑い祭り in 能代」(1) ひさびさのお笑い公演
 「日本エレキテル連合」はその後一切聞くことは無くなったが今はどうしているのだろうか。

 7月21日、私は飯川病院の午前外来の補助と午後日直が当たっていたので14:30からの午後の部にした。午後日直は交代医師が見つからず、止む無く院長に代理をお願いした。会場は7割かたの入りで、駐車場も余裕があった。

 会場の能代文化会館は6月24日のベルリン交響楽団演奏会でも訪れたばかりであった。この時は駐車場に入るのに一苦労したので今回は時間的に余裕を持たせ、会場に約1時間前に到着した。超快晴、とても暑い日で外で待つのは辛かったので、会場脇にある市立図書館で本を読みつつ開演を待った。なかなかいい施設である。

 今回は「ヒロシ」、「アキラ100%」、「狩野英考」、「マツモトクラブ」、「ハリウッドザコシショウ」、「ジャガーズ」が出演した。「ヒロシ」以外は「アキラ100%」は一度TVで見たような記憶があるが、他はまったく初耳の芸人であった。

 「ヒロシ」は前回同様、「ついに絶滅芸人候補のリストからも消えました・・・」、「かつてファンレターをくれた方達はもう全員お亡くなりになったのでしょうか」・・・などなど前回と同じようなギャグで笑わせた。今回は若干トークが多かったが、今後どう新境地を開拓して変身していくのか、興味がもたれる。このままでは本当に消えていくかも、心配である。

 「アキラ100%」は全裸で登場、金属のお盆2枚を上手に用いながら「みせない芸」を披露したが、間口の大きな舞台では左右の座席からは見えたんではないか、と心配した。
 私は今回もバードウオッチング用の双眼鏡を持って行った。勿論、「みせない芸」で、もしかしたら!!!・・と期待したわけではない。視力が弱った私にとって舞台をみるには必須の道具である。

 そのほかの登場者たち、その中で「ハリウッドザコシショウ」もパンツ一枚の姿で登場したが、裸で出てきた意味、発するギャグが良くわからなかった。座席の前に陣取った方々の反応は意外に良く、結構知られている方々なのだ・・と思った。

 前回は私も舞台に上がったりして結構インパクトが大きかったが、今回はそれよりはちょっと落ちた。でも結構楽しめた。

 お笑いの会は通常はTVで見る。TVではアップで演者の表情は見える利点があるが、客席を含めた全体の雰囲気が見えない。
 今年は、2月のABS秋田放送ラジオ「らんまんラジオ寄席」公開収録
ABS秋田放送ラジオ「らんまんラジオ寄席」公開収録、3月のルミエール落語会落語公演2018(2) 落語公演2018(2) 第5回ルミエール落語会 立花家橘之助襲名披露公演に続いて3回目であるが、このような機会があれば、今後も参加したいものである。  

エンジェルス大谷選手が負傷から戻ってきた 嬉しいが私は不安な日々が続く

2018年07月05日 03時07分14秒 | スポーツ、相撲、芸能など
 6月8日、右肘の靭帯の一部を損傷し、故障者リスト入りとなっていたエンジェルス大谷選手が、回復して戻ってきた。
 復帰後初日はノーヒットであったが翌日は2塁打を含む2安打を放った。

 大谷選手は現代野球では不可能とされた「二刀流」で、大リーグで華々しく活躍を続け、強烈なインパクトを与えてきた。
 私は彼の快進撃が、当初の3試合連続ホームランなど「夢のごとく・・」と思っていて、夢ならいつかは覚める、とハラハラしてみていた。指のマメで降板したかと思ったら突然右肘の靭帯損傷のためと発表されビックリした。一時手術や再生医療を受けるようなニュースも流れ、心配していた。

 彼の復帰は最高に嬉しいが、私にとってはまた不安な日々となりそうである。

 私はプロ野球はほとんど関心がない。12球団をあげることも出来ないし、セ・パの区別もできない。

 しかし、何人かの選手個人の活躍だけには注目していた。
 古くは清原、しばらく間が空いてイチロー、最近では田中、ダルビッシュ、雄星、そして大谷である。他にも何人かはいるが、毎朝新聞のスポーツ欄で結果を確認する。実況を見ることは皆無である。

 大谷選手は故郷岩手花巻東高校の出身、2013年「二刀流」を容認してくれた曰本ハムに入団、あらゆる予想を上回って「二刀流」を両立させ日本ハムの優勝に貢献した。
 大リーグで「二刀流」を為し得たのは1世紀ほど前のベーブ・ルースしかいないとされ、近代野球のなかでは「二刀流」はほぼ不可能だろうとされていた。多くの識者の意見も同様であった。しかし、彼は「二刀流」にこだわっており「二刀流」の道を尊重してくれたエンジェルスに入団した。「投球を含めたゲームが僕のリズム」と言い、かなりのこだわりがあると言う。

 あんな優しい、可愛い顔つきながらかなり意志が強く、素直ながら頑固者なのだそうだ。
 大谷選手は日本で自分の調整法を確立しており、「二刀流」を前提としたエンジェルスのサポートもある、という。その恵まれた環境の中、今後もケガなく活躍して欲しいと思う。

スポーツ界の不祥事(3) スポーツ界の特殊性

2018年06月05日 17時47分05秒 | スポーツ、相撲、芸能など
 大企業、一流企業の不正は経済的視点の、過当競争から由来する事が多い。

 スポーツ界の不正には企業の不正とは異なる側面があるようだ。
 その面から見れば、角界は異常な社会である。

 その特殊性を分析してこれ以上、教育とスポーツをおとしめぬよう日大は自浄作用を発揮すべきである。異常なタックルを受けた選手も試合に復帰出来たらしい。大きな怪我でなくて良かったと思う。
 今回の事件に関しては、他の選手からも詳しく事情を聞く必要がある。恐らく信じ難い事象もでてくるだろう。監督の異常な指導の内容もあきらかになるだろう。

 この情報化の社会、学ぶ機会、情報を得る機会は相当あったはずである。
 大学関係者、アメフト関係者は、恐らく日大のアメフト部の現状を知っていたと思われるが、「自分とは関係ない」、「他山の石」、「対岸の火事」の論理で無責任に見て見ぬ振りをしていたのではないだろうか。
 実情を知っていたと思われるコメントも見受けられた。知りながら自分は何もしていなかったが、無責任にも後付けで「自分はこう考えていた・・・」などと調子の良いコメントも見受けられた。

 私はスポーツ部については不案内であるが、今回の事件の経緯を読んで感じた特殊性は以下の如くである。

 ■ 大学スポーツ部の活動の位置づけは自主的課外活動扱いである。実態とは異なるが大学のチェックが及び難い状況になっている。
 ■ 選手と指導者の過度に密着した人間関係。
 ■ 完全なる閉鎖社会形成。
 ■ 選手と指導者の絶対的な上下関係。
 ■ 強大な権限が一部の監督指導者に集中、あらゆることに采配できる。
 ■ 大学のスポーツ部は通常の選抜方法によらないから浮いた集団でもある。これも完全なる閉鎖社会となる一因。
 ■ いじめや嫌がらせ横行。さりとて選手は立場上辞められず、陰湿化していく。
 ■ 勝利一辺倒のマスコミ報道。

 予防方法としては、
 ■ スポーツ部を一元的に管理する機構を作る。
 ■ 活動ごとに日誌等の報告書提出。
 ■ 機構に外部者を一定程度いれる。
 ■ 意見の具申、内部告発を妨げない。

 ところで、今年は野球にとって何かの節目だろうか。
 新聞には甲子園を中心に過去の試合等が掘り起こされて再編集され、連日掲載されている。私にとっては過去の試合など興味も無い。紙面がもったいない。
 それにつけても過剰練習、差別、いじめなど論じられることは一切ない。高校野球が教育的視点を中心にクリーンになされてきたとは思っていない。そのへんの記事こそ若者を守るために重要でと思う。


スポーツ界の不祥事(2) 組織は不正、虚偽、隠蔽が必要? 魔界だね

2018年06月04日 05時19分17秒 | スポーツ、相撲、芸能など
 日大は教育機関である。その組織の中での不祥事である。企業の不正とはまた次元が異なる。
 教育界をあげて大きく捉えるべきだ。しかし、教育界、教育者からの批判、発言は少ない。同じ穴の狢だからか??

 日大は年80億円を超す私学助成を受けている。理事の不祥事や法令違反が確認された場合、補助金が不交付、または減額される。

 これを回避するため、監督が反則行為への指示などを否定しているのだとすれば、大学としての責任は重大。監督の行為はその日の指示だけを取り上げても無駄である。長年の蓄積の結果があの日に出たにすぎない。
 監督の言葉には虚偽と隠蔽が感じとれる。

 日大は第三者委員会で真相を究明するという。

 またまた第三者委員会ですかい??
 なんでも不祥事や問題が生じると最近は第三者委員会で・・・という事になる。内部調査委員会よりは良いが、その構成、権限が問題である。桝添前都知事の第三者委員会はほとんど身内で構成された。いじめ問題で学校や教育委員会を中心に進められた第三者委員会の結論は私から見て充分でない。もっとも隠蔽の壁を打ち破る調査権も与えられていないから止むをえないかもしれない。第三者委員会への協力に反した者は処罰対象にしても良い、と考える。

 大企業、一流企業の不正が次々と明らかにされている。企業不正の裾野はどこまで広がり、いつまで時を遡るのか。ここ数日でも神戸製鋼、スバルの不正が新たに明らかになっている。

 ちょっと時を遡れば、日産自動車、神戸製鋼所、スバルの不正、東芝、三菱自動車、VW、スズキ、タカタ、化血研、旭化成杭打ち問題、廃棄カツ横流し問題・・・と私の情報ファイルを開くとすぐに出てくる。

 日産自動車、神戸製鋼所、スバルなどの不正は30年以上前から行われていたと言い、組織ぐるみであった。

 組織は人間を変える危険な場、魔界でもある。

 ■ 別企業の不正の例などから学ぶ機会もあったはずである。それでも不正が絶えない。企業人はバカか??バカとは言えなくても何かが狂っている、としか言いようがない。
 ■ 企業の要職にある方も、私人としては道徳心もあり、倫理観もあり、よき父、よき夫のはずである。それが、企業の中では変身してしまう。企業の持続エネルギーはそれほど凄い。人を変えてしまう。
 ■ わが国には企業を罰する風土が乏しい。電通の過労自殺関連違反でも罰金50万円のみ。経産省の統計では2015年通年の国内売上高は、5兆9249億2700万円。蚊の一刺しにも及ばない。
 ■ 企業人には、「不正に関わっても直接自分が利益を得るわけではない」から罪は問われないだろう、と考える。だから、後ろめたさは乏しくなる。
 ■「上司や同僚もやっていた、だから・・・」、と不正を看過する。「看過して何も言わない」、は個人の道徳心の域値を下げる原因となる。
 ■ ちょっとした誘惑が不正ヘの抵抗を鈍くさせ、組織内では徐々に不正は成長していく。
 ■ 人間は弱い。最初は「これぐらいなら」という思いだったとしても、その小さな弱さの積み重ねが、大きな会社を危うくするようになる。

スポーツ界の不祥事(1) アメフト問題を考える

2018年06月03日 17時18分23秒 | スポーツ、相撲、芸能など
 いやになる程企業会の不祥事が続き、連日の如く報道されるている。政治の世界でも森友加計問題で国会での応酬が続いている。新聞を開くのが苦痛の日もある。

 今年はさらにスポーツ界の不祥事も続いている。

 勿論、この中には個人的問題のもあるが、多くは組織的問題であった。
 団体競技が多いスポーツ界においては、組織を作ることなしには成り立たない事もある。組織は切磋琢磨するにも重要であるが、構成する人間の考え方、倫理観を駄目にしていく場でもある。もちろん全てではないが。

 ■ ドーピング問題はロシアの組織的な問題と、最近明らかになった競泳選手の個人的な?問題があった。
 ■ カヌー競技では他の選手に対して薬物混入した問題があった。
 ■ レスリングの伊調選手のに対するパワハラ問題で強化本部長が辞任した。
 ■ 角界は昨年から引き続いて、横綱日馬富士の暴行傷害事件、貴乃花親方の理解不能な行動、大砂嵐の運転問題、土俵上で救命処置での問題など。伊之助問題もあった。角界の事件対応は一般に鈍くて重い。かつて「医者の常識は社会の非常識」と言って医師が責められた事もあったがかなり改善されつつある。角界の常識はいまでも世間の非常識といっていい。

 そして今回のアメフト問題である。スポーツ史上、前代未聞の不祥事である。

 アメリカンフットボールの日大と関西学院大の定期戦で、日大の選手がボールをパスした後、無防備な関学大の選手に背後からタックルして負傷させた。
 日大選手が、反則行為は「相手を潰せ」という同大の内田監督とコーチの指示だったと告白した。「潰せ」は負傷させる意味と受け止めたという。
 これに対し内田監督とコーチは「ケガをさせる目的で指示していない」などと釈明。危険なタックルの責任は、意図を誤解した選手にある、との姿勢である。被害者側は警察に被害届を提出し受理された。選手の発言は、監督やコーチが日常的に行っているパワハラへの悲痛な叫びに聞こえた。

 政治も、産業界も、角界も自己擁護、組織擁護に懸命で醜悪な事態である、としか言いようが無い。

 日本最大規模の有力大学が、組織防衛のため将来ある学生に責任転嫁しているようにみえる。
 内田前監督が大学経営の中枢である常務理事の要職にあることと無関係であるまい。日大は年80億円を超す私学助成を受けている。理事の不祥事や法令違反が確認された場合、補助金が不交付、または減額される。