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内陸のウドンタニにも塩田がある。

2012年11月29日 06時00分00秒 | タイの観光・行楽・グルメ情報
タレーブアデーンの記事で塩田について少し書いたら、興味を持っていただいたので本格的な方を紹介しておこう。
ウドンタニで製塩が盛んな地域はバーンドゥンだ。バーンドゥンはムアンウドンタニの北東にある街だ。バーンドゥンの街を北へ抜けると道路沿いに塩を売る露店が出ており、道なりに進むと写真のように塩田が並ぶ。地図と衛星写真はこちらをクリック。

小屋の中では塩田で濃縮した鹹水を煮詰めて塩を作っている。窯の燃料は籾殻を使っているようだ。ここの塩が美味しいと好んで使う人も多いが、内陸部で生活すると体のヨードが不足気味に成り易いので、タイ政府はヨードを添加した塩を使うように奨励している。我家ではパラーと呼ぶ魚の醗酵調味料を作る時は塩田の塩。料理の味付けにはヨード入り精製塩を使っている。
ところでこのバーンドゥン郡だが、アメリカの声(Voice of America)のアジア向け短波中継所があるのでも知られている。ラジオ・タイランド国際放送も同じ設備から送信されているそうだ。アルカイダの捕虜を収容する秘密収容所があると一時期噂されたのもここだ。中継施設はムアンウドンタニの北側にあるナーカーからバーンドゥンへ入る2022号線沿いにある。衛星写真はこちら
塩田や中継施設が観光地として取り上げられる事は無いが、私には興味深かった。


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5 コメント

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Unknown (ぷんぷく)
2012-11-29 10:42:46
塩田って内陸にもあるんですね!
ではこの水と塩はどこから? 土壌に塩分が含まれているということなのでしょうか。
みたところ、大きな工場のようですが。
こういうところに、社会見学してみたいなぁ。そしておみやげに塩を買う。^^
返信する
ウドンに塩田。知りませんでした。 (NAO)
2012-11-29 10:56:14
メンカームさん、こんにちわ。
内陸のウドンタニーに、塩田があるとは知りませんでした。
ウドンの地質が、含塩性ということから、太古の昔、ウドンは、海の底だったということでしょうか。
バンドゥンに行く機会があったら、是非、塩田見学をしてこようかと思っています。
返信する
おはようございます (メンカーム)
2012-11-29 11:07:28
ぷんぷくさん
隣接する湖が塩湖なのか、それとも地下水が塩水なのか、塩を買う時に聞き忘れました。
写真が暗くて見辛いですが、工場は小さな小屋で、それが連なってます。

NAOさん
イサーンは2度海底だったそうです。
ウドンの市場で売っているブランド無しの袋入りの塩は
バーンドゥン産が多いそうです。
ウドンタニへ塩田は私も意外でした。
ウドンタニも探せば観光資源は多いと思います。
もっと活用して欲しいですね。
返信する
ベトナム戦争の残債都市 (ぺんぺん草)
2012-11-29 12:43:39
バン・ドゥンへは3週間前に行きました・・・が、バン・ドゥンに塩田があったとは”目から鱗”です・・・ここはタイでは珍しく街並みが整備されているのに感心しました。
2022号線は並木道のように樹木が多いので気持ちよく走れ、宣伝のやり方を工夫すれば観光地となるでしょうね。

ペン方向から2022号をバン・ドゥンに向けて走っていると右側に巨大なアンテナ施設が見えたので妻に何かと尋ねると『”Voice of America” と、ベトナム戦争時代の捕虜収容所の施設』との返事でしたが、Lotus 等で見かける多数の引退米国人や、何人かの日本人がネットの題材にしているウドンの『置屋街(慰安婦街)』、陸軍基地やウドン空港とラオスへ向けての軍用道路(緊急時の代替滑走路にも使用可能)だった国道2号線・・・すべてが結びつきますね。
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コメントありがとうございます (メンカーム)
2012-11-29 19:57:09
私がバーンドゥンへ行った時も2022号線から入りました。
仰る通り木が多くて気持ち良く走れる道でした。
中継所は元は捕虜収容所でもあったのですね。
知りませんでした。
ベトナム戦争の時はウドンから爆撃に行ってたのですね。
夜は知りませんが夕方のDay&Nightは、
髪の毛が白くなった白人が集ってます。
私もあと20年くらいしたらそこで遊びたいです。
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