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タイの中学入試合格を目指して

2015年12月14日 22時40分33秒 | タイで子育て
今日はタイ・ウドンタニの教育事情の紹介。写真は娘に勉強を教える私。妻が撮ったのだが、デブ親父のパンツ一丁姿はあまりにも見苦しいのでぼかしを入れたw。
娘は今年9歳で、本当は小3なのだが、幼稚園入園時から1年飛び級で現在小4。幼稚園からの飛び級は学校の方針にもよるがタイでは珍しくないようで、学校によっては3歳で入園させ、入園1ヶ月後に発達によってナーセリー(保育園)とアヌバーン1(幼稚園年少組)に振り分けるところもある。娘の学校も3歳になる年に幼稚園の年少組へ受け入れており、入園時に同じクラスへ飛び級入園は1/3くらい居たが、タイでは幼稚園から落第があり、4年生になった今はクラスで数人が飛び級の児童だ。
1歳年上のお兄さんやお姉さんと一緒に勉強している娘だが、幼稚園の時はほぼ全員4段階で4評価でも年長組の時に2桁の数字を認識できないのが判り、親の私は大騒動。担任の教諭は授業中にビデオを見せてばかりなのでクラスを替えて貰い、自宅ではおはじき代わりにコインを並べて数の意味を理解させた。それから週末や夏休みを利用して主に算数と英語を私が教え続け、1年生ではクラスの真ん中より少し上、2年生では10番以内、3年生では3番と順位を上げて来た。4年生からはタイ語が不自由な私が教えるのに限界を感じたので、主要教科を教える塾へ入れた。但し自宅で算数は4年生を終わり、英語は6年生を終わっていたので、5年生のクラスで勉強だ。最初は理科で戸惑っていたようだが、塾の先生にも目を掛けて貰い、自宅では息子が教えたので、付いて行けるようになった。5年生の勉強を進めると4年生のは簡単なのか、小学校では4年生の前期でクラスのトップと1点以内と担任教師から教えられた、頑張っている成果が出ているようだ。
タイではほぼ毎月のように政府関連機関や参考書会社主催で理数英の模試が行われ、ウドンタニだと公立進学校のアヌバーンウドン校や私立のドン・ボスコ校やセント・マリー校が常に参加している。他校の事情は分からないが、人気校ではない娘の学校だと学校が窓口になって模試へ参加するのは年に数回。しかも学校から模試の受験で声が掛かるのは成績が良い児童のみである。学校からの参加では試験の機会が少ないので、娘は4年生から学校が参加しなくても、校長の印鑑を貰って個人エントリーを続けているが、試験結果を受け取ると平均より少し上程度でパッとしない結果ばかり。特に得点が取れないのが算数なので、妻が試験を監督する先生に頼んで本来は回収する試験問題を持ち帰り、私の前で娘にやらせてみると、問題を読んだだけで難しいと思い込んで解答に取り組まないのが分った。塾がない日を利用して1問ずつ設問を読ませて日本語に翻訳させ、私が絵を書いて説明してやり、式を導き出せるよう誘導w。娘が一生懸命付いて来るので、まる1日掛けて教えると、解く自信が付いたようだ。
そしてその次に受験した模試の結果が11月下旬に発表されると、タイ全体で2百番台前半、ウドンタニ県で5番が取れた。ヽ(^o^)丿ウドンタニの上位10人は、5番の娘と8番のドン・ボスコの児童を除いてアヌバーンウドン校のギフテッドコースの児童だ。試験問題を見ると対象が小4の問題に小6で教える面積や体積、図形の角度の問題が出ている。塾で教える小5の算数では分らないので教えてくれと娘から頼まれ、小6算数の問題集を買いに走らされる私。宿題が少ない日の夜に勉強している。
娘が通う塾は主にプンターン(基本的な問題)を中心に教えるので、もっと良い塾が知りたいとアヌバンウドン校のギフテッドコースへ子供を通わせる知人に妻が相談すると、模試で上位を取る児童は週末にバンコクの塾へ飛行機で通っているのだそうだ。相談した知人はウドンの獣医さんで我家は農業。『お互いにどんなに頑張っても、毎週親子で飛行機に乗ってバンコクの塾へ通うなんて無理よね。うんうん。』となったそうだ。来年は同じ塾で6年生のコース。再来年の受験の年はどうするか考えているところだ。
娘の塾で仲良しの友達がアヌバンウドン校のギフテッドコースで、娘は転校して一緒に勉強したいと言うので、前期授業が終わる頃から編入のお願いに上がっているが、ギフテッドコースへの他校からの編入は、学校がOKでも「なぜ他校から入れる」と父兄が黙っていないのだそうだ。アヌバンウドン校の先生は、ギフテッドは理数だけが強い児童で、IPコースは成績のバランスが良い子供が集まっているからと、白人教師が英語を教えるIPコースを勧められるが、先日の理数に英を加えた模試でも成績上位者はギフテッドばかりで、IPコースの児童は上位に入らないらしい。また私が学校前から下見をした日は、朝8時の国歌斉唱・国旗掲揚もやらないし、8時半頃に登校する先生も多い。これだったら今の私立が良いかなと妻と話しながら迷っているところだ。
親馬鹿な教育パパでアホかと思われるかもしれないが、勉強するのは子供でもその勉強の環境を整えるのは親の役目だと思っている。小6になるまで放ったらかしで、今大変苦労している息子を見ると、娘は何とかしてやりたいと思うのだ。

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