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バンコクの塾はウドンに有ったw

2016年05月08日 16時11分08秒 | タイで子育て
ウドンタニには中学受験対策でよく知られた受験科目を全て教える塾が2つあり、どちらもウドンピット校の先生が経営。娘はその一つに通っており、算数や理科を教えるのはウドンピット校のギフテッドコースの先生なのだが、ギフテッドコースの合格率はいまひとつ。普通科でも合格するのは塾生の3割ほどだ。
以前中学受験を話題にした記事で、「模試で上位を取る児童は週末にバンコクの塾へ飛行機で通っている」と知人がした話を書いたが、バンコクの塾と言われていたのをウドンで見つけたので書いてみる。
新学年で五年生になる娘は、夏休みに塾の新6年生のコースへ入って勉強したのだが、3月末のコース終了時に同じコースに通うアヌバンウドン校のギフテッドの子へ4月はどこで勉強するか尋ねると、近くにある全国チェーンの別の塾へ行くと教えられた。ノンカイからウドンの塾へ子供を通わせるお母さんからも良い評判を耳にしたので塾へ見学へ行くと、話に聞いていたのとはどうも違う。そう、私は名前がよく似た別の塾へ行っていたのだ。www 普通ならそのまま帰るところだが、事務所の壁に大きな写真が貼ってあるのは、息子が中学生の時に学年で成績がトップだったJ君。タイ代表の一人として数学オリンピックでメダルを取った生徒で、マヒドン高校へ進学した。彼はこの塾で学び、今年もウドンピット校からマヒドン高へ合格した生徒十人中九人がここで学んだそうだ。小6を対象にした今年のO-NET(タイ国内統一学力測定)の算数で満点を取ったJ君の妹もここと言うので、妻も私も(☆o☆)。見つけた~って感じwww。
小学校低学年から受け入れるということなので、娘を入れてもらおうとしたが、娘が通う私立小学校の名前を聞いて先生は怪訝な顔。アヌバンウドンのギフテッドなら大丈夫だし、ドン・ボスコやセンマリでも付いて来れるけど、無理じゃないかなと言われるのだ。今年もウドンピットへ七十人以上の合格者を出した娘が通う塾の名前を出して、新6年生のコースで上位の成績だからと言うと、あの塾は死ぬまで通って勉強しても算数は上達しないとバッサリ切られた。
「それじゃあ仕方ないから諦めようよ」私が日本語で妻や娘へそう言って帰ろうとすると、さっきまで怪訝な顔をしていた先生の顔が(☆o☆)。「え!お父さん日本人?以前日本人の子供が通って凄かったのよ。もう一度日本人の子供へ教えてみたい。」先人のお陰で入塾成功!感謝、感謝。
塾は2段構成になっており、入塾すると問題集を渡され一人でドンドン進むように言われる。分からなければ女性の先生が教えてくれ、ポイントは暗記するように言われる。普通は3ヶ月間女性の先生と勉強し、ついて行けると判断されれば男の先生のコースに入れる。夏休みは毎日学べるので2ヶ月弱で最初の3ヶ月分が学べ、夏季休暇が始まった3月から5人の児童が入塾し、娘は4月から入ったので1ヶ月のハンディが有ったが、夏期講習終了時に与えられた問題集を全て終わらせたのは娘のみ。2番手は半分しか済んでなかったそうだ。女性教師の娘の評価は「天才的ではないが勝気な努力家」だそうで、夏期講習から塾へ入った小学生6人の中で娘だけが男性教師のコースへ上がれた。なぜ知識の吸収力が強い低学年から塾へ連れて来ないと残念がられたが、新学期からどのような勉強をするのか大変楽しみにしている。



上の写真の左の本は、娘が小4の時にやった小6算数の問題集。簡単にまとめてあり、毎日1章1時間程度を2週間続ければ小6の算数は終わる。このシリースはどれも簡潔にまとめてあり、小6の英語は良かったので3冊も買って繰り返しやらせた。
塾でやった問題集はコピーだったが見覚えが有ったので、本屋で探して見つけたのが上の写真右の本。(塾では「第一分冊」をやり、写真は「第二分冊」。)算数のプンターン(基礎)だが、捻った問題も入れてあり教科書よりレベルが高く、中学の普通科受験よりやや簡単。1冊で30章以上あり、算数が得意でも1章に1時間ちょいから2時間掛かる。どちらもお薦めの問題集なので参考までに。

長くなったのに、続いて高2の息子の話。高校生になって塾は減らそうと思ったが、学校の中間・期末の定期試験は大学入試レベルで出るので、しっかり理解して欲しい物理は最初から全国ネットの塾へ。化学も校内のテスト結果が良くないので担任の塾へ入れたが、これもパッとせず全国ネットの塾。数学は微分・積分のみ全国ネットの塾へ。「全国ネットの塾」って何だと思われるだろうが、バンコクの塾の教室での授業を録画し、ビデオオンデマンドやDVDを使って映像を配信し、地方の塾でそれを観て学ぶものだ。物理、化学、数学と、それぞれ定番と言われる塾で学んでいるのだが、数学の塾で成績上位の生徒をあまり見ないと息子が不思議がるのだ。「バンコクの塾かな?」なんて息子が言うので、「友達にどこの塾か訊いてみろ」と私は言うのだが、「競争相手に塾を教えるアホは居ない」と息子。「それならこの前コンケン大の医学部セミナーへ行っただろ。そこに居たお前の学校の卒業生に聞けば良いだろ!」と私が言うと、流石我が息子、医学部の女子大生とはLINEの交換をしっかりして帰ったそうで、早速数人へ質問を送った。
どのお姉さんも通ったのは全国チェーンではなく個人が経営する同じ塾で、早速申し込み。息子は既に自宅と塾でモー6(高3)まで学習済だが、レベルを上げてもう一度やるのも良いだろう。
タイの大学受験はモー5(高2)が終わってモー6(高3)が始まる前の夏休みから。高2だが今年から実質受験生と言って良いだろう。

子供達には頑張って貰わなければならないが、もう一方で頑張らなければならないのが親。新学期が始まって塾は全て新コースとなるので、学費を払わなければならないが、乾季で頑張った売上は全て夏期講習へ消えた。今は猛暑で売上が落ちて参っている。ひぇ~だが、親が子の足を引かれないので頑張らなくては!

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