Menkarm World

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お金を払えばやらなくて良いと考える・・・合理的な考え方かよ?

2013年02月09日 06時00分00秒 | タイで子育て
私は毎日子供の送迎をやっているのだが、最近息子の帰りが遅くて困っている。学校の近くに路上駐車して息子を待つのだが、そろそろ寒季も終わりのようでエンジンを止めてエアコン無しで車中に居ると、窓を全開にしても暑くて敵わない。放課後に何をやっているのか尋ねると、教室の掃除と言う。息子の掃除当番は月曜だけなのに、なぜ毎日掃除をするのか訊くと、1日10人居る掃除当番のほぼ全員がサボり、真面目に掃除をする生徒が数人しか居ないので、毎日教室の退室確認と消灯をする息子は、掃除が終わらないと帰れないので、手伝って早く終わらせて帰るのだと言う。教室の掃除は成績順にグループが作ってあり、金曜の最悪グループだと一人しか来ないそうだ。掃除当番の出欠も息子がチェックしているので、それを見てクラス担任の先生が何も言わないのか尋ねると、サボり1回5バーツの罰金を集めてクラスの共益費にしていると言う。「小遣いはいくらですか?」の記事に書いたが、息子の学校では1日の小遣いを100バーツ以上もらっているのが普通だそうで、5バーツの罰金では痛くも痒くもない。それよりも5バーツ払えば掃除はやらなくても良いと考えるのが大部分だそうだ。「真面目に当番の掃除をする人が大変ですよ」と担任教師へ相談しろと言ったが、さてどうなるか?

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5 コメント

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バカ正直 (朝太郎)
2013-02-09 10:04:44
バカ正直な 話しですが、私は息子さんを 支持します。
当然、改革・改善は 必要ですが、国際社会 そんなに上手く行きません。
日本の “お天道様が見てらっしゃる” 的な 考えも捨てて欲しくないし、タイ的な 良くも悪くも 合理的な考えも取り入れて 立派な社会人、日本人兼タイ人に 育ててあげて下さい。
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何にしても、お金、お金のタイ社会。感心しませんね。 (NAO)
2013-02-09 12:11:21
メンカームさん。お早うございます。
掃除当番をサボる生徒に、罰金・5バーツ。
サボる生徒も生徒ですが、それに罰金を科す先生も先生です。
とにかく、タイは、何事に付けても、お金・お金の社会。
学校にまで、及んでいるのは、全く、感心しません。

それにしても、メンカームさんの息子さん。サボる生徒に代わって、毎日教室の掃除。偉いです。立派です。
将来、さぞかし立派な大人に成長することでしょう。
メンカームさん。息子さんの成長が、楽しみですね。
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先生が舐められている (muga)
2013-02-09 12:16:27
責任感があって真面目な生徒に丸投げしてますね。
それは先生の怠慢だと思います。
もっと考えて、少人数に負担がいかないような仕組みを構築せねばならんでしょうね。

たとえば、責任者をたらい回しする方法もありますが、
最も有効なのは、罰金制度改革だと思います。
5バーツでは、もはや消費者物価指数に比べて安すぎなんですよ。それで最低罰金を20バーツ設定します。
貧乏な子は5バーツでも痛いのサボりません。
問題は、裕福な強欲資本主義予備軍です。
彼らは毎日100もらってるそうなので全然痛くないでしょうから、サボるたびに20づつ増やす制度にします。
それが払えない子は、別の囚役を果たします。
また、連続3回サボれば独房に入れられるがごとく畑仕事や老人介護でボランティアをさせるとか決めます。

日本のように、やみくもに平等で押し通すのは無理があるでしょうね。親が親だし、先生も先生ですから。
返信する
”漢”になれっ! (ぺんぺん草)
2013-02-09 12:25:39
子供の頃の事ですが、村のメインとなる農道の道普請は日にちを決め地区全の全家庭で協力しあっていましたが、都合がつかない家庭は”協力金”の名前付けのペナルティを収めましたが50年程前でも800円だったと記憶していますが、1968年頃に高校生のアルバイトの日給で800円貰った事を考えると”協力金”は安い『罰金』ではなかったようです。
それに引き換え、タイの教員は何を考えているのでしょう・・・階級社会は既に学校で積極的に作られていますね。

と、言うわけで私も朝太郎さんのお考えに”激しく”同意します。。。立派な”漢”に育ってください!


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こんにちは (メンカーム)
2013-02-09 15:25:51
朝太郎さん
要領の悪い息子ですが、
タイでグループで仕事をする難しさを早い段階から経験できてますから、
将来何かの役に立つだろうと期待してます。
1年生もあと1ヶ月で終わりだから頑張れと言ってます。

NAOさん
そうですね。お金で解決してしまうのはタイらしいと思いました。
サボった生徒は得したと思っているでしょうが、
そのズルする習慣が将来自分の前に大きく立ちはだかるのには
気が付かないようです。
昨日のコメント欄にも書きましたが
同じ学校に常識が違う人達が通ってます。
小さい時からの習慣ですから、今更先生が叱っても直らないのでしょう。
掃除に来ない生徒は、掃除をやらないのではなく、掃除も出来ないのだから、
それなりに付き合うよう息子には教えてます。
立派に成長してくれれば良いですが、
大人になっても損な役回りばかりだったら可哀想ですね。

mugaさん
息子が毎日掃除当番の出欠確認を報告しているのに
罰金の収集しかしない先生には私も疑問を感じますが、
どこかでしっぺ返しがあるだろうと思ってます。
息子の隣のクラスでは、サボると罰金20バーツで頬を叩かれるようですが、
息子の話だと毎日10人近くが朝礼後に叩かれているそうです。
結局やらないのです。
罰金を上げると今度は払わないで逃げるのが手ですし、
ボランティアを言い渡しても来ないのが普通です。
刑罰のように強制すれば、親とマスコミの登場でしょう。
出来ない人を相手にしても労力と時間の無駄というのが
タイの考え方ではないでしょうか?
親も親、先生も先生ですが、息子はずっとタイで暮らすでしょうから、
上手な対処方法を覚えて欲しいと願ってます。

ぺんぺん草さん
階級社会は生まれた時からですから
今更中学生になって言っても無駄なのでしょう。
先生もそうやって育ったのでしょう。
立派な”漢”に育てば良いのですが。
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