「新しい形を考える」の3回目です。
この様な記事が、皆様のお役に立つのか、不安に思いながら、書いております。
尚、この発想方法は、陶芸に限らず、色々な場面でも、お役に立つと思いますので、もう少し、
お付き合いください。
3) 分離する
一つの作品を、幾つかに分離し、各々一つの作品に、仕上げる。
又は、分離した物同士を、違う位置で接着し、新しい形の作品を作る。
① 花瓶などを、縦に二等分し、割った部分に、板状の土を貼り付け、壁に掛ける作品、2個に
仕上げる。
又、二分割(又は、多分割)した物を、背中同士接着し、横にして、容器を作る。
(大きい方が容器に、小さい方を、足(脚)にする。)
② 筒状に引き上げた作品を、縦に割り、足を付けて、器に仕上げる。
筒の形、太さなどによって、分割数を増やし、深さの浅い器を数個作る。
(利点は、複雑な形の器が、同時に多数出来る事です。)
③ 小重箱を作る。
筒状に引き上げた作品を、そのまま又は、変形した後、横方向に任意の厚さで、数個に分割し、
各々に、底を付けて、一体感のある、作品に仕上げる。
同様にして、蓋付きの容器を作る事も出来ます。
④ 作品の一部を切り取る。切り取った部分を更に変形させると、より効果的です。
(切り取った部分を、別の場所に貼り付けても良い)
引き千切る。(口縁などを、指先で引き千切り、凸凹状態を造りだす。)
⑤ その他、上記は、ほんの1例です。
分割の仕方を、色々工夫し、新しい形に挑戦してください。
(縦、横、斜め、輪切り、一部分割などの方法、及びその組み合わせ)
4) 集合(組み合わせる)
分離とは逆に、幾つかの作品や、部品を集めて、新たな作品に仕上げます。
(例として、急須を思い浮かべて下さい。数個の部品を造り、組み立てます。)
① 電動ろくろは、丸い物(円形)を作るのは、得意ですが、その他の形は、苦手です。
それ故、形も単調になりがちです。
そこで、「ろくろ」で部品(パーツ)を造り、それを組み立て(貼り付け)て、
新しい形の作品に、仕上げます。
② 手捻りで作った物と、「ろくろ」作った物を組み合わせて、新しい作品を、造り出す。
③ 作品の内外の表面に、別の土(色土)や小石、砂、「ハゼ石」などを、埋め込む(塗りこむ)
事により、作品の表情に変化をもたらします。
④ その他、色々挑戦してください。
次回に続きます。
陶芸の新しい形
この様な記事が、皆様のお役に立つのか、不安に思いながら、書いております。
尚、この発想方法は、陶芸に限らず、色々な場面でも、お役に立つと思いますので、もう少し、
お付き合いください。
3) 分離する
一つの作品を、幾つかに分離し、各々一つの作品に、仕上げる。
又は、分離した物同士を、違う位置で接着し、新しい形の作品を作る。
① 花瓶などを、縦に二等分し、割った部分に、板状の土を貼り付け、壁に掛ける作品、2個に
仕上げる。
又、二分割(又は、多分割)した物を、背中同士接着し、横にして、容器を作る。
(大きい方が容器に、小さい方を、足(脚)にする。)
② 筒状に引き上げた作品を、縦に割り、足を付けて、器に仕上げる。
筒の形、太さなどによって、分割数を増やし、深さの浅い器を数個作る。
(利点は、複雑な形の器が、同時に多数出来る事です。)
③ 小重箱を作る。
筒状に引き上げた作品を、そのまま又は、変形した後、横方向に任意の厚さで、数個に分割し、
各々に、底を付けて、一体感のある、作品に仕上げる。
同様にして、蓋付きの容器を作る事も出来ます。
④ 作品の一部を切り取る。切り取った部分を更に変形させると、より効果的です。
(切り取った部分を、別の場所に貼り付けても良い)
引き千切る。(口縁などを、指先で引き千切り、凸凹状態を造りだす。)
⑤ その他、上記は、ほんの1例です。
分割の仕方を、色々工夫し、新しい形に挑戦してください。
(縦、横、斜め、輪切り、一部分割などの方法、及びその組み合わせ)
4) 集合(組み合わせる)
分離とは逆に、幾つかの作品や、部品を集めて、新たな作品に仕上げます。
(例として、急須を思い浮かべて下さい。数個の部品を造り、組み立てます。)
① 電動ろくろは、丸い物(円形)を作るのは、得意ですが、その他の形は、苦手です。
それ故、形も単調になりがちです。
そこで、「ろくろ」で部品(パーツ)を造り、それを組み立て(貼り付け)て、
新しい形の作品に、仕上げます。
② 手捻りで作った物と、「ろくろ」作った物を組み合わせて、新しい作品を、造り出す。
③ 作品の内外の表面に、別の土(色土)や小石、砂、「ハゼ石」などを、埋め込む(塗りこむ)
事により、作品の表情に変化をもたらします。
④ その他、色々挑戦してください。
次回に続きます。
陶芸の新しい形