お前は誰だ!? なぜ俺を15年監禁した!?
パク・チャヌク監督による復讐3部作の中でも最高傑作と言われているのが、この作品「オールド・ボーイ」です。DVDがあったので、レンタルしてきました。
「復讐者に憐れみを」はレンタル中でした。結局私は順番が逆で鑑賞することになってしまいました。
それにしても凄い作品です。親切なクムジャさんもかなり衝撃的でしたが、、、、。また違ったティストです。主人公デスを演じたチェン・ミンシクはクムジャさんにも登場しています。極悪非道なぺク先生を演じていますが、リアルな部分があまりなかったので、さほど強烈な印象ではありませんでしたが。
今回はかなり強烈です。かなり追い込まれる役なので、真に迫った感じです。さすがですね!チェン・ミンシクの猟奇的な表情が終始見れて、ドキドキ、ハラハラさせられますよ。ときに強くたくましく。と思ったら情けないくらい怖気づくという凄い極端な姿に、こちらまで感情移入しちゃいます。助かって!と叫びたくなるところも、、、、、。
そして、そのデスを追い込む奴が謎の男、イ・ウジン。一見穏やかで醤油系のソフトな男性なのですが、、、、、これがまたもうもう何とも言えず、ゾッ~~と(冷や汗もの)
この目線が何ともいえません。怖い、、、、、、。
STORYは以下のとおり(韓国映画レビュー100作以上ネタばれより抜粋)
デス(チェ・ミンシク)は、妻と幼い娘を持つ極めて平凡なサラリーマン。酔って暴れて、警察の世話になったある雨の夜、帰宅途中に何者かに拉致され、監禁部屋に閉じ込められる。食事は中華料理店の揚げギョーザだけ、8坪という制限された空間でテレビ見るのがすべて。
そうして1年が過ぎた頃、ニュースを通して自分の妻が殺害されてこと、自分が殺人犯とされていることを知る。デスは自殺しようとするが、死ぬことさえ彼には許されない。
デスは復讐のために肉体を鍛え始め、自分を閉じ込めた人々や事件を全部記憶の中から取り出し、悪行の自叙伝を記録する。一方、脱出のために監禁部屋の片隅を鉄の箸で掘り続ける。
監禁15年を迎える年、ついに片手が外に出る程の脱出口ができた時、なんと15年前に拉致されたまさにその場所に解放されている自分を発見する。偶然に立ち寄った寿司屋で突然気を失ってしまったデスは、補助料理人ミド(カン・ヘジョン)の家へ連れて行かれる。そして、ミドはデスに対し、憐憫から始まった愛情を育てるようになる。
突然鳴った携帯。「お前は誰だ?」とデスの問いかけに。
電話の声は「俺のことより<なぜ?か>が重要だ。今までの人生を全て復習しろ」
と告げ、電話を切る。
カ・へジョン、見たことがある?と思ったら、「トンマッコルへようこそ」に出演していた女優さんでした。私が初めて観た韓国映画だったと記憶しています。
鈍器で殴りまくる、、、、、。
一方デスは、監禁部屋で食べた揚げギョーザから出てきた<青龍>と名の入った伝票から、7.5階の監禁部屋の正体を捜し出す。 ついに初めての対面をする日、復讐心で沸き立つデスに、監禁者イ・ウジン(ユ・ジテ)は、冷静沈着に「死のゲーム」を提案する。監禁された理由を5日以内に明らかにすれば、自分が死のうと。解けなければデスとミドを殺すと。激高したデスは男に迫るが、殺してしまえば謎は分からないままだ。デスは、愛する恋人ミドを守るため、5日間の緊迫した中で謎を解いていかなければならない。
左の白髪男はキム・ビョンオク。クムジャさんでは伝道師役で登場。
ウジンは一体何者なのか。デスを15年間監禁した理由は何か。明らかになった秘密の前に、 二人の男の運命は果たしてどうなるのであろうか。
オールド・ボーイというのは、同窓生という意味です。ここにヒントが隠されております。結末は語りません。ぜひDVDを借りてご覧下さい。驚きますよ。
解説(allcinemaより抜粋)
2004年のカンヌ映画祭で審査委員長を務めたタランティーノ監督が絶賛、みごと同映画祭グランプリに輝いた衝撃のサスペンス。土屋ガロン(作)と嶺岸信明(画)の手による同名漫画を「JSA」のパク・チャヌク監督が映画化。理由も分からぬまま15年間も監禁された男の壮絶な復讐の旅路をユーモアをにじませつつ力強く描く。主演は「シュリ」のチェ・ミンシク。
気になる出演者&凄いシーン
渇きにも出演していたオ・ダルスがペンチで歯を抜かれてました。この人も印象深い俳優さんです。
写真を見つけました。この方がオ・ダルス氏です。皆さん、記憶にあると思います。
複数の歯をペンチでいっきに抜くシーンは痛そう(涙)タオルは真っ赤になり、、、、。
最後のシーンではデスが舌を切るんですわ。実際に見えるわけじゃないけど、かなりリアルですね。う~んのけぞりました。冷や汗ものです。かなりエグイです。
デスとミド、年の離れた2人ですが、、、、。結構絡みあっています。
実はこの2人の関係もわけありです。
メディア | 映画 |
上映時間 | 120分 |
製作国 | 韓国 |
公開情報 | 劇場公開(東芝エンタテインメント) |
初公開年月 | 2004/11/06 |
ジャンル | サスペンス/犯罪/ミステリー |
映倫 | R-15 |
原作は土屋ガロン、嶺岸信明による同名の漫画『ルーズ戦記 オールドボーイ』。1996年から1998年に「漫画アクション」で連載された。
※ハリウッドリメイク
ユニバーサルピクチャーズがリメイク権を取得。スピルバーグとウィル・スミスが参加してハリウッドでリメイクされる予定。
リメイク成功するでしょうかね?オリジナル版はかなり凄いから、う~んどうかな?