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今年3度目のバンコク近郊仕入れの旅(その3)

2022年12月15日 02時37分00秒 | タイでの生活

今年3度目のバンコク近郊仕入れの旅(その1) - Menkarm World

バンコク近郊で仕入れた観葉植物が売り切れたので、約2ヶ月振りに行ってきた。今回はバンヤイの園芸店から注文して頂いたコブラシダの配達があり、妻は4日の...

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今年3度目のバンコク近郊仕入れの旅(その2) - Menkarm World

今年3度目のバンコク近郊仕入れの旅(その1)-MenkarmWorldバンコク近郊で仕入れた観葉植物が売り切れたので、約2ヶ月振りに行ってきた。...

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の続き。

水曜と土曜の週2回更新をしたいが、妻の農園の一部を私の趣味のスペースに貰って園芸に走り、水曜の夜になってこれを書き始めている。
m(_ _)m

バンコク近郊の旅3日目の始まり始まり〜。

3日目の朝は6時半起き。この日は蘭園をいくつか回るつもり。宿を8時前に出て蘭園の多い地域へ移動。
10月は洪水が迫る時期に訪れており、2ヶ月近く経ったのでもう大丈夫かと思って川沿いのクイッティアウ屋へ行こうと近くの寺の駐車場へ車を入れると、小さな土手の向こうの川の水面は駐車場より上に見える。道路が冠水する恐れは無くなったが、浸水したままの農地や住宅がまだまだある。
クイッティアウ屋もまだ水没したままらしく、別の食堂でカオマンガイ(鶏飯)とガオラオ(麺無しラーメン)の朝食。
カオマンガイが35バーツで、ガオラオは25バーツと格安。ウドンタニよりバンコクから車で約1時間の郊外の物価が安い。
知り合いが何人か居り、隣の農地が売りに出ているのでおいでと誘ってくれた人も居て、バンコクから近いので魅力的だったが、イサーンと違って同業者が多く競争が激しいので結局行かなかった。行っていれば十年前と今年に農園が2回浸水しただろう。

最初に伺ったのは妻の蘭栽培をサポートして下さった師匠の蘭園。前回までは売れ行き不振でかなり安く頂いたが、欲しかったチャング(象)

はよく売れているそうで、すでに蕾がついているのもあって前回の倍の価格を提示されて仕入れを断念。

2軒目はそこから数百メートルの農園。妻が蘭を中心に栽培していた時は何度か苗を買いに行った。
その頃は観葉植物も扱っておられ、今回は何か面白い物は無いかと探しに伺ったが、最近はカトレア専門だそうで、中へ入らなかった。

3軒目は、その隣。自前のラボを持っておられ、無菌播種や組織培養もされるので、妻が交配した蘭の苗を作って貰った事もある。
10年ぶりくらいに訪れたが、規模拡大を続けられて以前より数倍広く、従業員が園内を軽トラで移動するほど大きな蘭園になっていた。

しばらくするとオーナーが来られ「久しぶりだね」って話になり、妻が「最近は蘭よりシダが専門」と話すと、ちょうど仕入れに来られていた観葉植物も扱われる輸出業者さんを呼んで下さって妻がライン交換。
「タイで一番綺麗なコブラシダを作っている」と売り込んでいた。w
サッカーグランドがいくつも入る園内を全部見て歩いて私が気に入った蘭はこれ。

イオノプシス・ウトリキュラリオイデス Ionopsis utricularioides

フロリダ南部からメキシコ、パラグアイからブラジルが分布だそうだが、日本の桜を想わせる。
妻も気に入ってオーナーへ価格を尋ねると、以前行った蘭園の半額以下の提示。
フィリピンへの輸出準備で水を断って乾かしてあるそうだが、「多いから好きなのをどうぞ」と言って頂き、花のつくステム(茎)が複数出ているのを遠慮無く全部選ぶ妻。
ピンク色が咲くので、花のステムは濃い赤が普通だが、私が1つだけ緑色のを見つけてGET。多分白い花が咲くだろう。
3箱分買って支払いの段階で更に2割引きにして貰っているのを見て驚いた。w
オーナーが「俺の農園は大きくなったけど、俺は全然良いことが無い(儲かって無い)の。コロナの間の観葉植物ブームで車を買い替えた知り合いは多いけど、俺の車は昔のままだからね。また買いに来てよ。」と自虐的に言われた。
駐車場へ戻ると、私の車の隣へ昔のままのトヨタハイエースが停まっていた。
帰り際にデンファレも相場より安く頂ける約束をしていたので、また買いに寄るだろう。

続く。

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