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日曜はウォモウォ入試

2021年03月08日 00時18分00秒 | タイで子育て
7日の日曜に、ウォモウォ(国立大附属高の科学者養成プロジェクト)二次試験が行われた。

ウォモウォはイサーンだと、スラナリー、コンケン、マハーサラカームと3つの大学の附属高へあり、マヒドン高と同様のカリキュラムで理系人材の育成が行なわれている。
課題が多く、全寮制で門限も厳しいので、塾へは通い難いと言われているが、理数オリンピックのタイ国内二次試験の合格者は多くて進学実績も良く、学校側は塾へ通わなくても学内の勉強で十分と仰っている。
学費や生活費に国から年20万バーツの奨学金が出ているそうで、学費から寮費や食費に小遣いまで国から支給された奨学金で賄われている。

入試は、通常の附属高の入試とは別に行われており、一次試験はマヒドン高の一次試験と合わせて実施され、願書へはウォモウォ以外の学校を含めて第4志望まで書き込める。
二次試験はタイ全国のウォモウォが同じ日に行われ、受験できるウォモウォは1校のみだ。

前日6日がバンコクの名門トリアムウドム校の入試で、日程が厳しかったからか、娘の学校の上位4人はウォモウォの二次試験へ姿を見せず、他のトリアムウドムを受験した生徒は、土曜の夕方や日曜の朝の便で来たそうだ。
試験は9時からだったので、トリアムウドム校を受験しなかった娘は、日曜の早朝に出て車で行っても良かったのだが、古い車なので故障等のトラブルを心配し、留守番を農場の手伝いのおばちゃんへ頼んで、前日に入った。

マヒドン高受験の時は寝付けなくて薬を使った娘だが、今回は11時にベッドへ入って直ぐに寝られた。
試験当日の朝は、6時に起きて7時に会場入り。朝食はコンビニの弁当を車の中で食べた。
大切な試験の時はイライラし、ちょっとした事で母親へ噛み付いたりする娘だが、今回はリラックスしていた。

試験が始まると保護者は理学部のホールへ集められて説明会。

寮を担当される先生が話され、躾の出来てない生徒はお断りなのと、学校の行事や課題が塾や家庭の行事より優先される事。そしてバイクや車の運転は禁止なのを強調された。
それから昨年入学したモー4(高1)の生徒が十人程前へ並んでの質疑応答。
先生の説明と違ったのは、モー5(高2)でiPadが学校から貸与されるが、モー4(高1)から持ち込んだ方が課題提出等に便利な事と、国から支給される月2千バーツの小遣いでは、友達と焼き肉も食べに行けないので足りない事。
先生の公式見解を、先生の目の前で生徒が直ぐに否定してしまうのに、父母は馬鹿ウケで先生も苦笑しておられたが、校内で生徒を抑えつける様な教育がされてない証。学校では良い雰囲気で生活出来るだろう。

志望校へは附属校が2つあり、ウォモウォの定員は30人ずつの計60人なのだが、娘の志望は進学実績が上位な方で、合格出来るのは30人。
二次試験を受験したのは200人以上の狭き門だが、合格するのを祈りたい。

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