引き続き、底削りについて、お話します。
2) 轆轤の中心に作品を置く
) 「シッタ」の上に、円形の土を、載せる方法
土を使うのは、作品と「シッタ」が、直に触れ合わない様に、する為です。
首や口が細い物や、小さい物は、首や口が内側に、「ゆったり」入る、「シッタ」を使います。
そして、「シッタ」の内側を、使います。
又、口縁が凸凹な容器や、大鉢、大皿は、「シッタ」の上部や、上部外側を使います。
a) 轆轤中央に置いた、「シッタ」の真上に、土で作った「ドーナツ」を載せます。
b) この土を上から、手で軽く叩き、「シッタ」にめり込ませます。
c) 轆轤を回転させ、この土の真上を、「カンナ」や、「竹へら」で、水平に削ります。
d) 「シッタ」の内側を使う場合には、「シッタ」内側の土を、「竹へら」で削り、綺麗な円を、
出します。更に内側の角を、約45度の角度で、切り取ります。
e) この穴に、逆さにした作品の、口や首を差込ます。更に、作品を「シッタ」の中心に置きます。
作品の底が水平になれば、ほぼ中心に、置かれた事に成ります。
傾いている場合には、一度真上に引き抜き、再度差し込みます。
f) 作品を「シッタ」に固定します。即ち、止め土で細い紐を作り、約45度に削り取った場所
(作品と「シッタ」の境)に、この紐を3ヵ所、置いていきます。
g) 「シッタ」の上や、外側を使う場合、上に載せた土の外側の角を、約45度の角度で、
切り取ります。作品は、この「シッタ」に載せたり、かぶせたり、します。
この場合の中心の出し(置き)方は、前記④の方法を使います。
注意する事は、この場合、止め土は使えません。それ故、削る時は、作品が動かない様に、
底の中心を、中指で押さえます。(詳細は後で、述べます。)
又、土が「クッション」の役目をし、作品を痛める事も、少なく、土の抵抗によって、
底削り時に、作品の移動も、少ない利点も有ります。
3)底を削る
以下次回に続きます。
電動ろくろ入門 底削り
2) 轆轤の中心に作品を置く
) 「シッタ」の上に、円形の土を、載せる方法
土を使うのは、作品と「シッタ」が、直に触れ合わない様に、する為です。
首や口が細い物や、小さい物は、首や口が内側に、「ゆったり」入る、「シッタ」を使います。
そして、「シッタ」の内側を、使います。
又、口縁が凸凹な容器や、大鉢、大皿は、「シッタ」の上部や、上部外側を使います。
a) 轆轤中央に置いた、「シッタ」の真上に、土で作った「ドーナツ」を載せます。
b) この土を上から、手で軽く叩き、「シッタ」にめり込ませます。
c) 轆轤を回転させ、この土の真上を、「カンナ」や、「竹へら」で、水平に削ります。
d) 「シッタ」の内側を使う場合には、「シッタ」内側の土を、「竹へら」で削り、綺麗な円を、
出します。更に内側の角を、約45度の角度で、切り取ります。
e) この穴に、逆さにした作品の、口や首を差込ます。更に、作品を「シッタ」の中心に置きます。
作品の底が水平になれば、ほぼ中心に、置かれた事に成ります。
傾いている場合には、一度真上に引き抜き、再度差し込みます。
f) 作品を「シッタ」に固定します。即ち、止め土で細い紐を作り、約45度に削り取った場所
(作品と「シッタ」の境)に、この紐を3ヵ所、置いていきます。
g) 「シッタ」の上や、外側を使う場合、上に載せた土の外側の角を、約45度の角度で、
切り取ります。作品は、この「シッタ」に載せたり、かぶせたり、します。
この場合の中心の出し(置き)方は、前記④の方法を使います。
注意する事は、この場合、止め土は使えません。それ故、削る時は、作品が動かない様に、
底の中心を、中指で押さえます。(詳細は後で、述べます。)
又、土が「クッション」の役目をし、作品を痛める事も、少なく、土の抵抗によって、
底削り時に、作品の移動も、少ない利点も有ります。
3)底を削る
以下次回に続きます。
電動ろくろ入門 底削り