先週の木曜の夜にバンコクへ向かった息子。金曜の朝に到着して先ずは学食で35バーツのカツカレーを堪能。ウドンのコンビニだと日系のアイスはグリコだけだけど、バンコクはソーダ味のアイスも有るよと喜んで写真を送って来たりだったが、暗くなると里心がついたのか「家のご飯が食べたい!」と言い始める始末。
土曜は近くのスーパーやホームセンターへバスやタクシーで出向いて生活雑貨を買い、日曜はチュラで先輩と待ち合わせてネット塾のテキストを受け取ったり、以前から行きたがっていたチュラブックセンターへ行ったり。ウドンやコンケンで探しても無かった参考書がやっと見つかったそうで喜んでいた。BTSの運行休止の待ち時間に近くの美術館へ入ったそうで、バンコクには文化が有るなあと笑っていた。昼間はそうやって気が紛れるが、夜は寮で一人なので寂しい様子。
月曜から新入生向けの課外授業が始まったが、先輩からは「今年同じ学科へ合格した35人中卒業できるのは10人だ」と脅かされた上に、化学の授業が無茶苦茶に難しかったそうで「俺はもう帰ろうかな?」なんて弱気になっていた。妻が「今度の連休は帰らせようか?」なんて私へ言うものだから、私もその気になってネットで飛行機の料金を調べたり。心配で寝付きが悪かった。
翌日火曜の私は当然睡眠不足で1日ぼーっとして過ごしたのだが、夕方に息子と話すと息子はやたらと元気で明るい声。「今日は声が明るいねぇどうしたの?何か面白いことでもあった?」と尋ねると、月曜は化学の授業が進むのが早くて、内容も理解出来ずノートをとるのも追いつかなくて困ったので、化学科の女の子にSNSのアカウントを教えて貰い、私との電話の後に「ノートが取れなかった部分を写させて欲しいので、写真で撮って送ってくれないかな?」と頼んだそうだ。するとその娘は突然「はっきり言っとくけど、私は彼が居るよ。」と答えたそうで、息子は「???」。「あの~正直に言うけど、君は化学専攻だから詳しいかなと思って、本当にノートを写したいだけなんだけど、迷惑かな?」と言うと、それなら良いのだけどと不自然に誤魔化したそうだ。
恋愛感情を持つカップルは当然居るだろうが、私が見た限りだと息子が卒業したUP校の生徒は性別を意識せず、男の子も女の子も一緒のグループで勉強したり遊んだり。「ノートを写させてくれ」で「下心あり」と判断してしまうとは、いくら息子の外見が肉食系でも考え過ぎだろうw。
「異性として意識されたんだから良かったじゃんw」と私がからかうと、「良いか悪いかは相手にもよるよね」と言う息子。翌朝は先輩達へその話をして、一緒に馬鹿笑いしたそうだ。先輩曰く「女子校から来たりでいろいろ居るけど、半年もすれば慣れるので、その様な事を言う者は居ない」だそうだ。
一緒に大笑いしてストレスが発散されたのか、その日から息子が帰りたいと言わなくなった。化学も先輩に相談して完全に理解出来たらしい。やれやれだ。
息子がバンコクへ向かって、1週間が過ぎた。あっという間に1ヶ月、・・・こちらも半年もすれば慣れてしまって、1年、・・・そしていつの間にやら4年が経つのだろう。
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