教程を通して、生徒さん達に、陶芸技術を教授すると伴に、指導する立場の人も、生徒さんの性格、
性質を推し量り、以後の指導に役立てます。
人の性質は千差万別です。習う上で重要なのは、指導方法は勿論ですが、指導者との相性です。
相性が合わないと、何事も長続きしません。それ故、其の人を知らなければ成りません。
性質の分類
① 自立心が強い人: なるべく自分一人で作りたい方
・ 指導者が手を出すのを、極端に嫌う人 (特に男性に多い)
ある程度出来る様に成った人なら、大歓迎ですが、未熟な状態でも嫌う人も多いです。
・ 失敗しても良いから、自分なりにやりたい人です。
自己流に成りがちですが、これも悪くは有りません。
② 指導者に頼りがちな人: 失敗を恐れる人、 自分から積極的に手を出さない人
・ 良く言えば慎重、悪く言えば指示待ちです。(女性に多いタイプです)
・ 自信が出てくれば、若干積極的になりますが、大きく替わる事は少ないです。
③ 人の話を聞かない人: 何度も同じ注意を受ける人。
・ 注意を素直に受ける人
・ 注意すると、不機嫌になる人 (この様な人には、気を付けて注意します)
④ 理解力のある人: 一つの事を学習すると、その応用が出来る人
・ 飲み込みの速い人で、作業も比較的早いです。
・ 手が速く、作品も速く作れる人です。上達も速いです。
⑤ 前もって、作る作品の大きさ形などを、決めて来る人(準備する人)
・ 湯呑みにも色々な形、大きさがあります。
(教程1でもある程度、生徒さんの希望を聞きます。)
・ 作る直前まで、決まらない人も多いです。
⑥ 細かい所を気にする人:制作途中で、細かい事を気にし過ぎる人
・ 私から見ると、どうでも良い事に見えるのですが、本人はしきりに気にします。
・ 逆に気を使うべき所を、ないがしろにしている場合が多いです。
・ 反対に、大雑把な人もいます。この様な人には、何処がポイントかを、指摘します。
・ 丁寧すぎて時間が掛かり、土が水を吸って、腰が無くなるってしまう人もいます。
⑦ その他、指導しながら、気が付く事も多いです。
以上様な事を、指導しながら、読み取ります。
そして、なるべく生徒さんの性格に合わせて、指導を心がけます。
初めての教程を習う場合、言われた事を「こなす」が精一杯です。 良く理解しない内に、
終わってしまった、と感じる様です。
そして、教程1では、出来るだけ3個を作らせます。三回繰り返す事により、よりその人の
人なりを見る事が出来ます。
尚 私の経験から、理解の速い人、手が速い(器用な人)、陶芸のセンスが有りそうな人が、
長続きしない傾向に有ります。むしろ不器用人、慎重な人、反応が鈍い人の方が、
長続きする傾向にあります。
性質を推し量り、以後の指導に役立てます。
人の性質は千差万別です。習う上で重要なのは、指導方法は勿論ですが、指導者との相性です。
相性が合わないと、何事も長続きしません。それ故、其の人を知らなければ成りません。
性質の分類
① 自立心が強い人: なるべく自分一人で作りたい方
・ 指導者が手を出すのを、極端に嫌う人 (特に男性に多い)
ある程度出来る様に成った人なら、大歓迎ですが、未熟な状態でも嫌う人も多いです。
・ 失敗しても良いから、自分なりにやりたい人です。
自己流に成りがちですが、これも悪くは有りません。
② 指導者に頼りがちな人: 失敗を恐れる人、 自分から積極的に手を出さない人
・ 良く言えば慎重、悪く言えば指示待ちです。(女性に多いタイプです)
・ 自信が出てくれば、若干積極的になりますが、大きく替わる事は少ないです。
③ 人の話を聞かない人: 何度も同じ注意を受ける人。
・ 注意を素直に受ける人
・ 注意すると、不機嫌になる人 (この様な人には、気を付けて注意します)
④ 理解力のある人: 一つの事を学習すると、その応用が出来る人
・ 飲み込みの速い人で、作業も比較的早いです。
・ 手が速く、作品も速く作れる人です。上達も速いです。
⑤ 前もって、作る作品の大きさ形などを、決めて来る人(準備する人)
・ 湯呑みにも色々な形、大きさがあります。
(教程1でもある程度、生徒さんの希望を聞きます。)
・ 作る直前まで、決まらない人も多いです。
⑥ 細かい所を気にする人:制作途中で、細かい事を気にし過ぎる人
・ 私から見ると、どうでも良い事に見えるのですが、本人はしきりに気にします。
・ 逆に気を使うべき所を、ないがしろにしている場合が多いです。
・ 反対に、大雑把な人もいます。この様な人には、何処がポイントかを、指摘します。
・ 丁寧すぎて時間が掛かり、土が水を吸って、腰が無くなるってしまう人もいます。
⑦ その他、指導しながら、気が付く事も多いです。
以上様な事を、指導しながら、読み取ります。
そして、なるべく生徒さんの性格に合わせて、指導を心がけます。
初めての教程を習う場合、言われた事を「こなす」が精一杯です。 良く理解しない内に、
終わってしまった、と感じる様です。
そして、教程1では、出来るだけ3個を作らせます。三回繰り返す事により、よりその人の
人なりを見る事が出来ます。
尚 私の経験から、理解の速い人、手が速い(器用な人)、陶芸のセンスが有りそうな人が、
長続きしない傾向に有ります。むしろ不器用人、慎重な人、反応が鈍い人の方が、
長続きする傾向にあります。