子供は、泥遊びや、水遊びが大好きです。それ故、「泥だんご」作りに夢中に成りますが、艶のある、
綺麗な球に仕上げる事は、かなり難しい作業です。場合によっては、大人などが助言する必要も
有るかも知れません。子供同士、仲間と一緒に「泥だんご」作りをすると、教え合ったり、おしゃべり
しながら遊べ、「あ!」と言うまに、時間が過ぎてしまいます。
7) 色付きの「泥だんご」を作る方法
① 最初から、色の付いた土を使う
赤土や、黄土などの土を使えば、色付きのだんごを、作る事が出来ます。
土台に成る土は、何処にでもある土を使い、「さら粉」のみを、色土にしても良いです。
② 土に色を付ける(さら粉のみ)
) 好みの色を付けたい時には、(水彩)絵の具を使います。
即ち、チューブに入っている絵の具を、絞り出し、乾燥させてから、(乳鉢などで)磨り潰し
「さら粉」に混ぜます。絵の具の量で、濃淡が出ますので、好みの濃さにします。
) 弁柄や黄土、更には木炭があれば、磨り潰して「さら粉」に混ぜます。
③ 色土を数種類使うと、工夫次第で、色々な色文様が出来ます。
8) 光らせる為のコツ
① 土台になる球体の表面が、凸凹していない事。
土に石英などの、鉱物が含まれていたり、振り掛けた土が、均等では無かった場合や、振り掛けた
土の荒さに、差が有った場合等の外、磨きが不均一の場合でも、光沢は出ません。
② 皮膜を作る際、力が弱かったり、手のひらが、綺麗でなかったりした場合です。
③ 磨きの際、適度の湿気が必要です。乾き過ぎてから、磨いても光沢は、出ません。
④ 磨く程、光沢は出てきます。特にゆっくり時間を掛ける事と、強く布で擦る(こする)事です。
即ち、球の表面に載っている、土の粒子を、均一にする事と、球に密着させる事です。
尚、磨く時間は2~3分を10~20回程度繰り返します。
9) 製作途中で、球が割れたり、皮膜が剥がれたりした場合。
出来れば、修復したいのですが、思い切って最初からやり直す方が、時間的にも早く、綺麗に
仕上がります。修復しても、上手くいかない事が、多いです。
10) 小さな球が出来る様になると、大きな球を作りたくなりますが、大きくなれば失敗する確率も
多くなります。特に、子供の手のひらに、載らない程度まで大きくなると、玉をしっかり握り
締める作業も、困難に成ります。締めが弱いと、割れの原因になります。
11) 「泥だんご」を作るのにかかる、おおよその時間は、以下の様です。
① 土台作り: 5~10分
② 球体作り: 30分
③ 仮皮膜作り: 15分
④ 皮膜作り: 1~3時間程度(500回程度、手の中で、回転させると、良いとの事です。)
⑤ 休み時間(湿気を表面に出す為): 2~3時間程度
結局、一日仕事に成りますが、皮膜作りや、⑤の休み時間などは、日を改めて、作業を続行する事も
可能です。但し、球が極端に乾燥すると、光沢が出なくなる場合もありますので、保管に注意が
必要です。
以上で、「泥だんご」作りの話を終わります。
次回から、別のテーマでお話します。
綺麗な球に仕上げる事は、かなり難しい作業です。場合によっては、大人などが助言する必要も
有るかも知れません。子供同士、仲間と一緒に「泥だんご」作りをすると、教え合ったり、おしゃべり
しながら遊べ、「あ!」と言うまに、時間が過ぎてしまいます。
7) 色付きの「泥だんご」を作る方法
① 最初から、色の付いた土を使う
赤土や、黄土などの土を使えば、色付きのだんごを、作る事が出来ます。
土台に成る土は、何処にでもある土を使い、「さら粉」のみを、色土にしても良いです。
② 土に色を付ける(さら粉のみ)
) 好みの色を付けたい時には、(水彩)絵の具を使います。
即ち、チューブに入っている絵の具を、絞り出し、乾燥させてから、(乳鉢などで)磨り潰し
「さら粉」に混ぜます。絵の具の量で、濃淡が出ますので、好みの濃さにします。
) 弁柄や黄土、更には木炭があれば、磨り潰して「さら粉」に混ぜます。
③ 色土を数種類使うと、工夫次第で、色々な色文様が出来ます。
8) 光らせる為のコツ
① 土台になる球体の表面が、凸凹していない事。
土に石英などの、鉱物が含まれていたり、振り掛けた土が、均等では無かった場合や、振り掛けた
土の荒さに、差が有った場合等の外、磨きが不均一の場合でも、光沢は出ません。
② 皮膜を作る際、力が弱かったり、手のひらが、綺麗でなかったりした場合です。
③ 磨きの際、適度の湿気が必要です。乾き過ぎてから、磨いても光沢は、出ません。
④ 磨く程、光沢は出てきます。特にゆっくり時間を掛ける事と、強く布で擦る(こする)事です。
即ち、球の表面に載っている、土の粒子を、均一にする事と、球に密着させる事です。
尚、磨く時間は2~3分を10~20回程度繰り返します。
9) 製作途中で、球が割れたり、皮膜が剥がれたりした場合。
出来れば、修復したいのですが、思い切って最初からやり直す方が、時間的にも早く、綺麗に
仕上がります。修復しても、上手くいかない事が、多いです。
10) 小さな球が出来る様になると、大きな球を作りたくなりますが、大きくなれば失敗する確率も
多くなります。特に、子供の手のひらに、載らない程度まで大きくなると、玉をしっかり握り
締める作業も、困難に成ります。締めが弱いと、割れの原因になります。
11) 「泥だんご」を作るのにかかる、おおよその時間は、以下の様です。
① 土台作り: 5~10分
② 球体作り: 30分
③ 仮皮膜作り: 15分
④ 皮膜作り: 1~3時間程度(500回程度、手の中で、回転させると、良いとの事です。)
⑤ 休み時間(湿気を表面に出す為): 2~3時間程度
結局、一日仕事に成りますが、皮膜作りや、⑤の休み時間などは、日を改めて、作業を続行する事も
可能です。但し、球が極端に乾燥すると、光沢が出なくなる場合もありますので、保管に注意が
必要です。
以上で、「泥だんご」作りの話を終わります。
次回から、別のテーマでお話します。